キャロリン。の日記

いつも、熱く、楽しく、全速力で、生きること。

父の教へ〜日本が廃れる

2024年08月11日 | 至福
私の父は平成31年(令和元年、2019年)の2月に亡くなりました。

生前、幼少の頃から、父とは犬猿の仲でした。
それでも、今、父の教へを父の生涯の記録を残したいと思います。

幼少の頃、
群馬県渋川市という榛名山、赤城山、白根山、浅間山、片品などの山間の田園風景の続く農村地帯でも、
農家が減少し、サラリーマン家庭が増加するに従い、離婚する家庭もちらほら見受けられるようになって来ました。
そんな状況をいつも
「『嫌だったら、帰ってくればいい。
なんて言う親が増えているから日本が廃れるんだ。」
と、憂い、怒っていました。

なので、結婚後1ヶ月もしないうちに、義父母に三行半を言い渡されて、出て行くように突き返された時も
家に戻る訳にはいかないと思いました。
が、当時、結婚した時、蓋を開いてみたら、クレジットローン地獄に陥っていた夫の借金を返済し、所持金の無い私は、無理を承知で実家の敷居を跨ぐのです。

案の定、父からは
「嫁したもの二度と実家の敷居を跨いではならぬ。嫁というものは、カラスが白いと言われてもハイと言うものですよ。よしんば殺されそうになったら、殺されてから帰って来なさい。お骨を引き取りに行ってあげます。」
と言われて、追い出されます。

その時に、一緒に聞いていた祖父が、
「だから、言っただろう。娘を嫁に出すのに、相手の家柄を考えたら親が反対すべきだと。」
と言ってくれるのです。
そこで、でも、私は、
「おじいちゃん、結婚するのは相手であって、家じゃないから大丈夫って言ったのは私だから。自分の責任なんだよ。」
と私は言いました。

今、日本の社会で、この考え方は受け入れ難いものがある気がしますが、
混沌とした現在、だからこそ、今、大切にすべきなのではないかと思うのです。

ご縁をいただいて固めの杯を交わしたのです。
覚悟を持って相手を受け入れて、嫁ぐことの大切さを今こそ伝えたいのです。生涯を添い遂げることの大切さを伝え、継承せねばならないと感じています。

父を亡くして、ようやく私は父の偉大さに気がついたのです。
そして、父の娘に生まれたことを誇りに思う今日この頃、父や祖父、祖母などから学んだ日本人の魂、大和心のようなものを文字に残しておきたいと思います。



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