☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

菊花賞の法則3

2012-10-20 21:10:44 | 長距離血統の法則
ダービー馬ディープブリランテが故障で回避し、ゴールドシップ「一強」となってしまった今年の菊花賞。
単勝1倍台の圧倒的1番人気で、1枠1番。その葦毛の馬体からは1枠の白を連想させ、「葦毛伝説第四章」の始まりを予感させる。タマモクロス、オグリキャップ、そしてメジラマックイーンに続く葦毛伝説を継承するのか。個人的には、ビワハヤヒデが第四章だと思っているので、ゴールドシップは第五章と思うのだが。

それはさておき、競馬には絶対はないことは絶対に忘れてはいけない。
あのオルフェーブルだって、負けるのだ。
「一強」になることにより、ウチパク自身も目標がいなくなり乗りづらくなっただろうし、他の騎手達も未知の距離3000mで一発かましてやろうと腕を撫している。
そういえば、この雰囲気は今年の春天に似てはいまいか。
圧倒的1番人気のオルフェーブルが後方待機に構えたお蔭で、他の馬も動くに動けず金縛り状態。結果、波乱を演出したのは先行し3角から捲りに出たビートブラック。
「展開は全てを凌駕する」ことも、絶対に忘れてはならない。

これだけ一本被りだと、ゴールドシップの2着付にした馬単で高配当がズラリと並んでいて涎が垂れそうだ。
馬券圏外から消えることも視野に入れて、重箱の隅をつついてみる。

■前走■*過去10年
神戸新聞杯:8-6-6-46
セントライ記念:0-2-2-38
京都大賞典:0-1-0-0
札幌記念:0-1-0-2
九十九里特別(1000万):1-0-0-3
野分特別(1000万):1-0-0-1

みなさんご存じの通り、前走神戸新聞杯組が圧倒的に優勢。ただし、神戸新聞杯優勝馬は05年ディープインパクト、11年オルフェーヴルの2頭しかいないのも、ご承知のとおり。
<神戸新聞杯優勝馬の菊花用での成績:2-2-0-3
02年シンボリクリスエス…不出走
03年ゼンノロブロイ…4着
04年キングカメハメハ…4着⇒不出走
05年ディープインパクト…1着
06年ドリームパスポート…2着
07年ドリームジャーニー…5着
08年ディープスカイ…不出走
09年イコピコ…4着
10年ローズキングダム…2着
11年オルフェーヴル…1着
12年ゴールドシップ…?
神戸新聞杯⇒菊花賞を連勝するには、他を圧倒するほどの強さを備えた三冠馬でないと、無理ということなのだろうか。

■人気■*過去24年
%は左から勝率、連対率、複勝率の順
1番人気: 7- 4- 3-10 29.2% 45.8% 58.3%
2番人気: 3- 5- 3-13 12.5% 33.3% 45.8%
3番人気: 5- 1- 7-11 20.8% 25.0% 54.2%
合計  :15-10-34-34 20.8% 34.7% 52.8%
1~3番の上位人気は、勝率で20%、連対率で35%、複勝率で50%と、全幅の信頼は置けない。
もともと信頼が置けない上位人気であるが、3歳馬のJCへの出走を促進させるために菊花賞が10月末に移行された00年以降から、その成績がガクッと落ちているのだ。
<88年~99年>
1番人気: 4-3-1- 4 33.3% 58.3% 66.7%
2番人気: 2-3-3- 4 16.7% 41.7% 66.7%
3番人気: 5-0-2- 5 41.7% 41.7% 58.3%
合計  :11-6-6-13 30.6% 47.2% 63.9%

<00年~11年>
1番人気: 3-1-2- 6 25.0% 33.3% 50.0%
2番人気: 1-2-0- 9  8.3% 25.0% 25.0%
3番人気: 0-1-5- 6  0.0%  8.3% 50.0%
合計  : 4-4-7-21 11.1% 22.2% 41.7%

3番人気の落ち込みが激しいが、1~3番人気いずれも88年~99年に比べると、全ての率が落ちている。1番人気は勝率で約8ポイント、連対率で25ポイント、複勝率では約17ポイントの落ち込みである。
菊花賞が前倒しになったことで、本番前の調整を難しくしているのかもしれない。

■人気~オカルト■
それほど信頼は置けない1番人気であるが、オカルト的な秋華賞との関連性がある。
それは、「秋華賞で1番人気が勝つか三冠馬が誕生した年は、菊花賞の1番人気は勝てない」というもの。

97年
秋華賞1着メジロドーベル(1番人気)
⇒菊花賞1番人気シルクジャスティス(5着)/1着マチカネフクキタル(3番人気)

01年
秋華賞1着テイエムオーシャン(1番人気)
⇒菊花賞1番人気ジャングルポケット(4着)/1着マンハッタンカフェ(6番人気)

02年
秋華賞1着ファインモーション(1番人気)
⇒菊花賞1番人気ノーリーズン(落馬)/1着ヒシミラクル(10番人気)

03年
秋華賞1着スティルインラブ(2番人気/三冠達成)
⇒菊花賞1番人気ネオユニヴァース(3着)/1着ザッツザプレンティ(5番人気)

10年
秋華賞1着アパパネ(1番人気/三冠達成)
⇒菊花賞1番人気ローズキングダム(2着)/1着ビッグウィーク(7番人気)

今年の秋華賞は1番人気のジェンティルドンナが1着になり、史上4頭目の牝馬三冠を達成した。
果たしてゴールドシップの運命は如何に?

富士Sの法則【結果】

2012-10-20 19:26:26 | 府中の法則
【結果】
△クラレント…1着(5番人気)単勝1、100円 複勝420円
△セイクレッドレーヴ…10着(8番人気)
△フラガラッハ…14着(4番人気)

■血統傾向更新■

父SS系は勝ち切れないと思い込んでいたが、それを嘲笑うかのように父SS系が1~3着を独占。
1着はダンスインザダーク産駒のクラレントで、同産駒は2勝目。
2着には、過去5年で一度も馬券になったことがない1~3番人気の3歳馬なので、見切っていたファイナルフォーム。
そして、3着には12番人気のヒットジャポットが入ったが、これはコース傾向を根拠にすれば拾えた馬。

■コース傾向更新■

ヒットジャポットの父フジキセキは、本番前にも3着になっていた。これでフジキセキは3着3回となった。
また、クラレントの母父ダンシングブレーヴも、傾向に出ているリファール系。

ところで、3歳馬がワン・ツーを決めたわけだが、クラレントが1着になり、NHKマイルC出走馬18頭中11頭が馬券対象になった。
<2012年~NHKマイルC>
1着カレンブラックヒル…毎日王冠(G2)1着
2着アルフレード…休養中
3着クラレント…富士S(G3)1着←NEW!!
4着オリービン…ポートアイランドS(OP)1着
5着セイクレッドレーヴ…(エプソムC(G3)4着)
6着ジャスタウェイ…毎日王冠(G2)2着
7着ハナズゴール
8着レオアクティヴ…京成杯AH(G3)1着
9着ガンジス…ベルセウスS(OP)1着
10着ブライトライン
11着レオンビスティ…UHB賞(OP)2着
12着ネオヴァンクル
13着サドンストーム…(セントウルS(G2)5着)
14着マイネルロブスト
15着メジャーアスリート
16着モンストール
中止シゲルスダチ…北九州記念(G3)2着
失格マントシャスタ…神戸新聞杯(G2)3着

NHKマイルC最強伝説は続くのか?乞うご期待!!
そういえば、アルフレードは復帰できるんだろうか?

=おしまい=

いちょうSの法則【結果】

2012-10-20 19:06:46 | ダービー馬を探せ!2013
【結果】
◎フラムドグロワール…1着(2番人気)単勝440円 複勝150円
△サトノノブレス…2着(1番人気)複勝130円
△ポップアップハート…9着(4番人気)
△コスモシルバード…8着(6番人気)
△マンボネフュー…14着(3番人気)

最強厩舎の若大将が見事1着!おめでとうございます♪
三連単は獲れなかったものの、馬単の裏目千両は頂きました。ありがとうございます♪

■コース傾向更新~4回東京芝1800m■

トニービンに注目したまではよかったが、3着の母父もトニービンとはラインが異なるうものの、同じグレイソブリン系だった。痛恨の見落とし。三連単4万は獲れてたのになあ。

これで、フラムドグロワールは堂々のオープン入りで、クラシックへ向けてローテが組みやすくなった。
次は東スポ杯2歳Sか?それとも朝日杯FS?

=おしまい=

富士Sの法則

2012-10-20 14:47:04 | 府中の法則
■血統傾向■

過去9年で父SS系は【4-3-3】と、そこそこ活躍しているものの絶対的存在ではない。
全体的にニジンスキー、ノーザンテースト、ダンチヒ、サドラーズウェルズ系などのノーザンダンサー系が目につく。他では、【0-2-1】のトニービン・ジャングルポケット親子。
基本的には、父が非SS系を頭に据えたいところ。

■コース傾向■

先週までの8レースで、父SS系は【3-3-5】と、ここでも勝ち切れないケースが多く、頭は非SS系か。
中でも【3-1-1】のミスプロ系で、3勝すべては×SSの血統構成である。
他では、レースの血統傾向同様に【1-1-2】のトニービン・ジャングルポケット親子。

△15フラガラッハ…デュランダル×トニービン
父がSS系というのが気に入らないが、出走馬中唯一のトニービン系を持っている馬。

■年齢■

3歳:1-0-4-29
4歳:2-1-2-12
5歳:4-5-1-29
6歳:0-3-1-30
7上:2-0-1-27
着度数なら5歳馬、率ならば4歳と5歳馬。

■人気■

1番人気【2-0-2-5】、2番人気【2-2-0-5】、3番人気【1-0-0-8】と、上位人気はアテにしづらく、二桁人気の馬も【1-3-2-67】と6頭が馬券になっており、どこからでも入れる。

ここ2年連続で3着に入っている3歳馬であるが、1番人気の3歳馬は09年レッドスパーダ(15着)、10年リルダヴァル(4着)と、いずれも馬券圏外に飛んでいる。
また、中10週以上の1~3番人気は過去5年で、一度も馬券になったことがない。

■前走■

京成杯AH【3-3-1-19】、ポートアイランドS【2-1-2-17】が中心で、春以来の休養明けの馬は不振傾向にある。

■NHKマイルC最強伝説■
今年のNHKマイルCは、スローペースでレベルが低いと云われているが、ところがどっこい、その後の古馬混合戦でもNHKに出走した馬が結構馬券になっていて、実はレベルが高い(かもしれない)。
<2012年~NHKマイルC>
1着カレンブラックヒル…毎日王冠(G2)1着
2着アルフレード…休養中
3着クラレント
4着オリービン…ポートアイランドS(OP)1着
5着セイクレッドレーヴ…(エプソムC(G3)4着)
6着ジャスタウェイ…毎日王冠(G2)2着
7着ハナズゴール
8着レオアクティヴ…京成杯AH(G3)1着
9着ガンジス…ベルセウスS(OP)1着
10着ブライトライン
11着レオンビスティ…UHB賞(OP)2着
12着ネオヴァンクル
13着サドンストーム…(セントウルS(G2)5着)
14着マイネルロブスト
15着メジャーアスリート
16着モンストール
中止シゲルスダチ…北九州記念(G3)2着
失格マントシャスタ…神戸新聞杯(G2)3着

出走馬18頭中、競争中止、失格の2頭を含めて馬券になったのは8頭おり、馬券にならずも掲示板を確保した馬が2頭いるように、NHKマイルCに出走した馬ならば、下位の馬にも注意が必要。

△7セイクレッドレーヴ…アドマイヤムーン×BT
△18クラレント…ダンスインザダーク…ダンシングブレーヴ

前者はNHK5着、後者は3着。

本命を決めきれないので、ここは見ということで。

いちょうSの法則

2012-10-20 11:21:50 | ダービー馬を探せ!2013
リクエストにお応えして、いちょうSの血統傾向を調べようと思いましたが、今年から1800mに変更されたようで、過去の血統傾向は使えない。
よって、今開催の芝1800mのコース傾向を。
■コース傾向~4回東京芝1800m■

先週までの7レース中、父SS系は【1-2-4】と不振。
目につくのは【2-1-0】のシンボリクリスエスと父、母父で各1勝のBTのロベルト系と【0-2-2】のキングマンボ系。
SS系の中では2着2回のハーツクライ。
あとは、【1-1-0】のグレイソブリン系とヴァイスリージェント系、【1-1-1】のサドラーズウェルズ系。

てっきり、最強厩舎の期待の星「プリっ子」のタダ貰いかと思いきや、結構メンバーが揃った感じだが。
◎6フラムドグロワール…ダイワメジャー×BT
父も母父もG1馬。血の良さなら目下1番人気のサトノノブレスと引けは取らない。
上記のように父SS系は勝ち切れないが、唯一の勝利が毎日王冠のカレンブラックヒルの父ダイワメジャーで、BTは父、母父合計で2勝をあげている。ここはクラシック戦線に乗るためには、絶対に負けられない一戦。

相手探し。
△3サトノノブレス…ディープインパクト×トニービン
△10ポップアップハート…ジャングルポケット×アフリート

グレイソブリン系のトニービン・ジャンポケ親子が拠り所。

△11コスモシルバード…スウェプトオーヴァーボード×ダンスインザダーク
△15マンボネフュー…バゴ×ストームキャット

全体的にダート血統が目立つので、ミスプロ系とストームバード系を持つ馬をピックアップ。