■血統傾向■
馬場改修となった03年以降の過去9年で、父SS系は【4-8-4】と活躍は見せているものの、勝ち切れないイメージだが、さらに二代目SS系に限定すると【1-5-2】と、ますます勝ち切れない傾向が強まる。
SS系の中で複数回馬券になっているのは、アグネスタキオン【0-2-1】、ダンスインザダーク【0-2-0】、ゼンノロブロイ【0-1-1】の3頭。なお、ロブロイの成績はペルーサ1頭によるもので、他の2頭は、異なった馬による成績である。
SS系以外の父系では、【2-0-4】のトニービン系と【2-0-2】ロベルト系。
トニービン系の成績のうち1勝3着1回はカンパニー(父ミラクルアドマイヤ)によるもの。
また、ロベルト系の内訳は、クリスエス系1勝、BT系1勝3着1回、グラスワンダー2着、3着各1回で、BT系の成績はウオッカ一頭によるものである。
母父で目立つのが、ノーザンダンサー大系統。
なかでも、母父ノーザンテースト系【3-1-1】と母父ニジンスキー系【1-1-2】は要注意。
■秋天御用達血統■
血統傾向~過去24年(02年中山開催含む)
SS系を無視するわけにはいかないが、それよりも注目したいのがノーザンテースト系とグレイソブリン系。
<ノーザンテースト系>
上記のように、ノーザンテースト系(以下、NT系)は、過去9年では母父で【3-1-1】だが、88年以降の府中開催の過去23年だと父で【0-1-3】、母父で【5-3-2】と、昔から活躍していることが分かる。
★父、母父NT系保有馬★
88年3着レジェンドテイオー(父NT)
89年3着、90年2着メジロアルダン(父アスワン)
91年3着カミノクレッセ(アンバーシャダイ)
92年1着レッツゴーターキン(母父NT)
92年2着ムービースター(母父NT)
95年1着サクラチトセオー(母父NT)
97年1着エアグルーヴ(母父NT)
00年3着トゥナンテ(母父NT)
06年1着ダイワメジャー(母父NT)
07年3着、09年1着カンパニー(母父NT)
08年2着ダイワスカーレット(母父NT)
11年1着トーセンジョーダン(母父NT)
NT系の活躍はこれだけではない。
昨年、水上学氏が指摘し、三連単20万馬券をぶち当てたように、字面で見えるだけではなく三代以内にNT系を内包している馬、というのがキモ。
★NT系内包馬★
98年、99年2着ステイゴールド(母母父NT)
99年3着エアジハード(母母父NT)
02年2着ナリタトップロード(父母父NT)*中山開催
03年2着ツルマルボーイ(母父母父NT)*四代以内
04年3着アドマイヤグルーヴ(母母父NT)
09年2着スクリーンヒーロー(母母父NT)
10年3着アーネストリー(母母父NT)
<グレイソブリン系>
NT系と並んで、外せないのがトニービンをはじめとするグレイソブリン系(以下、GS系)。
府中開催の過去23年で、父【7-0-3】、母父【0-0-2】と、NT系よりも着度数は劣るものの、勝ち切っているところがよい。さすが、「府中のトニービン」の格言を持つだけのことはある。
★父、母父GS系保有馬★
88年1着タマモクロス(父シービークロス)
91年1着プレクラスニー(父クリスタルパレス)*メジロマックイーン1着入戦⇒18着降着
94年3着ロイスアンドロイス(父トニービン)
95年1着サクラチトセオー(父トニービン)
97年1着エアグルーヴ(父トニービン)
98年1着オフサイドトラップ(父トニービン)*サイレンススズカ競争中止
03年3着テンザンセイザ(父トニービン)
04年3着アドマイヤグルーヴ(母父トニービン)
07年3着、08年1着カンパニー(父ミラクルアドマイヤ)
10年3着アーネストリー(母父トニービン)
11年1着トーセンジョーダン(父ジャングルポケット)
そして、既に勘のいい方はお気づきだと思うが、実は、この秋天ではGS系とNT系を併せ持つ馬が、けっこう活躍しているのである。
サクラチトセオー、エアグルーヴ、ミラクルアドマイヤ、トーセンジョーダンの4頭の血統構成は、いずれもトニービン系×NTで、エアグルーヴの娘アドマイヤグルーヴ、母がトニービン×NTのアーネストリーなど、父、母父だけではなく、GS系とNT系を内包している馬にも注意が必要。
秋天の検討にあたっては、とりあえずSS系は脇に置いておいて、まずはNT系とGS系を持つ馬を探すことから始めましょう。
馬場改修となった03年以降の過去9年で、父SS系は【4-8-4】と活躍は見せているものの、勝ち切れないイメージだが、さらに二代目SS系に限定すると【1-5-2】と、ますます勝ち切れない傾向が強まる。
SS系の中で複数回馬券になっているのは、アグネスタキオン【0-2-1】、ダンスインザダーク【0-2-0】、ゼンノロブロイ【0-1-1】の3頭。なお、ロブロイの成績はペルーサ1頭によるもので、他の2頭は、異なった馬による成績である。
SS系以外の父系では、【2-0-4】のトニービン系と【2-0-2】ロベルト系。
トニービン系の成績のうち1勝3着1回はカンパニー(父ミラクルアドマイヤ)によるもの。
また、ロベルト系の内訳は、クリスエス系1勝、BT系1勝3着1回、グラスワンダー2着、3着各1回で、BT系の成績はウオッカ一頭によるものである。
母父で目立つのが、ノーザンダンサー大系統。
なかでも、母父ノーザンテースト系【3-1-1】と母父ニジンスキー系【1-1-2】は要注意。
■秋天御用達血統■
血統傾向~過去24年(02年中山開催含む)
SS系を無視するわけにはいかないが、それよりも注目したいのがノーザンテースト系とグレイソブリン系。
<ノーザンテースト系>
上記のように、ノーザンテースト系(以下、NT系)は、過去9年では母父で【3-1-1】だが、88年以降の府中開催の過去23年だと父で【0-1-3】、母父で【5-3-2】と、昔から活躍していることが分かる。
★父、母父NT系保有馬★
88年3着レジェンドテイオー(父NT)
89年3着、90年2着メジロアルダン(父アスワン)
91年3着カミノクレッセ(アンバーシャダイ)
92年1着レッツゴーターキン(母父NT)
92年2着ムービースター(母父NT)
95年1着サクラチトセオー(母父NT)
97年1着エアグルーヴ(母父NT)
00年3着トゥナンテ(母父NT)
06年1着ダイワメジャー(母父NT)
07年3着、09年1着カンパニー(母父NT)
08年2着ダイワスカーレット(母父NT)
11年1着トーセンジョーダン(母父NT)
NT系の活躍はこれだけではない。
昨年、水上学氏が指摘し、三連単20万馬券をぶち当てたように、字面で見えるだけではなく三代以内にNT系を内包している馬、というのがキモ。
★NT系内包馬★
98年、99年2着ステイゴールド(母母父NT)
99年3着エアジハード(母母父NT)
02年2着ナリタトップロード(父母父NT)*中山開催
03年2着ツルマルボーイ(母父母父NT)*四代以内
04年3着アドマイヤグルーヴ(母母父NT)
09年2着スクリーンヒーロー(母母父NT)
10年3着アーネストリー(母母父NT)
<グレイソブリン系>
NT系と並んで、外せないのがトニービンをはじめとするグレイソブリン系(以下、GS系)。
府中開催の過去23年で、父【7-0-3】、母父【0-0-2】と、NT系よりも着度数は劣るものの、勝ち切っているところがよい。さすが、「府中のトニービン」の格言を持つだけのことはある。
★父、母父GS系保有馬★
88年1着タマモクロス(父シービークロス)
91年1着プレクラスニー(父クリスタルパレス)*メジロマックイーン1着入戦⇒18着降着
94年3着ロイスアンドロイス(父トニービン)
95年1着サクラチトセオー(父トニービン)
97年1着エアグルーヴ(父トニービン)
98年1着オフサイドトラップ(父トニービン)*サイレンススズカ競争中止
03年3着テンザンセイザ(父トニービン)
04年3着アドマイヤグルーヴ(母父トニービン)
07年3着、08年1着カンパニー(父ミラクルアドマイヤ)
10年3着アーネストリー(母父トニービン)
11年1着トーセンジョーダン(父ジャングルポケット)
そして、既に勘のいい方はお気づきだと思うが、実は、この秋天ではGS系とNT系を併せ持つ馬が、けっこう活躍しているのである。
サクラチトセオー、エアグルーヴ、ミラクルアドマイヤ、トーセンジョーダンの4頭の血統構成は、いずれもトニービン系×NTで、エアグルーヴの娘アドマイヤグルーヴ、母がトニービン×NTのアーネストリーなど、父、母父だけではなく、GS系とNT系を内包している馬にも注意が必要。
秋天の検討にあたっては、とりあえずSS系は脇に置いておいて、まずはNT系とGS系を持つ馬を探すことから始めましょう。
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