血統傾向だけでは、なかなかピントが定まらないので、今回は血統以外の傾向を少々。
尚、データ採集期間は、施行条件が変更となった06年以降の過去4年間。
■性齢■
性別では、牡馬優勢のように見えるが、
昨年を除けば牝馬は毎年必ず1頭が3着以内に入っている。過去4年間の牝馬の出走頭数は16頭なので、3着以内率では18.8%と、僅かながら牡馬のそれ(16.7%)を上回っている。
また、年齢別では3歳~8歳までと幅広いが、
2勝を分け合っている4歳と6歳に注目。
尚、2着が1回ある3歳馬であるが、これまで4頭しか出走していない。
■人気■
1番人気は、一度も3着以内に入ったことがなく、2番人気も2着は2回あるものの勝ちはない。ここは穴から入るべきで、
2勝をあげている4人気、あるいは思い切って2勝3着1回の二桁人気の馬から入る手もある。
■斤量■
範囲は52kg~58kgと広いが、3-1-2の55kgをはじめとする、重くもなく軽くもない斤量がよさそうだ。
また、
過去4年のトップハンデ馬8頭中、3着以内に入ったのは06年3着のリミットレスピッド1頭のみである。
【CBC賞トップハンデ馬の成績】
06年…58kg
3着リミットレスピッド(5人気)
11着ゴールデンキャスト(12人気)
15着プレシャスカフェ(9人気)
07年…58kg
6着ペールギュント(1人気)
12着フサイチリシール(4人気)
08年…57kg
9着トウショウカレッジ(1人気)
09年…56kg(57kgのトレノジュビリーが出走取消となったため、56kgが繰り上がりトップハンデとなる)
4着ソルジャーズソング(2人気)
5着アーバンストリート(1人気)
以上のように、1、2番人気でもトップハンデはスコスコと飛んでおり、人気に関係ナシにトップハンデ馬は切る一手。また、
07年以降の1~3着は全て55kg以下なので、少々乱暴な気がしないでもないが56kg以上を切ってもいいのでは?
■前走■
4つのデータの中で、この前走が一番のポイントとなりそうな気がする。
ハンデ戦のG3だけに、
芝・ダート、距離、格を問わずに前走1着馬、いわゆる「上り馬」が4年連続連対中。
そして、上記同様に条件不問で
前走1400mだった馬が3-1-1と、大活躍。08年3着に入ったテイエムアクションのように、前走がダートでも構わない。
というわけで、血統傾向がイマイチなので、ここはデータ頼りでチャリンと大穴狙いでグリグリと♪
☆ ④グッドキララ…メジロライアン×ウォーニング
☆ ⑤エーブダッチマン…アフリート×ノーザンテースト
☆ ⑮ダッシャーゴーゴー…バクシンオー×ミスワキ
☆ ⑯メリッサ…ホワイトマズル×トニービン
=つづく=