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エプソムの法則2~血統傾向

2010-06-10 00:00:00 | 府中の法則
 父SS系は安田記念と相性が悪いことは有名だが、今週のエプソムカップでも、父SS系が大不振なことは意外に知られていない。

■エプソムカップ血統傾向過去7年■

 馬場改修後の03年以降、父SS系の成績は【1・2・3・33】と、勝ったのは一昨年のサンライズマックス1頭のみ。
 リピーターは、マイネルアムンゼン、グラスボンバー、ヒカルオオゾラの3頭。今年、その権利を持つのは昨年3着のキャプテンベガ。そのキャプテンベガの母父トニービンは、3年連続2着で、母父グレイソブリン系まで広げると4年連続連対中である。登録馬中の母父にグレイソブリン系を持つ馬は次の3頭。

☆ アグネストレジャー…SS×トニービン
☆ キャプテンベガ…SS×トニービン
☆ ナイアガラ…ファンタスティックライト(レッドゴッド系)×ハイエストオナー

 それよりも、注目すべきは目下2連勝中のSS×リファール系の血統構成の馬
☆ サンライズマックス…ステイゴールド×ダンシングブレーヴ

 一昨年の覇者なので一応マークはするが、それでは余りにも芸がないし、妙味も感じられない。

☆ シルポート…ホワイトマズル×SS

昨年1着のシンゲンと同じ血統構成。

☆ トウショウウェイヴ…ステイゴールド×ニッポーテイオー

本馬は東京芝での成績が【6・4・1・3】。勝率42.8%、連対率71.4%、3着以内率92.8%と、まさに「府中の申し子」。父SS系は不振なものの、ステイゴールドは一昨年のサンライズマックスと同じであることは心強い。今週で東京もラスト。よって、東京を稼ぎ場としている本馬にとっては、ここがメイチの勝負。勝って秋の東京まで英気を養い、秋は毎日王冠⇒秋天をも視野に入れた青写真。そのためには、ここで賞金加算することが必須条件。仕上に抜かりなどあろうはずがない。

■3回東京芝1800m血統傾向■

 トウショウウェイヴと同じステイゴールド×リファール系(ホワイトマズル)が、日曜日の未勝利戦(4R)で1着に入った。また、母父トニービンは2勝2着1回である。

=つづく=