☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

英ダービー~驚愕の結果!

2010-06-06 01:26:09 | 競馬
 先ほど、英国ダービーが行なわれ、その結果を見て驚いた!
勝ったのは、キングズベスト産駒のWorkforce(ワークフォース)という馬。キングズベストといえば、そう、日本ダービー馬エイシンフラッシュの父である!!

Derby hero Workforce smashes course record

同じ年に日英ダービー同時制覇とは、恐るべしキングマンボ系!しかも、2分31秒3のレコードのおまけ付き。さぞかしキングズベストの種付け料は、UPすることだろう。と同時に、超スローのお蔭と難癖をつけられているエイシンフラッシュの価値もグっと上るはず。もちろん種付け料もね。
☆衝撃のブッチギリ映像はこちらから☆
ちなみに、ヤネは日本でもお馴染みのライアン・ムーア。

 キングマンボ系の凄さはそれだけではない。
日本のクラシックはSS系が中心だが、遠い英国ではサドラーズウェルズ系が主流のようである。今年の英ダービー出走馬13頭中、なんと9頭がサドラー系であった。サドラー系包囲網の中での優勝である。日本に置き換えるなら、SS系だらけの中で優勝したアパパネやエイシンフラッシュのようなものだ。

☆第230回英ダービー出走馬☆
アルジーア…父メダーリアドロ/サドラー系/4戦2勝
アットファーストサイト…父ガリレオ/サドラー系/4戦1勝

アミーア…父モンズン/ブランドフォード系/5戦2勝
ブライトホライズン…父ガリレオ/サドラー系/4戦1勝
ビュレットトレイン…父サドラーズウエルズ/サドラー系/3戦2勝

バズワード…父ピヴォタル/ヌレイエフ系/10戦2勝
コーディネーテッドカット…父モンジュー/サドラー系/4戦2勝
ホットプロスペクト…父モーティヴェーター/サドラー系/5戦1勝
ヤンヴァミーア…父モンジュー/サドラー系/4戦3勝
マイダスタッチ…父ガリレオ/サドラー系/4戦2勝

リワイルディング…父タイガーヒル/ダンチヒ系/4戦2勝
テッドスブリード…父ビートホロー/サドラー系/4戦2勝
ワークフォース…父キングズベスト/キングマンボ系/2戦1勝

ちなみに、ワークフォースの母父もサドラーズウェルズである。
Workforce…King's Best×Sadler’s Wells

そして、この血統構成は字面的にはエルコンドルパサー(キングマンボ×サドラーズウェルズ)と同じである。そのエルコンは、NHKマイルC1着、JC1着のあと、フランスに渡り凱旋門賞は惜しくも2着だったが、G1を4戦2勝2着2回の成績を残した。このことから、この配合は日本での軽い馬場も欧州の思い芝もこなせると推測できる。それを裏付けるためにも、ワークフォースには、是非ともJCに出走して貰いたい。
 日本ではいまだSS系、英国ではサドラー系が全盛の中、日英でダービーを制覇したある意味、異端のキングマンボ系。その活躍は、キングマンボ系時代の到来を告げているような気がしてならない。
 というわけで、今年あたりは、SS系じゃなくて、キングマンボ系にも手を出してはいかがですか?最強さんと偶然番長さん?
ダメですか?

=おしまい=



安田の法則5~傾向更新

2010-06-06 01:00:00 | 府中の法則
 キングマンボ系の傾向が出まくっていた先週の東京芝コースだが、土曜日になって一転、新たな傾向が出始めた。
■3回東京5日目芝コース血統傾向■

シンボリクリスエスが2勝2着1回で、シンクリの父クリスエスが母父で2着2回。次に気になるのが、フェアリーキング系とストームバード系。

■2回/3回東京芝1600m血統傾向■

 シンクリとフェアリーキングは、芝1600mでは前開催から活躍していたことがわかる。
また、父SS系は今開催1勝のみで、昨日の芝コース全体では1勝もあげていない。他にもトニービンや1勝2着1回のバクシンオーも気になるところなので、本番前の2鞍の結果を待ってから決めたいのだが…

■安田記念血統傾向過去7年■

◎ ⑯サンカルロ…シンクリ×クラフティプロスペクター
 シンクリは、キンカメと並び府中のマイルは走ることは知られているが、これまでのところ府中のマイル重賞では3着以内には一度もないのが気にはなるのだが。ちなみに、母父は、03年1着のアグネスデジタルの父である。

◎ ⑫ライブコンサート…シングスピール×キングマンボ
 シンクリ同様に傾向に出ているフェアリーキングだが、残念ながら同系統を持つ馬は出走馬中には一頭もいない。では、なぜ本馬なのか?それは、フェアリーキングの1歳上の全兄がサドラーズウェルズだからに他ならない。サドラー系を持つ馬は本馬のみ。さらには、父シングスピールは、03年3着のローエングリーン、05年1着、06年2着のアサクサデンエンの父である。そして、母父のキングマンボについては、先週の同系統の活躍が記憶に新しい。
ここは、サンカルロと同等評価で2頭軸でグリグリと。

△ ⑱エーシンフォワード…フォレストワイルドキャット×キュアザブルース
父はストームバード系。
△ ③アブソリュート…タニギム×SS
鉄砲走る宗像厩舎。得意の府中ならば仕上に抜かりはあるまい。
△ ⑥ファリダット…キングマンボ×SS
父キングマンボに期待。
△ ④フェローシップ…オライリー×ダンザライオン
当初は、父トライマイベスト×母父ダンチヒ系という、安田記念の血統傾向に合うこの馬を◎にしようかと思ったが、ちょっと穴人気になり過ぎだし、8歳上は過去10年で3着以内は一度もないということも引っ掛かる。また、ここにきてのG1戦での好成績も人気を上げている根拠の一つだろうが、よくよく見てみると、その相手はエイブルワンとグッドババ。前者は07年12着、後者は07年は7着とソコソコにきたが、08年は17着惨敗。年齢的な衰えが見える両馬に、遅れを取っているようじゃあ◎は打てない。ビューティーフラッシュもまた然り。
△ ⑭マルカフェニックス…ダンスインザダーク×ミスワキ
SS系軽視といいつつも、ダンス産駒は04年1着のツルマルボーイ、07年3着のジョリーダンスがいるので。

写真を見る限りでは、マイルもこなせそうだけどなあ。でも、現実にはマイル以上では連対なし!

=つづく=