宝塚の法則7～道悪の鬼

　本日の阪神は、今の所、芝もダートも不良発表。回復したとしても良は望めそうにもない。となると、これまでの検討は全て白紙に戻さなければならない。道悪の場合は、なんといっても道悪適性が最優先されるのだ。

☆　⑫メイショウベルーガ…フレンチデピュティ×サドラーズウェルズ
自身も不良馬場で１勝をあげているが、フレンチデピュティをはじめヴァイスリージェント系は総じて道悪が巧い。重馬場で行なわれた０８年の宝塚記念の１着はフレンチ産駒のエイシンデピュティである。過去２０年で７勝をあげている６枠というのもいい感じ♪

そして、忘れちゃいけないのが雨のライアン！！
☆　⑭マキハタサイボーグ…メジロブライト×ノーザンアンサー
メジロライアン自身は、不良馬場の弥生賞、重馬場の京都新聞杯を制し、重馬場の菊花賞で３着。そして、ラストランとなった９２年重馬場の日経賞で１着になり有終の美を飾った。
その仔ブライトは重馬場のステイヤーズＳ、メジロドーベルは同じく重馬場のオークス、府中牝馬Ｓを制した。ライアン親子に限らず、ノーザンテースト系全体は道悪競馬は得意とするところ。現に、重馬場となった昨日、宝塚記念より２００ｍ短いだけで、内回りの芝２０００ｍでは、ノーザンテースト系が大活躍。
■３回阪神芝血統傾向■

９Ｒでは、ノーザンテースト系を父か母父に持つ馬が１～３着を独占した。
目下、最低人気の本馬ではあるが、道悪競馬の時は、その適性が全てに最優先されることを忘れてはいけない。
まずは、チャリンと２頭からの総流し。

＝つづく＝