☆新・史上最強の法則-海外支局☆

☆THE UNRIVALED PRINCIPAL IN THE HISTORY☆

エプソムCの法則3

2016-06-12 14:30:00 | 府中の法則
■コース傾向■

ダービー週から本日の8Rまでのコース傾向。
先週まで続いた父SS系、特にロブロイの流れが途切れ、本日の5Rと8Rでは父ミスプロ系が2連勝を決めた。5Rの新場戦では新種牡馬のルーラーシップが1着、2着になり、8Rでは母父エルコンドルパサーの馬が3着と、キングマンボ系の流れを作り出している。だが、残念ながら出走馬の中に該当馬はいない。ならば、5Rで3着、8Rで2着になったステイゴールドか。奇しくも7枠に仲良く3頭が並んだマイネルミラノ、ナカヤマナイト、ショウナンバッハの同産駒。いずれも人気薄でヒモで押さえておきたいところ。

◎01ラングレー…ディープインパクト×ストームキャット
コース傾向には合致しないが、血統構成は昨年1着馬、2着馬と同じディープ×ストームキャット。
3走前に二度目の1600万を勝ち賞金を上積みし、続くOP初挑戦では昇級初戦にもかかわらず、1番人気に推され見事に期待に応えてみせた。ここで、一旦小休止に入り、前走は3ヶ月ぶりの出走で2着。このローテは明らかにエプソムCを睨んでの一叩きなのは明白。絶好枠の1枠を引き、鞍上も印の捌きには定評のある石橋脩。ここはキッチリと決めて頂こう。

エプソムCの法則2

2016-06-12 12:00:00 | 府中の法則
■牝馬■
前日前売りオッズの1番人気は、なんと牝馬のルージュバック。前走ヴィクトリアM5着の後に選んだのは、阪神の牝馬限定のマーメイドSではなく、牡馬混合の別定のエプソムCの方。マーメイドSだと重いハンデを背負わされるのを嫌ったのは明白。トップハンデは、G1・3勝のメイショウマンボが56kgということを考えると、G1未勝利のルージュが出走していたとしても、56kgかあるいは500gのおまけがついた55.5kgあたりだったはず。しかし、陣営は確勝を期し別定戦で牡馬より2kg斤量が軽くなるエプソムCを選択した。鞍上も前走のワンポイント起用のルメールから、主戦の戸崎に戻した。その戸崎はヴィクトリアMでは、もう一頭のお手馬であるストレイトガールの手綱を取り、見事に勝利に導いた。今度は、ルージュバックで陣営に恩返しといきたい所だろう。
だが、G1無冠のルージュバックにとって、前走のヴィクトリアMこそが悲願達成のメイチの勝負だったはずで、そこからの上積みは見込めない。よくても現状維持が精一杯。しかも、レコード決着の激走後の出走。同レース2着のミッキークイーンは、疲れが取れないことを理由に早々と宝塚記念回避を表明し、同3着のショウナンパンドラは骨折が判明し、休養を余儀なくされた。如何にヴィクトリアMがハードな一戦だったことを物語る。
エプソムCが創設された84年以降の過去31年で、牝馬の優勝はダイナフェアリー(87年)、ソウシンホウジュ(88年)、サマンサトウショウ(90年)、ワコーチカコ(94年)の4頭のみ。03年以降の過去13年では【0-0-0-13】と、一度も馬券になっていない。いくら斤量が有利と言えども、相手は重賞常連の骨っぽい牡馬が相手。ましてや、不利と言われる大外18番枠を引いてしまった。堅い決着が多いエプソムCだが、どうやら今年は荒れそうな雰囲気が漂ってきた。

■出目・枠番・馬番■*03年以降の過去13年(以下同)
<出目>


<枠番>

1枠~4枠:9-6-6- 78/ 99 9% 15% 21%
5枠~8枠:4-7-7-106/124 3%  9% 15%

<馬番>

01番~09番:10-6-6-95/117 9% 14% 19%
10番~18番: 3-7-7-89/106 3%  9% 16%

枠番で見ても、馬番で見ても内枠が有利の傾向がハッキリ出ている。なお、ルージュバックが入った18番は過去13年で一度も馬券になったことがない。

■前走■

新潟大賞典:4-2-4-38/48
マイラーズ:3-2-1-05/11
中日新聞杯:0-1-1-02/04
その他重賞:1-3-2-65/71
OP特別*:4-2-5-59/70
1600万:1-3-1-14/19

前走重賞組からは、新潟大賞典、マイラーズC、中日新聞杯組の三つ。
前走OP特別組では、現在2連勝中を含む【3-0-2-4/9】の都大路S組。
前走1600万下組の馬券になった4頭は、すべて前走1着だった上がり馬。

■前走着順■

1着:5-5-2
2着:2-1-3
3着:1-0-2
4着:1-0-0
5着:0-0-0
6着:1-3-0
7着:0-1-0
8着:3-2-1
9着:0-0-1
10下:0-1-4

狙い目は、前走1着馬と前走8着馬。前走10着以下の馬も5頭いるが、3着までが精一杯か。

■前走人気■
もう一つ、前走絡みで面白い傾向が出ているのでご紹介。

1番人気:2-3-4
2番人気:7-2-2
3番人気:0-4-0
4番人気:1-1-0
5番人気:2-0-1
6番人気:0-1-1
7番人気:0-0-0
8番人気:1-0-1
9番人気:0-0-0
10番下:0-2-4

狙い目は、前走2番人気だった馬。


マーメイドSの法則2

2016-06-09 00:00:00 | 牝馬の法則
■騎手■

過去10年で、現役騎手で複数回馬券になっているのは、過去6年で3勝をあげている藤岡康。福永と国分恭がそれぞれ【0-1-1】、そして3着2回の酒井学の4名。双子ジョッキーの藤岡と国分だが、どちらも弟が活躍している。

■前走■

ヴィクトリアM:0-2-4-22/28
その他重賞**:2-1-1-29/33
OP特別***:3-2-1-14/20
1600万**:3-3-4-32/42
1000万**:2-2-0-10/14
500万***:0-0-0-04/04

前走重賞組では、ヴィクトリアM組が6頭馬券になっているが、勝馬は出ていない。
OP特別組では、2勝をあげているメイS、2着2回の都大路S。
1600万組では、目下2連勝中を含む2勝3着2回のパールS。
1階級飛び級で参戦してくる1000万組で馬券になった4頭は、当たり前だが前走1着馬。

■出目・枠番・馬番■*06年京都開催を除く過去19年
<出目>


<枠番>

1枠~4枠: 7- 7- 7- 83/104 7% 14% 20%
5枠~8枠:12-12-12-106/142 9% 17% 25%

<馬番>

01番~09番:14-13-12-132/171 8% 16% 23%
10番~16番: 5- 6- 7- 57/ 75 7% 15% 24%

枠番だと外枠優勢だが、馬番で見ると一桁馬番が優勢。これは過去19年でフルゲート16頭になったことが3回しかなく、少頭数で行なわれるケースが多いため、このような逆転現象が起きている。

■逃げ馬を狙え!!■
創設された96年以降の過去20年で、8頭【3-5-0】の逃げ馬が連対している。

<別定戦時代:96年~05年>
00年2着トゥザヴィクトリー(55kg)1番人気
01年2着ヤマカツスズラン(55kg)1番人気
02年1着ヤマカツスズラン(56kg)3番人気
05年1着ダイワルシエーロ(56kg)2番人気

<ハンデ戦時代:06年~15年>
08年2着ピースオブラヴ(52kg)10番人気
09年1着コスモプラチナ(53kg)9番人気
10年2着セラフィックロンプ(53kg)14番人気
13年2着アグネスワルツ(55kg)10番人気

別定戦時代は、1番~3番人気の逃げ馬が連対しているが、ハンデ戦になってからは人気薄の軽量ハンデの馬が4頭連対している。
逃げ馬を見つけることが、波乱のマーメイドSを射止めるための第一歩。

エプソムCの法則

2016-06-08 18:00:00 | 府中の法則
■人気■

過去13年の勝馬の平均人気が2.8、2着の平均人気は2.6と、非常に堅い決着が多いエプソムC。
馬券になった39頭のうち29頭【11-12-6】が4番人気以内の馬。4番人気以内同士で決まった年が11回もあり、大穴狙いは無謀というもの。
西のマーメイドSでは網を広げての万馬券狙い、東のエプソムCでは手堅く一本釣で仕留めるというのが、今週の作戦だ。

■血統傾向■

過去5年で父SS系が10頭【5-3-2】、母父SS系が4頭【0-2-2】と、馬券になった馬15頭中14頭が父か母父にSSの血を持っている。唯一の例外は、13年3着のサンレイレーザーのみ。
SSの血はマストアイテムで、馬券になったSSS系は、ディープインパクト【3-2-1】、ダンスインザダーク【2-0-1】、ハーツクライ【0-1-0】の3頭に限定される。

【登録段階での該当馬】
ディープ産駒:アルバートドック/エキストラエンド/エックスマーク/ヒストリカル/ラングレー
ダンス産駒:該当なし
ハーツ産駒:レコンダイト

■御用達血統■
SS系以外で複数回馬券になっているのは、ニジンスキー【1-1-0】、ストームバード系【1-1-0】、リファール系【1-0-1】、グレイソブリン系【0-0-3】、シーキングザゴールド系【1-0-1】(リピーターのディサイファの母父)の5系統だが、ここに面白い傾向が見出される。
ニジンスキー系、リファール系、グレイソブリン系の3系統は、実は父SS系で馬券になっている3頭の種牡馬の母父であるということ。つまり、ディープの母父はリファール系のアルザオ、ダンスの母父はニジンスキー、ハーツの母父はコジーンとラインは異なるもののグレイソブリン系のトニービンと、この3系統を母父に持つSS系種牡馬が活躍し、その母父の系統もまたエプソムCとの相性の好さを示しているのだ。突き詰めれば、ニジンスキー系、リファール系、グレイソブリン系の3系統を内包する馬。これがエプソムCの御用達血統だ。

というわけで、御用達血統を内包している馬をピックアップしておく。但し、あまり遡り過ぎるとアレもコレも該当してしまいキリがないので、3代以内に限定する。

まず、リファール系内包馬であるが、これは上述のディープ産駒5頭が該当。
次に、ニジンスキー系内包馬は、母父マルゼンスキーのメジロベイリー産駒のアルマディヴァン1頭のみ。
グレイソブリン系は、上述のレコンダイトとジャングルポケット産駒のダービーフィズの2頭。

■セット馬券■
エプソムCには、御用達血統の他にもう一つ面白い傾向がある。
それは、同じ血統、系統あるいは血統構成の馬が、セットで馬券になるクセがあるということ。

<セット馬券>
07年
フレンチデピュティ産駒のエイシンデピュティ、ブライトトゥモロー、サイレントプライドが1着~3着を独占。

09年
SS系×トニービンのヒカルオオゾラ(父マンハッタンカフェ)、キャプテンベガ(父SS)が2着、3着。

12年
ディープ×カーリアンのトーセンレーヴ、ダノンシャークが1着、2着。

13年
1着はリファール系ダンシングブレーヴを母父に持つクラレント、3着にはリファール系ラスカルスズカ産駒のサンレイレーザー。

15年
ディープ産駒のエイシンヒカリ、サトノアラジン、ディサイファが1着~3着を独占。
エイシンヒカリとサトノアラジンの血統構成は、いずれもディープ×ストームキャット。

毎年成立しているわけではないが、ここまでセット馬券が成立しているのは稀。相手選びに迷った時は、自分の本命と同じ血統や血統構成を買うことをお勧めする。そんな中、イチオシなのが昨年ワン・ツーを決めたディープ×ストームキャット。今年は奇しくも同血統構成の馬が2頭登録している。
★メイショウヤタロウ…アグネスタキオン×ストームキャット
★ラングレー…ディープインパクト×ストームキャット

2年連続で同血統構成がワン・ツーを決めれば面白いのだが。

■コース傾向■

Cコース使用となったダービー週以降の4鞍分のコース傾向。
父SS系が【3-2-4】と、エプソムCの血統傾向同様にSS系が絶対的存在。ただし、血統傾向に出ていないゼンノロブロイが【2-1-0】と活躍している。SS系で複数回馬券になっているのは、ロブロイのみ。
また、5月28日の6レースでは母父フレンチデピュティの馬が1着、2着で、6月4日の6レースではSS系×ヌレイエフ系の馬が1着、2着で、4レース中セット馬券が2回成立している。この時期の府中の1800mは、もともとセット馬券が成立しやすいコースなのだろうか?

上記以外で複数回馬券になっているのは、父と母父で2着1回ずつのサドラーズウェルズ系と2レース連続で3着になっている母父グレイソブリン系(父は2頭ともSS系)。

登録馬の血統構成を眺めていると、そんなコース傾向にドンピシャの馬を発見した。
★ステラウインド・・・ゼンノロブロイ×スピニングワールド
母父スピニングワールドはヌレイエフの直仔で、父も母父もコース傾向にピタリと合致する。前走はダート2100mを使われて、先頭から6.7秒差の15着のシンガリ負け。まさか4番人気以内にはならないだろうが、コース傾向からは押さえざるを得ない。

ついでに、人気になりそうなところを一頭をあげておく。
★アルバートドック…ディープインパクト×アンユージュアルヒート
この母父もヌレイエフの直仔。コース傾向では3着1回のディープ産駒だが、そこはエプソムCとの相性の好さでカバーできるはず。

マーメイドSの法則

2016-06-07 00:00:00 | 牝馬の法則
■人気■*過去10年(以下同)

別定戦(96年~05年)の頃は堅い決着が殆んどだったのだが、ハンデ戦(06年~)なってからは波乱の決着が多くなったマーメイドS。

<別定戦時代とハンデ戦時代の比較>
96年~05年:勝馬平均人気2.8/単勝522円/馬連1、136円
06年~15年:勝馬平均人気5.4/単勝2、085円/馬連13、505円

勝馬の単勝平均人気は約2倍、単勝平均配当では約4倍、馬連平均配当では何と約12倍と、荒れに荒れまくっている。
<人気別成績>
5番人気以内:5-4-5-36/50 10% 18% 28%
6番人気以下:5-6-5-75/91  6% 12% 18%
10番人以下:1-4-4-42/51  2% 10% 18%

率で見ると、流石に5番人気以内には敵わないが、着度数では5番人気以内が14回に対して、6番人気以下は16回とほぼ互角。人気は気にせずにどこからでも入れるレース。このようなレースで、本命サイドの馬券を買うのは愚の骨頂。大穴ありきのスタンスで臨むべし。

■斤量■

53kg以下:8-7-7-69/91 9% 17% 24%
54kg以上:2-3-3-42/50 6% 11% 17%
トップハンデ:1-1-2-08/12 8% 17% 33%

荒れる原因になっているのが、人気薄の軽量ハンデ馬の活躍。ハンデ戦の攻略法の一つに、「ハンデは気にせずに実績で買え!」というのがあるのだが、このマーメイドSでは、実績がないあるいは重賞では荷が重そうな馬が、その軽量ハンデを利してバンバン来まくっている。
なお、トップハンデは3頭に1頭は馬券になる計算なので、無理して嫌う必要はない。

■血統傾向■

06年は京都開催なのでオミット。
阪神開催の過去9年で、父SS系は【6-5-7】で中心的存在。複数回馬券になっているのは、ステイゴールド【1-0-2】(3着2回はリピーターのソリッドプラチナムによるもの)、マンハッタンカフェ【1-1-1】、アグネスタキオン【0-2-1】、ディープインパクト【2-1-0】の4頭。
そして、忘れてはいけないのが母父で【2-3-1】のグレイソブリン系だ。内訳は、トニービンが【2-1-1】、コジーンが【0-2-0】。
その他で、複数回馬券になっている(父・母父合計)のは次のとおり。

キングマンボ系:1-1-1
リファール系:1-2-1
ネヴァーベンド系:0-0-3(うち2回はリピーターのソリッドプラチナムによるもの)
BT系:0-2-0
パーソロン系:0-0-2
デヴィルズバッグ系:1-1-0

この中では、13年3着アロマティコ(父キンカメ)、14年1着ディアデラマドレ(父キンカメ)、15年2着マリアライト(母父エルコンドルパサー)と、3年連続で馬券対象になっているキングマンボ系に最注目。ちなみに、昨年3着のパワースポットの父スズカマンボの母父もキングマンボ系だ。


■年齢■

3歳:1-0-0-04/05 20% 20% 20%
4歳:2-2-5-32/41  5% 10% 22%
5歳:5-5-3-53/66  8% 15% 20%
6歳:2-3-1-17/23  9% 22% 26%
7上:0-0-1-05/06  0%  0% 17%

充実の明け4歳が活躍しているかと思いきや、着度数からは5歳、率からは6歳が狙い目となる。