かりおかの実験室

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YouTube自動スキップ装置の改良 -その2-

2021年12月02日 | 製作

この記事には回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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説明しよう!(・_・)b (・_・ )?
YouTube自動スキップ装置"とは、YouTubeの動画再生中「広告をスキップ」が表示された際に、自動的にマウスをクリックさせてスキップさせる自作の装置なのだっ(`_´)/

YouTube自動スキップ装置を改良しました ←click

さて、イチイチとマウスをクリックする手間が省けて便利に使用しているのですが、うまく反応しないときが時々発生していました(._.)ヾ(^_^;)

装置は、モニターに表示される「広告をスキップ」の一部を光センサ(CdS)で直接検知するという大胆な仕組みです。

ところが、スキップ表示にもいろいろあり、薄かったり色が違ったりしてコントラストが微妙なものがあるのです。
(以前からあったのかどうかは不明)


黒-白-黒 の場合はコントラストが明確なので光センサも反応し易いのですが、そうでない場合は、センサの感度調整も微妙になってしまいます。

そこで今回、回路を見直してみました。

以前とは異なり、3つのCdSの感度を個別に調整できるようにし、暗(CdS1)-明(CdS2)と明(CdS2)-暗(CdS3)の2つのANDをコンパレータで判定するようにしました。
これにより、例えば 緑-黄-緑 のような微妙なコントラストでも判別ができるというわけです。
マウスのクリック装置に信号を出すだけになりましたのでリレーを駆動する回路はありません。

CdSを厳選してセンサも作り直しました。

フレームにアクリル板を使い、CdSへの穴の大きさを揃えました。

製作した基板はこんな感じです。


以前よりも細かな感度調整ができ、薄い表示のときでも、モニターの輝度を変えても、幅広く対応させることができるようになりました。(動画撮影は難しいので省略~)


これで広告をスキップさせる手間も更に軽減できることでしょうヽ( ´ー`)ノ (^_^ )


<よもやま話>
この装置では、スキップ表示以外でも、動画再生中にたまたま 暗-明-暗 となるような画面表示があると当然反応してしまいます。
(YouTubeの場合、単に画面をクリックすることになるので一時停止してしまいます。)
また、あまり微妙なコントラストに感度を合わせてしまうと、それだけ誤動作も増えてしまうことになります。
すぐには反応しないように設けた遅延回路も効果的に働いていますが、それでも同じ画像が長く表示された際には反応してしまいます。
といって、遅延時間をあまり長くしてしまっては、なかなかスキップされなくなるので本末転倒になってしまいます。

いっそのこと、一定の明るさだけに反応するように光スイッチ回路を並べてしまおうかとも思いましたが、モニター自体の輝度を変えると感度が変わってしまうため、やはりコントラストを判別する方式の方が良いということになりました。

どれくらいの誤動作を許容できるかは、感度と遅延時間の調整をしながら模索することになりそうです。

CdSは同じ型番でも抵抗値の変化に幅があり、以前の回路ではこの個体差のために感度調整が難しくなっていた気がします。
真っ暗なときは数MΩになるのでどれでも良い感じでしたが、明るい時の差は感度調整への影響が大きくなりますので、いくつか実測して適当な3つを選びました。


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