かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

光学ドライブを修理してみました。

2017年09月28日 | デジタル・インターネット

かりおか製PC光学ドライブなのですが、ボタンを押してもトレーが出てこなくなってしまいました(・ο・)


ボタンを押すと、中でカタッと音がするだけ。

う~む、これは機構部分が何処か引っかかってしまっているような感じだ(「・_・)

分解し、ギヤなど可動する箇所にグリスを塗ったりしましたが効果なし。

原因は、モーターから動力を伝えるゴムベルトでした。


交換できるゴムベルトなど持っていません。
所持していた”O(オー)リング”が丁度よい大きさだったので交換してみたのですが、太すぎてケースと干渉するのでボツ。惜しい。

仕方なく、ひとまず小さな輪ゴムで代用しました。なんとも頼りない感じ(-∀-)г


しかしながらこれだけで復活し、トレーは無事に出てくるようになりました。


しばらく様子見です。

あとで調べてみたら、この手の修理のレポートがたくさんありました。
ベルトが緩くなったのではなく、固くなったりヨゴレたりして滑りやすくなったのが原因だとするものがあり、ベルトを洗い、何か滑り止めになるものを流布したというような対策もありました。なるほどね~。

シリコン系の接着剤を薄く塗ってみるのはどうだろうか。
模型で使うプーリーの動力伝達用のベルトもいいかも。
今度また動かなくなったら実験してみることにしようっ( 'ー')ノ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2018年2月4日(日) 追記 φ(._. )カキカキ
ふつうの輪ゴムは、最初は良かったのですが、しばらくすると時々出てこなくなることがありました。やはグリップがあまかったのかも。
その後、もともとの黒いベルトにシリコーン系の接着税を軽く塗り、乾いてから交換したところ復活しました(^_^)b


 

 

 

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コンデンサを素早く放電させる回路を考えてみました -その2-

2017年09月23日 | 製作

いや~ありがたいことです(´_`)

先日の、コンデンサを素早く放電させる回路の実験について、PNA様からコメントをいただき、何回かやりとりさせていただいたところ、こんな簡単な回路で実現できてしまうことが分かりました。

なんと、オンディレイスイッチの回路に、pnp型トランジスタと抵抗2本を加えただけです。
(整流ダイオードは、実験においてコンデンサからの放電電流がオペアンプ側に流れないように追加しましたが、無くても動きました。)

電源をONすると、オンディレイスイッチとしてリレーが働きます。
電源をOFFしたとき、コンデンサが自らの放電電流でpnpトランジスタをONさせ、一気に放電します。

動作を見てやってください。

何回スイッチを入れ直しても、同じように動作しました(^_^)b

なんということでしょう、こんな簡単なことで解決できてしまうとは・・・アレコレ検討し、やや長編大作気味に書いた以前のブログの内容は何だったのか・・・ちょっとガックリな、かりおかです(×_×;)ナンテコッタ

しかもこの回路、コンデンサから抵抗を通じてループを形成していますから、放っておけば最後まで放電してくれるじゃありませんか。
電源ONの間、1kの抵抗に電流が流れることになるため、以前のサイリスタの回路よりは電力を消費し易いかと思いますが、この部分にLEDを挿入し、電源のパイロットランプとして利用するというアイディアもいただきました。

それにしても、こんな簡単なことで実現できるのに、ネット等の調査で見つけられなったのは何ででしょう?探し方が悪かったのか、それとも、あまり問題にする人がいないのかしらん(´・ω・`)?

このような回路が思いつかないのは、いつもnpn型トランジスタばかりを基本に考えていて、pnp型に慣れ親しんでいないからだと反省です。今回のことで、今さらながらpnp型の使い方とメリットに目からウロコな感じがしました。pnpさん、軽視していてごめんなさいという感じです。

そして、今回のためにブログ「とりあえず生、やってみた。(PNA)」まで立ち上げていただき、丁寧にご対応をいただきましたPNA様、大変ありがとうございました<(_ _)>゛

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<おまけ>
特にパイロットランプありきとした場合は、整流ダイオードを1本加えておくことで、(トランジスタの回路には及びませんが)かなり速やかに放電することが確認できました。実験済みです。

コメント (6)
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グラフィックボードの緊急取り換え

2017年09月18日 | デジタル・インターネット

いや~ビックリしました(゚∀゚;)

昨日の朝のことです。
タイマーでPCが立ち上がり、ワンセグTVの録画が始まっているな・・・と横目で見ながらトイレに行ってきたら、画面に何も映っていませんでした エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

突然のグラフィックボードの故障でした。

アレコレ確認していたところ、グラボのファンが回転していなのに気づき、また、電源ONの際に鳴るビープ音のパターンも、ビデオカードのトラブルを示していました。

PCが無いとネットはもちろん、TVもラジオ(radico)も楽しめず、支障が大きい実験室です。すぐに買い替えを決心し、台風の影響の雨の中、電車で往復約2時間の道のりで新しいグラボを購入してきました。

GV-N730D5OC-1G(ヨドバシで7030円)

かりおか製PCは2008年製と古くなったので、インタフェースの合うものがあるのかさえやや不安な感じでしたが、ネットでの調査もできなかったのと、スペックは特に何でもよかったため、手っ取り早くお店の人に聞いて使えるものをゲットです。
案の定、選択肢は2つしか無く、かえって迷わず済みました。

これまで使用していた GV-N95TD3-512H と比較してみると、大きさはほぼ同等で全体がカバーされたようなデザインです。ファンもひとまわり大きな感じ。
左:以前のもの 右:今回購入したもの


インタフェースは、HDMI、D-SUB、DVI-Dの3種類。PCも映像のインタフェースはHDMIへ移行しているようですねぇ。
(ちなみにGV-N95TD3-512H は、DVI-Iが2つでした。)

取り付けもドライバのインストールも問題なし。
「故障したグラボのドライバはどうなるのかな?」と思いましたが、同じメーカのものだったためか更新されたようです。

午後には復活しました。すぐに修理でき、自作PCのメリット発揮ですv(*゚ー゚*)v

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コンデンサを素早く放電させる回路を考えてみました。

2017年09月16日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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電子工作をしていると、しばしば、抵抗とコンデンサを組み合わせた回路を使います(・_・)b (・_・ )フムフム

この回路では、電源を投入するとVoの電圧が少しずつ上がっていきます。

これを利用して、電源を入れるとしばらくしてからリレーが動作するという(オンディレイ)スイッチができました。

オペアンプの3番の電圧が少しずつ上がっていき、2番を超えるとリレーが動作するというわけです。

しかしこの回路では、再び電源を入れ直しても同じようには動かず、すぐにリレーが動作してしまいます。それは、コンデンサが充電されたままになっているからです。
これを回避するには、電源スイッチかリレーを2回路のものにして、電源を切ったときにコンデンサの両端をショートさせ、放電させるようにすれば良いかもしれません。

しかしながら、そもそも回路に機械式のスイッチやリレーを使わない場合や、放電させたいコンデンサが複数ある場合など、いつも都合よくはいきません。

う~む、電源を切ったら、自動で素早く放電させる手段は無いものか・・・(。-`ω-)ンー

何か方法はあるのだろうとネット等を調べましたが、なかなか見つかりませんでしたので、こんな回路を考えてみました。

<その1>

電源ONのときはTr1がONとなり、サイリスタはOFFのままです。C1が充電されます。
電源をOFFするとTr1がOFF。C1からの放電電流がサイリスタをトリガし、C2を一気に放電させます。

<その2>

電源ONのときはTr1がONとなり、サイリスタはOFFのままです。
電源をOFFするとTr1がOFF。コンデンサが自らの放電電流でサイリスタをトリガし、一気に放電します。

どちらも動作しましたっ(`o´)/

併設した回路部分に流れる電流は小さいため、併設前の回路への影響は少なかったと思います。
サイリスタを利用していますので、サイリスタのON状態が保持できなくなると放電はストップしてしまうと思いますが、さらに放電させたいということであれば、コンデンサと並列に放電用の抵抗も付けたら良いかもしれません。
”その2”の回路の場合、部品数は2つ(ダイオードとコンデンサ)少なくて済みますが、併設前の回路の抵抗値の影響を受けることになりますので、トリガ電流が不足しないように設計する必要があると思います。また時定数にも影響が出易いと思います。

さてさて、↓この回路では、電源を入れると一定時間後にリレーがON(オンディレイ)となり、さらに、一定時間後にリレーがOFFとなります(・_・)b (・o・ )ホォホォ

しかし、電源を入れ直した場合、コンデンサが充電されたままとなるため、うまく動きません。

今回の放電用回路を組み込んでみました。

左側には”その1”の回路、右側には”その2”の回路を使いました。

動作を見てやってください。


スイッチを何回入れ直しても、同じ動作をするようになりました(*'ー')ノ
(流石にあまり早く入れなおすと、若干動作時間が短くなりました。サイリスタへの電流制限用抵抗(33Ω)分の影響があると思いますので、できるだけ小さくしたいところです。)

コンデンサの回路に併設するだけでOK!放電用のスイッチやリレーを使わなくて済みます。なんて画期的なんでしょう!ヽ( ´ー`)ノ ヾ(^_^;)自分で言う?

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この記事には、続きがあります。
コンデンサを素早く放電させる回路を考えてみました -その2- ←クリック

 

 

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ギヤボックスをサーボモーターのように動かしてみました。 -その2-

2017年09月02日 | 製作

もっと簡単にできるのでは?(。-`ω-)ンー

・・・そんな思いがフト頭をよぎり、再検討して製作した基板がコレです。

以前の作品に比べると、大幅に部品を減らすことができました。


左:以前のもの 右:今回のもの
オペアンプIC(2回路入り)を1つにできたのは大きな成果です。

動きを見てやってください。



可変抵抗の動きに合わせ、ギヤが回転しました。
可変抵抗で電圧を変化させることだけ(PWM制御などではない)で、コントロールしています。

サーボモーターに比べると精度や追従性は劣りますが、簡単な工作にはお手軽に使えそうですd(゜∀゜d)
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この記事には、続きがあります。
ギヤボックスをサーボモーターのように動かしてみました -その3 電子回路-

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