かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

イヤホンジャック用アンテナを作ってみました。

2015年08月26日 | 製作

ポケットラジオ等では、
イヤホンのコードがアンテナの役目をしています。」
というものがあります(・_・)b

自作のソーラーお風呂ラジオに使用していたラジオ(BK-562)もそのような機種で、FMラジオを聞く時には、イヤホンをつけないと感度がグッと下がってしまいます。

しかしコードでは安定性がイマイチなので、専用のアンテナを作ってみることにしました。

といっても大したことはありません。
イヤホンプラグ(3.5φ)とロッドアンテナを接続するだけです。

アンテナは、ワンセグチューナーに付属していた余り物を流用しました。

良い具合に、アンテナの根元はネジ止めができるようになっていました。
太さも、使ってくださいと言わんばかりにピッタリじゃありませんか。

スプリングワッシャーを挟みながらプラグの金具に固定しました。

プラグのカバーを戻したら、製品並みの出来になりました。(←個人の感想です)(-o-)ヾ(^^;

ラジオに着けてみたら、感度も良好!やはり違います。
(L字の変換プラグを使い、上方向に向けています。)

なお、このラジオは、イヤホンジャックを挿してもスピーカーから音声を出力できる機種です。
スピーカーとイヤホンが切り替わる機種の場合は、別途改良が必要でしょうね。

ちなみにこのような製品をネットでも見つけることができましたが、1000円以上していました。
余り物を組み合わせることで良いものができました。
身の回りに利用できるものがないか、いつも”アンテナを高く”しておかないと。なんちって('-'*)ゞ

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2015年10月5日追記φ(._. )カキカキ
どうやらロッドアンテナは、イヤホンプラグの外側端子に接続するよりも内側の端子に接続した方が感度が良くなることがわかり、付け直しをしました。

ロッドアンテナに熱収縮チューブを巻いて外側の端子に接触しないようにしました。
内側の端子とは、細いスズメッキ線で繋いで固定。

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お知らせ音声プレーヤーDXを製作してみました。

2015年08月21日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前に製作した”お知らせ音声プレーヤー”
がなかなか便利だったので、設計をやり直し、もう少し”いい感じ”にしてみました(*'ー')ノ


見てやってください。
アラーム設定時刻になると、音声で知らせてくれます。


・土台
100均のトレーです。

・フィギュア
クレーンゲームでゲットしたものです。
これは装飾なので機能的には何の意味もありませんが、装置に”潤い”をもたらします(*´艸`)

・時計
市販の電波時計です。

アラーム音の信号とスイッチの接点を外に出して利用しています。
通常は、普通の目覚まし時計として使用できます。

・スピーカー

100均のポータブルミニスピーカーを使用しました。
変換プラグを利用し、設置位置を高くしています。

・電源

100均のUSB充電器です。
これは単三電池2本で5Vが得られるので大変便利です。電池ボックスも兼ねて利用しました。
しかし、ネットにあった情報によれば、電池を入れているだけでも電力を消耗するようです。
そこで、薄いプラスチックの両面に導電性テープを貼ったものを用意し、電池の接点に挟むことでスイッチを設けることにしました。

充電器を加工することなく、容易にスイッチと接続できフタも閉めることができました。

・MP3プレーヤー

クレーンゲームでゲットしたものを分解し、中身の基盤を利用しています。
再生する音声は、マイクロSDカードに記録するため、カードの交換で変更が簡単にできます。

・基盤ユニット

今回製作したオリジナルの基盤ユニットで、下記の機能を有します。
アラーム信号の検知
アラームの停止
MP3プレーヤーへの電力供給
再生時間のコントロール
アンプと音量の調整

<回路図と配線図>
←クリックで拡大

ケースにあるスイッチを入れると、時計のアラームスイッチもONとなり、待機状態になります。

以前のものに比べ、構成が大幅に簡易になりました。
USB充電器にスイッチの接点を設ける方法は、簡単で良いアイディアだったと思っています(・_・)b

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その後、USB充電器が電波時計の電波の受信をじゃますることがわかったため、電池ボックスに変更しました。

2017年8月31日、かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
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さらに後日談があります。2021年7月10日 かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
お知らせ音声プレーヤーの改造

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FMラジオの無音化実験

2015年08月14日 | 製作

突然ですが、↓これは何かといいますと・・・

電灯のソケットに取り付けるだけで、点灯とともにラジオが鳴るという自作のソーラーラジオ(シェード付き)です。トイレの電灯として数年も使っています。

電源不要で思わぬ情報が聞けたり、音消し、電灯の消し忘れ防止にもなるという優れもので、こういう製品を出せば良いのにと思っているくらいのものなのですっ(`o´)ヾ(^_^;)自分でいう?

さて一方実験室では、これまた自作のFMトランスミッタで、PCから出力される音声を電波で飛ばせるようにしています。飛ばした音声は、一般のFMラジオで受信できます。

つまり、部屋にあるPCからの音声(ワンセグTV、radico、CD等)を電波で飛ばし、トイレのラジオで楽しむこともできるというわけです。

す、すばらしい(・∀・)

しかし、ここで1つ気になることがあるのでした。

FMトランスミッタの電源を入れていないときに(すなわち電波を飛ばしていないときに)、トイレの電灯を点けると、FMラジオは何も受信できていないため「ザー」っという耳障りな雑音が鳴ってしまうわけです。

ラジオの電源を切れば良いのですが、それは面倒くさい。
太陽電池が電源なので電池の消耗を気にすることは無く、イチイチ電源を切るという考えはないのです。

FMトランスミッタの電源を入れていない時に、FMラジオが「ザー」っと鳴らないようにしたい。
どうしたものか。

●ラジオにチューニングインジケーターがあれば、その信号を利用してラジオのON-OFFができるかも。
⇒残念ながらインジケーターが無い機種。
●ラジオの「ザー」音を判別してラジオをON-OFFさせる。
⇒判定方法がややこしそう。
●常時FMトランスミッターの電源を入れておき、音声出力のON-OFFのみの切り替えをする。
⇒余計な電力を使う。
・・・・・
う~ん、どれもイマイチ。

なになに?
FM(周波数変調)の受信には、いわゆる弱肉強食特性がある。 これは、同一または非常に近接した周波数の複数のFM電波を受信した場合、 電波の弱い方が強い方にかき消されて聞こえなくなるという性質である。」
byネットで見つけた情報

へぇ~そうなのか(・o・)

というわけで、もう一つ”出力が微弱なFMトランスミッター(無音用)”を作り、ラジオの傍らに置くことにしました。

・トイレの電灯を点けたら、太陽電池がラジオと微弱用トランスミッターにも電力を供給する。
・ラジオは電波(音声信号なし)を受けるので「ザー」っとはならず無音となる。
・音声送信用のトランスミッターで音声を飛ばすと、無音用の電波と混信するが、微弱の方はかき消され、FMラジオから音声が鳴る。
(もちろん、2つのFMトランスミッターの周波数は合わせておきます。)

実験結果は・・・何とか許容範囲というところでした(´_`)
2つのトランスミッタの電波強度の差は、ある程度大きくする必要があるようで、差が小さいと、音が小さくなったりして不安定になるようです。PCとトイレは若干離れているため差が微妙になるようでした。
それでも調整したところ「ザー」っという音は気にならない程度に小さくすることができました。安物のポケットラジオじゃなければ、もっとうまくいったのではと思っています。

今回の記事には、こんしん(渾身、混信)の力を込めました(-o-)ヾ(^_^;)

コメント (4)
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