これはクレーンゲームでゲットした毛玉取り器なのですが、しばらく放置しておいたら動かなくなってしまいました(-ε"-)
原因は充電ができなくなったためです。
USBに接続すると充電池の端子までは電気が来ているので、どうやら充電池そのものがダメになってしまったようです。
充電池の規格はわからず入手も難しそう。
そもそも頻繁に使うわけでもありませんので、電池式に改造してみることにしました。
この毛玉取り器は取っ手の部分を外すと、おまけの機能として粘着クリーナーを取り付けられる芯が入っていました。
この芯を取り除くとこの空間を電池の収納場所として利用できそうでした。
LEDライトに使われていた電池ボックス(単四×3本用)を利用することにしました。
スポンジシート(100均にあったもの)で包むような形で太さや高さを整え、筒の中にスッポリと収まるようにしました。
こういうとき、スポンジシートは適度に(ガタつかない感じで)ホールドできるので便利です。
電池ボックスと基板とを配線すればOK!
外観を損なうことなくスマートにできました。
電圧が合わないかもと若干心配でしたが、動作もバッチリでパワー的にも十分でした。
もはや充電はできなくなったのでUSBの差し込み口はテープで塞いでおきました。
(ちなみに基板ももはや不要なのですが、背面のスイッチを活かすためにそのまま利用しています。)
安物の小物家電はすぐに故障する感がありますねぇ。すぐに壊れても安さを売りにできれば良いという戦略なんでしょうか。
”毛玉”は取っても”手玉”に取られないようにしなくては・・・(-"_-)ゞ
一方で殆どの人は修理できないか、ユニットごと交換する時代になりました。
これからの時代は個人が修理できるかリサイクルできて、物を大切にするそんな時代になったらいいのになぁ。
以前、巷で”3R”が謳われた頃に、もう1つの「R」Repair(リペア)を加えて欲しいという旨を書いたことがあったのを思い出しました。
https://blog.goo.ne.jp/carioca_lab/e/f1cc5586bb219d5a99199d6526623ec0
しかし自分で修理をしましょうというのは現実的には難しいかもしれないですね。
修理に出すとかえって高くついてしまう社会では買い替えが当たり前となり、修理の技術などもどんどんと廃れてしまいそうな気がします。
一方で途上国の大地に有害な家電のゴミが放置されているニュースを見ると辛くなります。
今後もっと人にも環境にも優しい社会になってほしく思います。
メーカーでも対応してもらえない古い家電の修理を請け負っている方をTVで見ましたが、思い出の品などはお金を出しても修理して欲しいというニーズはあるようです。
しかし現在の家電のジャンク品を復活させる動画などを見ていると、より細かくなったICやチップ部品でできている基板を自己修理するのは難しそうだなと思います。
子供の頃は、捨てられた家電から電子部品を外して使いまわしたりできていたのですけどね(笑)
環境にやさしい実験室でありたいと思います。
で、サイズピタリで極性違いの物がありましてコネクタの極性変更して使えました。ケーブルがきついけど。Ni-Mhだし。
この手の電池パック、汎用性の高さからいろんなサイズ売ってるのよね。極性&電圧&パック形状いろいろあるけど。
異なる充電池での代替を考える時、その家電に使われている充電回路との相性が気になってしまいます。
充電方式もいろいろあるようで、充電器は充電池の特性に合わせてあるようですからねぇ。
今回は充電池の規格もさっぱり不明でしたので、似た形状のものなら良しというような判断もできませんでした。
幸い、エネループでも毛玉取りとしては十分動きましたので、今後はエネループでいこうかなと思います。エネループなら専用の充電器があり安心ですから。
なお、充電したら少しは動くという状態でしたらメモリ効果からの復活も試みることができたのですが、今回は時間をかけても充電されず動きもしないといった状態でしたので「だめだこりゃ」って感じでした。