かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

繰り返しタイマー分配装置 -コントロールユニット-

2008年04月28日 | 製作

繰り返しタイマー分配装置の続きです。

写真は、分配装置のメインとなったコントロールユニットです。

Timecntunit1 Timecntunit2
上部の円筒は、タミヤの4速クランクギヤボックス(5402.3:1)で動かしています。高ナットを利用して、軸をアクリル板に対して垂直になるように設置しました。
ギヤの横にある電子基盤は、以前に製作したスイッチコントローラです。タイマーの電源が入る度、ネジの間隔だけ円筒を動かす仕組みです。

この製作で実験的だったのは、ネジの間隔とマイクロスイッチの動作タイミングの調整でした。
ネジの間隔が狭いと、1つのスイッチが完全に切り替わる前に、次のスイッチが動いてしまったりします。といって、ネジの数が少ないと、プログラムできる回数も限られてしまいます。
今回は、1日3回の動作×7日(1週間)分ということで、最低21回のスイッチングを目指し、最終的には27回の切り替えを可能とすることができました。

スイッチのタイミングをネジの抜き差しで設定するのは、面倒くさいように思われるかもしれません。

そのとおりです!(`_´)b ヾ(^_^;オイ

そこで、この装置には、こんな配慮もされています。
Timecntunit3

なんと、円筒はネジ1本で交換が可能!
頻繁にスイッチングのパターンを変更する場合は、複数の円筒を用意しておくことで、簡単に変更ができるのでありますっ(・`ω・)ゞデシッ!!
円筒の製作がめんどいという話は無しね(-_- )
だいたい、タイマーで動かすものなんて、頻繁に変更することなど少ないハズ・・・たぶん。

 
繰り返しタイマー分配装置の製作中に、2つのコンセントがコントロールできる市販のプログラムタイマーがあるのを見つけました。(ニッソーのプログラムタイマーNT-301という製品)
どうやらアクアリウムで蛍光灯とポンプの電源をコントロールするのに便利に使えるようです。やはり、複数のタイマーを使いたいというニーズはあったのですね~(・_・ )ウンウン
しかし、3個口以上となると、なかなか無さそうです。今回の製作で3個口にしたのは、そのような理由もあってのことでした。

今回は、時間を操るタイマー装置でしたが、製作に夢中になって時を忘れてしまいました(。´ω`)ノ

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時をかける工作員

2008年04月20日 | 製作

24時間繰り返し電源タイマーというものが売られています。 24timer1_2 24timer2

セットしておくと、毎日決まった時間に、水槽のポンプを動かしたり、換気扇を回したり、防犯用のライトを点けたりなんてことができてとても便利。

しかぁ~し!(`o´)/  (・ω・ノ)ノ!

一般的に多く売られているものは、タイマー1個で1つの電源しかコントロールできません
朝、ポンプを動かし、昼、換気扇を回し、夜、ライトを点けるなんてことをするには、タイマーが3つも必要じゃあありませんか!?
タイマー3つで電力も3倍必要って、このエコが叫ばれる時代にいったいなんてことでしょうっ。

そんなわけで、こんなものを作ってみました。
パカパパッパパー♪「繰り返しタイマー分配装置」 ←ドラえもんな感じで。

Timercnt1

Timercnt2 Timercnt3 Timercnt4
市販の繰り返しタイマー1個で、3つの家電製品をコントロールすることができるという画期的な一品でありますっ

例えば・・・
月~金の毎日AM7:00~7:30に、目覚まし時計代わりのラジオを鳴らし、
毎週月水金のPM14:00~14:02に、観葉植物に水をやり
毎晩PM23:00~AM3:00に、防犯用センサーライトを稼働させる。
なんてことが可能になるのですっ。

Timercnt5と言いつつ、原理はとても簡単で、タイマーのON-OFFの回数を物理的にカウントし、何回目のONで、どの電源を入れるかをスイッチングしているだけですけどね(-_-)г

上部にある円筒は、タイマーの電源が入る度に、側面にセットしたネジの間隔だけ回転する仕組みになっています。
円筒の横には、出力のコンセントをON-OFFするためのマイクロスイッチが取りつけてあり、円筒が動いた時、ネジがセットされているところでは、該当のマイクロスイッチが押下され、電源がONとなるわけです。

では、動きを見てやってください。
(ここでは、タイマーで電源をON-OFFする代わりに、スイッチを使って手動でON-OFFしています。)


・電源をON-OFFする度に、円筒が少しずつ回転します。
・円筒にセットしたネジが、マイクロスイッチを押下します。
・押下されたマイクロスイッチに対応した出力のコンセントに、電源が供給されます。
 (電源供給とともにネオンランプが点灯します。)

タイマー電源のON-OFFのみで動く仕掛けになっており、装置自体の待機電力はゼロです。省エネ!(`ー´)/
タイマーが切れると同時に出力のコンセントもOFFになるわけですが、次にタイマーがONになったとき、直前に動いていた電化製品の電源が入らないようにする仕組みになっています。エライッ(`_´)b
もちろん、タイマーを介さず、スイッチで強制的にON-OFFもできるようになっていて、スイッチ付きの3個口テーブルタップとしても使えます。便利っ(`。´)v

この装置の構想は高校生の頃に思いついたのですが、当時は設計も甘く技術もありませんでしたので、製作には失敗していました。実際に使うかどうかは別にして、一度は試作しておきたかった作品です。
思えばその頃に、自分の中で製作実現へのタイマーがセットされていたのかもしれません(´_`)ゞナガカッタネェ

 

コメント (4)
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でた!必殺クロスカウンター!

2008年04月16日 | 製作

以前、浄水器カートリッジの使用回数を数えるため、カウント君という数取器を使っているという記事を書きました。これは今でも便利に使っていて、とってもgoodです。

何かを数えたくなった時、センサーと組み合わせて使える”電動のカウンター”があると便利かも(・o・)と思い立ち、今回、カウント君を電動にしてみることにしました。
Elecounter1

←これですっ
名付けて「電動カウント君」 (・▽・)ひねり無し

電源とスイッチを接続して使います。
良かったら動きを見てやってください。


スイッチをONする度にギアが半回転し、カウント君のレバーを動かす仕組みです。

スイッチを工夫することで、いろいろなカウントに使えることでしょう。

このカウンターの良いところは、待機中に電力を全く使わなところです。
液晶表示の電子カウンターでは、表示のための電力が必要ですし、数値をを記憶するにはメモリ用の補助電源も必要になるかもしれません。
ただ、あまりスピードの早いカウントができないのと、動作音が大きいのは仕方ないですね。
一時的に使うだけなら、100円ショップにある歩数計を改造する方が、ずっと簡単にできるかもしれません(-_-)г

回転する部品と、カウント君のレバー、そして、停止用のマイクロスイッチの位置をうまく合わせ、ムリなく動くように製作するのが苦労したところです。

製作に苦労するカウンター ・・・ くろうするカウンター ・・・くろうすカウンター ・・・ クロスカウンター ((*゜∀゜):;*.’:;グハッ

 

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ラジオの修理 -ボリュームの交換-

2008年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

部屋で愛用しているラジオです。
Radiorf577a

National Panasonic RF-577
AM、FM
縦13cm×幅18cm×奥行6cm位

昭和51年頃の製品で、価格は11,300円だったようです。(ネットにあった情報)
古いラジオですが、なかなか感度が良いので気に入っています。

ところが、とうとうボリュームの調子が悪くなり、音量調節がうまく行かなくなってしまいました。ガリガリとした音が出たり、少しずつダイヤルを回しても、急に大音量になったりしてしまうのです(-。-)
これは、部品(ボリューム)の劣化が原因に違いありません。
そこで、交換してみることにしました。

残念ながら、同じボリュームが見つからなかったので、似た形の物を加工することにしました。

オリジナルは軸の断面が半円形ですが、買ってきたものは円形で、若干長かったのです。
切って削ってオリジナルに近いものに仕上げました。

Radiorf577bRadiorf577c
左:ラジオのもの 右:買ってきたもの

Radiorf577dオリジナルと交換して、無事に修理完了。全く問題ありません(^_^)/

世の中、この程度の故障でも捨てられてしまう物があるのかしらん?
そんな風に考えると、もったいないな~と思ってしまいます。
修理に出すとかえって高くつく、こんな仕組みは何とかならないものですかねぇ。

家電の修理とかけて、亀田、内藤のファイトマネーととく
そのこころは・・・
勝った(買った)方が安い

(亀田VS内藤のファイトマネーには、かなりの差があったそうな。ちょっと古かったかな^_^;)

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決闘の果て

2008年04月10日 | 製作

この前は、ちょっとやり過ぎた・・・・・。

今度は”適度に”・・・蜂の巣にしてやるぜっ!

ダダダッダダダダダッ

---

というわけで、先日に引き続きもう一つ作成しました。

Kettounohate1ネジ穴の数は、108個です。

なぜか煩悩の数と同じ・・・。

微妙にズラした穴の位置が、悟りを得た工作員の姿を映し出しているようです(・_・) ヾ(^_^;

それにしても疲れましたヨ(-。-)гヒリヒリ

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