かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

スマホの充電完了お知らせ装置を作ってみました。

2021年07月24日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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スマホデビューしてからもう4年目か・・・早いなぁ( 'o')

スマホの使用時間が多くなったためか、充電電池が劣化してきたためなのか、充電回数が多くなってきた気がする今日この頃です。

さて、スマホに充電ケーブルを接続すると「ピポッ」と音が鳴って知らせてくれるのですが、充電終了時には「充電完了」のメッセージが単時間表示されるのみなので、いつの間にか終了していたという感じになってしまいます。
(終了時に音を鳴らす等の設定は無い模様)


う~ん、充電が完了したかどうかをイチイチ気にするのは煩わしいなぁ(´-ω-`)

そこで、スマホの方から気付かせてくれるような装置を作ってみることにしましたっ(`_´)/

スマホの動作を整理すると・・・。
・充電ケーブルを接続すると「ピポッ」と音が鳴り、画面が表示される。
・やがて画面が消えて真っ暗になる。
・充電が終了すると「充電完了」のメッセージとともに画面が表示される。
・やがて画面が消えて真っ暗になる。
どうやら再び画面が表示されたら「充電完了」と判断できそうです。

回路はこんなものにしました。

太陽電池にスマホ画面の光が当たるとサイリスタがトリガされLEDが光る仕組みです。
光センサー(CdSなど)とコンパレータの組み合わせ等でも簡単にできそうですが、待機時の電力を極力ゼロにできないかと、太陽電池を利用してみました。

太陽電池は、100均のオモチャからゲットしたものを2つ使いました。
待機時にどれだけ暗くしておけるのかがポイントになるので、スチレンボードとゴムシートでカバーし、こんな形にしました。


ケースはe-maのど飴のケースを利用しました。
予めアクリル板の上に基板を設置することで、ケースにネジの頭が出ないようにしています。



動きを見てやってください。

使い方は、スマホの上に乗せてスイッチを入れるだけ(^o^)b カンタン
充電が完了して画面が表示されると、LEDが点滅して知らせてくれます。
画面が消えてもスイッチを切るまで点滅を続けます。
(動画では充電完了まで待っていられないので、手動で画面を表示させました。)

電源を電池にしたのでどこでもお手軽に使えそうです(^o^)ベンリ
画面の輝度をかなり暗めにしていても十分感知できました。
待機中の消費電流は、実測で0.1μAあるかないかくらいでしたので、ボタン電池でも十分長持ちするだろうと思います。

ところでスマホの画面は、充電完了に限らず、何か着信があったときでも表示されるので、着信お知らせ装置としても利用できそうです。
過去に製作した着信お知らせ装置と異なりイヤホン出力を使用しないので、イヤホンジャックを使用するとスピーカーから音が出ないという機種でも支障なく使えるかもしれません。

スマホの方から充電完了を教えてくれるようになりましたので、ずっと気にしていたり、逆に、忘れて放置してしまうということもなくなるでしょう。
かりおか工作員は、新たな便利グッズを製作した。100ポイント(o^ー')v

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お知らせ音声プレーヤーの改造

2021年07月10日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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説明しよう!(*゚▽゚)ノ
お知らせ音声プレーヤーとは、アラームの設定時刻になると「ご予定のお時間です。」などと音声で知らせてくれる自作の装置なのだ!


お知らせ音声プレーヤーDXを製作してみました。

目覚まし時計とは異なり、音声で優しく知らせてくれるのが心地よく、しかも自動で停止してくれるので便利なのです。
最近では毎日、テレワークを開始する時刻に「そろそろお時間です。」と発声させています。

基本的な仕組みは、市販時計のアラーム信号によりタイマー回路を働かせ、一定時間だけMP3プレーヤーを動かすという簡単なものです。

さて、以前に製作したものはIC555を使用したタイマー回路だったのですが、電源にエネループを使用していたところ、過放電状態になりかけたことがありました( 'o')アブネー

う~む、常時タイマー回路に電源を供給して待機させているのはイマイチだなぁ。
そもそも時計のアラームという起動のタイミングがあるのだから、電子スイッチを使えばいいじゃないか。

ということで見直すことにしました。

回路はこんな形にしました。

・アラーム信号が入ると、電子スイッチがONします。
・オペアンプによるタイマー回路で、一定時間だけONの状態が保持されることになります。
・リレーを通じてMP3プレーヤーに電源が供給されている間だけ、音声が再生されます。
・リレーのもう片方の接点でアラームのスイッチを切ることにより、時計のアラームが鳴り続けないようにしています。

基板は、後々使いまわしができるように、2つに分けておくことにしました。

・アラーム信号を受けて一定時間リレーを動作させる基板
・MP3プレーヤーとLM386アンプ回路を組み合わせた基板

以前のものと変わりなく動作しました(*'ー')ノオッケー
タイマーICを使わなくても、極端に再生時間が長くなったり短くなったりということもなく問題なし。

この小信号で一定時間リレーを動作させる回路は、他にも利用できそうな気がします(^o^)b 

これでエネループが過放電状態になるのを抑制でき、さらに電池も長持ちすることでしょう。
でめたしでめたし。(←クレヨンしんちゃん風)

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