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ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

進化論と戦う

2018年03月10日 | 聖書
牧師たるもの、土曜日は明日のメッセージをどうしようかと思い悩む1日である。だからどうしたって心が落ち着かないのも道理である。

先週は二日間も示されなく、当日の朝になって導かれてクリアした。しかし今現在、明日は一週間以上も前に予定していたテーマで語る。それは「進化論に騙されないで、聖書の創世記を信じよう」である。

高校生の時、進化論は仮説として聞いた。しかし今や学校で進化論を教えないとクビが危ないそうだ。日本のようにもともとキリスト教国でなければ、あまり大きな問題にならないと思うが、これが欧米となると超大問題となる。

現代では欧米がヒューマニスティック(人間中心主義的)な国となり、LGBTとかにも寛容でオープンな国になりつつあるが、しかし少なくとも戦前までは全く異なっていた。日本でも今ではできちゃった婚が普通になり、結婚式が形骸化してきているが、私たちの若い頃は不面目なことであった。

これらの背景にあるものを一言で言うなら、欧米においては信仰が力を失って来たからであり、その最大の原因が「進化論」にある。神を信じない人にとって、聖書の神が自分を意図を持って造られたと言うのは、まことに居心地が悪い。そこで1859年にダーウィンが唱えてくれた進化論は、まことに都合が良いものだった。神を信じない者にとっては、他に選択の無い一択問題だった。
しかしこれは現代に至っても、科学的に照明されることのない、単なる仮説に過ぎない。それがあたかも真理のように扱われている。

もし科学的な真理であれば、化石にでも中間種が発見されるはずだし、最新の科学であるDNA解析でも明らかになるはずである。実はそれがあったのに、不信仰達は意図的に無視し続けている現状がある。
日本の理研とドイツの研究チームが人とチンパンジーとの遺伝子解析を進め、2004年にネイチャー紙に発表した。その結果は遺伝子が83%も違っており、猿からヒトへの進化の可能性がほぼあり得ないという結論が出ている。今日の科学者の間では、種を超える進化論は否定されて、人類は宇宙人がやって来て造ったなどと言われる始末である。

皆さんも学ばれた学校の教科書では、ヘッケルという熱烈な進化論信奉者が描いたデタラメな想像画が、どんなに事実と全く異なることを指摘されても、(他に進化論を証明する資料がないので)掲載され続けている。これは神がいないことにしたい一つの信仰である。

こうしてみると進化論は、神を信じない人々が信じるしかない一つの信仰なのだ。下記の聖書よりももっとその根拠がないものに過ぎないのだが。クリスチャンは、この科学という衣を被って信仰を破壊しようとする敵(サタン)と戦わなければならない。


[聖書 創世記一章]
神は、種類にしたがって野の獣を、種類にしたがって家畜を、種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神はそれを見て良しとされた。


ケパ




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