アカデミー賞をたくさん得た、一番話題作「ラ・ラ・ランド」を観た。
冒頭部分、高速道路上でのパフォーマンスシーンに、まず魅せられる。もはや実写と見分けられないほど進んだCGがあまりにも多用されているこの時代、この映画はあくまで実写にこだわっているようにも見受けられる。それがハリウッドのスターや音楽での夢を叶えようとする二人の夢と重なって、レトロな世界が完結する、と期待させるところがうまい。
さて、題名のlá-la làndとは辞書で調べると、ロサンゼルスのことであり、夢の国, 現実離れした世界の事であるという。
この点を抑えながらこの映画を観ると、ハッピィエンドにならず、腑に落ちないラストシーンも幾分かは理解できるようになる。それは作品中何度も出てきた〈大人になる)と言う言葉の意味からも理解できるようになる。
女優として、ピアニストがレストランオーナーとして成功するということは、夢の国を卒業するということでもあるのだ。
しかし残念ながらクリスチャンとしては、単なるこの世での、ちょっとほろ苦い成功話であって、全然感動出来ない。なぜなら、(単に信じただけでなく)神を知って生まれ変わり、自分の人生のが永遠の喜びに満たされていくことに比べれば、申し訳ないが、これらこの世の成功話は浮き草の如く、取るに足りないことに思えるからだ。
「たとえクリスチャンであっても、自分の人生を神の計画に捧げようとする人はほとんどいない」とP牧師が最近語った。それがこの群れのことまで含めて言われたのかどうかは定かではない。しかし本当に日々、神の御心を聞き、喜んで従っている人は、P牧師が言われるように、ほんの一握りに過ぎないのであろう。その人には、喜びの泉が、どんな状況の中でも、いつもこんこんと湧き出ているのだ。
確かに言えることは、私にはたとえ二人が結ばれた「ラ・ラ・ランド」であろうと、神とともに歩む人生に比べるなら、言いようのない虚しさからは逃れられないことだ。
ケパ
冒頭部分、高速道路上でのパフォーマンスシーンに、まず魅せられる。もはや実写と見分けられないほど進んだCGがあまりにも多用されているこの時代、この映画はあくまで実写にこだわっているようにも見受けられる。それがハリウッドのスターや音楽での夢を叶えようとする二人の夢と重なって、レトロな世界が完結する、と期待させるところがうまい。
さて、題名のlá-la làndとは辞書で調べると、ロサンゼルスのことであり、夢の国, 現実離れした世界の事であるという。
この点を抑えながらこの映画を観ると、ハッピィエンドにならず、腑に落ちないラストシーンも幾分かは理解できるようになる。それは作品中何度も出てきた〈大人になる)と言う言葉の意味からも理解できるようになる。
女優として、ピアニストがレストランオーナーとして成功するということは、夢の国を卒業するということでもあるのだ。
しかし残念ながらクリスチャンとしては、単なるこの世での、ちょっとほろ苦い成功話であって、全然感動出来ない。なぜなら、(単に信じただけでなく)神を知って生まれ変わり、自分の人生のが永遠の喜びに満たされていくことに比べれば、申し訳ないが、これらこの世の成功話は浮き草の如く、取るに足りないことに思えるからだ。
「たとえクリスチャンであっても、自分の人生を神の計画に捧げようとする人はほとんどいない」とP牧師が最近語った。それがこの群れのことまで含めて言われたのかどうかは定かではない。しかし本当に日々、神の御心を聞き、喜んで従っている人は、P牧師が言われるように、ほんの一握りに過ぎないのであろう。その人には、喜びの泉が、どんな状況の中でも、いつもこんこんと湧き出ているのだ。
確かに言えることは、私にはたとえ二人が結ばれた「ラ・ラ・ランド」であろうと、神とともに歩む人生に比べるなら、言いようのない虚しさからは逃れられないことだ。
ケパ