心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

大連大会が中止になった

2012-10-11 18:33:48 | いろいろ
「自然災害と心理学 - 日本からの報告 および中国からの報告」の日本側のシンポジストを引き受けていたところ、きょうになって下記のような中止の連絡が入った。
 例の領土問題が背景だ・・・

年明けへの延期だと、たぶん、ぼくは参加できなくなる・・・
東日本震災支援と四川震災への支援との重なる部分、異なる部分については、関わってきた心理家同志で学んでみたいと考えてきた。

中国側のリーダー選挙関連のご都合主義で湧き上がさせられた政治マターに振り回されるのは、残念だ。

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第48回日本臨床心理学会 大連・東京大会《大連会場》にお申し込みの皆様

 大変、残念なお伝えをしなければなりません。
皆様のご協力のお蔭で順調に準備が進んでまいりました本大会ですが、この度、延期しなければならない事態になりました。

大連市は親日家が多く大連大学からの協力の申し出もあり、今の日中関係の混乱とは関係なく、大会が実施されることになっておりました。
しかしながら大連市におきましても、日中の交流の大きなイベントのほとんどが延期となりました。

大連大学の副学長である宋協毅先生ご自身は何とか実施できるよう各方面で動いてくださり、中国国内の臨床家への案内も積極的に行ってこられました。また現在も実施できるよう動いていただいております。しかしながら、10月半ばには渡航費のキャンセル料金が発生する時期に入るなど、これ以上、決断を遅らせることはできず、この時期の開催は断念せざるを得ない状況になりました。

日本における心理臨床の実践を中国に紹介できる絶好の機会であり、日本の臨床家と中国の臨床家が公に交流できる素晴らしい場となるはずだったのですが、残念ながら延期とさせていただきます。ご参加いただくご予定の先生方には、ご準備や日程の調整でご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。

実施時期につきましては今後の情勢を見て大連大学と密に連絡を取りながら、運営委員会において検討していきたいと存じます。開催の際はどうぞよろしくお願いい申し上げます。

尚、参加費、宿泊費等、本学会事務局にお振込みいただいたお金につきましては近日中に、全額返金させていただきます。
渡航の手続きに関しましては、旅行会社エヌオーイーでストップしていただいております。個人的に予定通り大連へ渡航される方がおられましたら、恐れ入りますが早急にご連絡をいただけますようお願い申し上げます。

大会委員長
酒木保
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