![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3a/9b9d0bc779c2e831a87d7b805494c1a8.jpg)
LeicaM8.2/summilux 75mm
「赤楝蛇(やまかがし)が、
菜種の中を輝いて通ったのである。
悚(そつ)然として、向き直ると、突当りが、
樹の枝から梢の葉へ絡んだような石段で、
上に、茅ぶきの堂の屋根が、
目近な一朶(いちだ)の雲かと見える。
棟に咲いた紫羅傘(いちはつ)の花の紫も手に取るばかり、
峰のみどりの黒髪にさしかざれた装いの、
それが久野谷の観音堂。」
またまたイチハツの同じ写真でスミマセン。
上は泉鏡花『春昼』の一文。
「久野谷」とは湘南の逗子ちかく。
また、牧野富太郎博士が新幹線の窓から見た、
茅ぶき屋根棟のイチハツも湘南の保土ヶ谷だった。
なんとのどかな光景だったことか。
なお唐突ですが、
日頃の訪問をありがとうございます。
しかしながら、当ブログ、本日をもって、
八月初旬まで休ませていただこうと思います。
ながく暮らした住まいリフォームのためです。
一切の家財道具を他所に預けての、身軽ながら窮屈な仮住まい。
パソコンも例外ではありません。
持ち出す古いノートパソコンはネットにつなげず、
このさい、約一か月半、F・ポンジュに専念のつもりです。
また八月から再開いたしますので、
かわりませずおつき合いのほどお願い申しあげます。
「赤楝蛇(やまかがし)が、
菜種の中を輝いて通ったのである。
悚(そつ)然として、向き直ると、突当りが、
樹の枝から梢の葉へ絡んだような石段で、
上に、茅ぶきの堂の屋根が、
目近な一朶(いちだ)の雲かと見える。
棟に咲いた紫羅傘(いちはつ)の花の紫も手に取るばかり、
峰のみどりの黒髪にさしかざれた装いの、
それが久野谷の観音堂。」
またまたイチハツの同じ写真でスミマセン。
上は泉鏡花『春昼』の一文。
「久野谷」とは湘南の逗子ちかく。
また、牧野富太郎博士が新幹線の窓から見た、
茅ぶき屋根棟のイチハツも湘南の保土ヶ谷だった。
なんとのどかな光景だったことか。
なお唐突ですが、
日頃の訪問をありがとうございます。
しかしながら、当ブログ、本日をもって、
八月初旬まで休ませていただこうと思います。
ながく暮らした住まいリフォームのためです。
一切の家財道具を他所に預けての、身軽ながら窮屈な仮住まい。
パソコンも例外ではありません。
持ち出す古いノートパソコンはネットにつなげず、
このさい、約一か月半、F・ポンジュに専念のつもりです。
また八月から再開いたしますので、
かわりませずおつき合いのほどお願い申しあげます。
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