先日お伝えしたように、沖縄県は、日本全国の中で図抜けて新規コロナ感染者が増加しています。医療崩壊寸前だとの報告があります。
私は、自分の家族や友人知人には「しばらくの間、沖縄には近寄るな」と言っています。
新型コロナが5類になった今、こんな事を言うと「前時代的」と批判されそうですが、あえて言います。今沖縄に行ったら、新型コロナに感染する可能性が他の地方にいるよりも相当に高いです。そして、感染して重症化したら、十分な医療を受けられない可能性があります。新型コロナに罹患しなかったとしても、他の病気を発症したり、交通事故に遭遇したときに十分な医療を受けられない可能性が少なくないと私は思っています。
23日に次回の感染情報が発表されます。前回の全国平均は5.11で沖縄は18.41でした。23日の発表では全国平均は6前後になっていると思います。沖縄は２０を超えるのでしょうか。私の経験では全国の新規感染者数が20万人では完全に医療崩壊していましたから、20/0.8＝25 この数字が25になったらどの地方でも医療崩壊すると思います。
兎に角、今現在の沖縄県はアブナイ状況です。それを認識したうえで行かれるのであれば止めはしません。しかし、向こうで医療関係者に負荷を掛けないように努力してくださいね。お願いします。
現在、新型コロナ感染の主流はXBB1.5と呼ばれる変異種の様です。この株は、ワクチンや既感染による抗体をものともしない様です。
ワクチン接種、一定の効果は見られるとワクチン推進派は言いますが、下記の程度です。
しないよりは少しはマシかなぁレベルです。
2023年5月の調査では、日本国民の新型コロナウイルスの抗体保有率は、日本全国では42.8％、都道府県別に見ると最高は沖縄県の63.0％、最低は石川県の34.1％であった。その抗体保有率日本最高の沖縄が日本で一番新規感染者が多い現況を考えると、既感染やワクチンでの抗体保有は、殆ど役に立っていないと言っていいと思います。と言うか、素直に考えたら、抗体保有率が高い方が感染率が高くなるのかな？と考えてもいいのではないかと思います。
どう対応すれば良いのか分からなくなりますよね。
私は、当面、現在のワクチンは打たないことにします。坂根医院では、希望される方に接種はしますが、自分には打ちません。XBB1.5対応のワクチンが出て来るようですから、それが出てきたら効果を見極めてから打つかもしれません。しかし、現況ではBA4，5対応ワクチンはXBB1.5に効かないようなので、打ちません。これは、あくまでも私見でございます。
XBB1.5変異株、幸いにも、重症化、死亡率はこれでのオミクロンと比べて悪化はしていないようです。私の印象では、重症化率は低下している様にも思えます。
とは言え、何が起こるか分からないところのある気味が悪い感染症であることに違いはありません。
皆さま、5類になったからと言って、ウィルスが手を緩めてくれるわけではないのです。自衛してください。しつこいですが、私見としてjは、沖縄訪問はしばらくの間避けられた方が良いと思っています。
