新形コロナ ジワリ

本日西暦2023年6月16日（金）新たな新型コロナの派生状況に関する厚生労働省からのpress　release　がありました。

https://www.mhlw.go.jp/content/001108590.pdf

令和 5 年第 23 週（令和 5 年 6 月 5 日から令和 5 年 6 月 11 日まで）分の新型 コロナウイルス感染症の発生状況です。11日前から5日前までの情報です。

全国の定点での報告数
2023年5月8日〜5月14日 ：2.63人
2023年5月15日〜5月21日：3.55人
2023年5月22日〜5月28日：3.63人 
2023年5月29日〜6月4日  ：4.55人
2023年6月5日～6月11日     :5.11人

ジワリと増えていますね。

6月9日の記事ではそれまでの増加の仕方から類推して、2種類の増加の予想を述べました。一次関数的な増加（y=0.0914x+2.63 ）と、二次関数的な増加（y=0.00435X二乗＋2.63 ）の２種です。

その二つの式で計算上予測された今回の予想値は

一次関数だと　5.19

二次関数だと　6･04

でした。

今回発表された値は5.11でしたので、一次関数的な伸びを少し下回った値でした。ほぼほぼ私の予想通りでした。

そして、6月14日の記事で言ったように、5.11と言う数字は、以前の全国の1日の新規陽性者数に換算すると、4万人程度の数字と推定されます。

次回6月23日発表の6月12日から6月18日までの定点報告数の予想値

その次の6月30日発表の6月19日から6月25日までの定点報告数の予想値は

1次関数だと　　5.83　　6.47

2次関数だと　　7.96　　10.3

です。まあ、今回の伸び方から予想すると、次回の値は5.6程度ではないかなと思っています。当たるも八卦当たらぬも・・・です。

それにしても沖縄県、18.41と多いですね。ワースト2位が鹿児島県の7.37　3位が6.58の石川県ですから、ダブルスコア以上のダントツです。現在の沖縄の数字は、全国では15万人程度の感染者が出ていた頃と似た感染率だと思えますから、医療崩壊を来していたラインですよね。何とか踏ん張っていただきたいと思います。

第9波はまだ来ないと思っていた私ですが、沖縄の状況を見ていると、そんな悠長なことは言っていられないのかもしれません。私は、既感染者が4割を超えた事で、その方たちが一種の防波堤になってくれて、次の波を防いでくれるのではないかと思っていました。しかし、沖縄は、本土よりも抗体保有率は高いと推定されます。それなのに、既に第9波と言ってよい新規感染者を記録しています。私、自分の予想に自信が持てなくなってきました。もともと大した根拠などない予想でしたけれど、なんとなく当たりそうに思っていたのですが・・・・

今後どうなっていくのか、ドキドキです！！！

P.S.　本日6月16日　奈良県中部　医療法人坂根医院の新型コロナ新規陽性者は1名でした。