舌で秋を満喫

先日、三陸で採れたばかりのサンマが届いた。
氷詰めされた発泡スチロールの箱に手を入れると、冷たさで手が痛い！！
漁港からの直送で、鮮度は抜群である。
スーパーでも刺身用として売られているが、鮮度が全く違う。


捌くのは私の仕事である。
早速３尾を取り出し、三枚におろし、皮を剥いだ。


一口サイズに切って皿に盛ると、サンマの刺身の出来上がりである。
今年初めてのサンマの刺身である。
脂がのっていて、食べると口の中でとろけていく。
久し振りに美味しいサンマを食べた。
じっくりと味わった。


翌日は塩焼きにして食べた。
腸と一緒に頬張ると、ほのかな苦味と脂の甘みが交錯した。
圧力釜で生姜と一緒にじっくり炊き上げた甘辛煮も、絶対にお勧めのメニューである。
新鮮なサンマは舌で秋を満喫させてくれた。
ありがとうと、感謝するのみである。