昨日は、土を掘り起こしてつくった畝に
お茶の苗を仮植えしました。
1年間、ここで育ってもらう幼い苗ちゃんです。
1年後に別の畑に定植します。
しゃがんでひと苗植えては
蟹歩きで移動して次の苗。
苗を置いて土をかけてぎゅっと押さえる、
こうした単純な作業なのですが
数をこなす内に
要領がよくなってきます。
先に苗を等間隔でポイポイと置いていきますが、
その時根の太い部分の先が土の谷にあると
次の工程がスムーズです。
苗を左手で立てて右手で土をかけて
次に左の土をかけて
ぎゅっぎゅっとしておいて
あとで足で踏んで水を遣ります。
右で取って左で受けて右で置く・・・
あ、お茶のお点前みたい。
それはルールではなくて、
一番理にかなった手順。
合理的だけど優しくて、
集中すると無になって、
無になっている時の畝は
まあっすぐ♪
つまり、美しい姿。
うん、茶道だし。
でも、そうそう集中などしていられません。
足の痛さは正座なんてものではありません。
10も植えないうちに腰が辛くて蟹歩きできません。
農家のお母さん達を観察して、
腰を曲げて作業する姿を見習いますが
もっとできません。
どーしてあの姿勢でさくさくとこなせるのやら。
私はほどなく膝をついてしまいます。
膝をついて移動しているから
土との密着度が高くて
裾から虫も入って来ちゃうわけです。
ここが斜面だったら
作業はもっと大変でしょう。
昔は運動靴もないしゴム手もない、
ペットボトルのお茶もないしムヒもない。
もっと辛かったのだろうなあ、
でも、それなりに方法もあったのだろうなあ
などと思いました。
お茶の栽培自体が修行です。
栄西禅師は、けっして座禅時の眠気覚ましのために
お茶をもちかえったのではないと、
確信したのであります。
お茶の苗を仮植えしました。
1年間、ここで育ってもらう幼い苗ちゃんです。
1年後に別の畑に定植します。
しゃがんでひと苗植えては
蟹歩きで移動して次の苗。
苗を置いて土をかけてぎゅっと押さえる、
こうした単純な作業なのですが
数をこなす内に
要領がよくなってきます。
先に苗を等間隔でポイポイと置いていきますが、
その時根の太い部分の先が土の谷にあると
次の工程がスムーズです。
苗を左手で立てて右手で土をかけて
次に左の土をかけて
ぎゅっぎゅっとしておいて
あとで足で踏んで水を遣ります。
右で取って左で受けて右で置く・・・
あ、お茶のお点前みたい。
それはルールではなくて、
一番理にかなった手順。
合理的だけど優しくて、
集中すると無になって、
無になっている時の畝は
まあっすぐ♪
つまり、美しい姿。
うん、茶道だし。
でも、そうそう集中などしていられません。
足の痛さは正座なんてものではありません。
10も植えないうちに腰が辛くて蟹歩きできません。
農家のお母さん達を観察して、
腰を曲げて作業する姿を見習いますが
もっとできません。
どーしてあの姿勢でさくさくとこなせるのやら。
私はほどなく膝をついてしまいます。
膝をついて移動しているから
土との密着度が高くて
裾から虫も入って来ちゃうわけです。
ここが斜面だったら
作業はもっと大変でしょう。
昔は運動靴もないしゴム手もない、
ペットボトルのお茶もないしムヒもない。
もっと辛かったのだろうなあ、
でも、それなりに方法もあったのだろうなあ
などと思いました。
お茶の栽培自体が修行です。
栄西禅師は、けっして座禅時の眠気覚ましのために
お茶をもちかえったのではないと、
確信したのであります。