ドニーはどんな役を演じてもどこかにドニー・イェンの部分が残っていたけれど、「江山美人」は違う。常に雪虎将軍その人だ。
燕国の公主 飛児(陳慧琳)を厳しく鍛える雪虎将軍は公主を愛していても表には出さない。段蘭泉(黎明)のもとへ去りゆく公主を見つめる瞳はどこまでも澄んでいる。
え~?これがドニー・イェンですか~。
ぜったい役者として一皮剥けたと思う。
(↑すごい失礼な感想)
燕国に脅威が迫ったとき、将軍は段に戦いを挑む。段が好敵手であることを認めた将軍は、段に公主を連れて逃げるよう教示する。
アクションは、さすがにチン・シウトン。戦争シーンでは死者が出そうな勢い。
ところが、ドニーのアクションはすばらしく美しいものの、野蛮さがひとかけらもない。
大人で冷徹で密かに優しい男で終わるつもりなのか、雪虎将軍よ~。
と思いきや、ラスト12分でまってましたの怒涛の展開。すごいカタルシス。しかし、いつもの肩に力入っているドニーさんじゃありません。何もかも捨てた(失った)雪虎なのです。雪虎は本来こういう熱い漢なのだ。
ドニーの映画で涙が出たのは初めて。
ケリー・チャンとレオン・ライの歌もすばらしかった。
燕国の公主 飛児(陳慧琳)を厳しく鍛える雪虎将軍は公主を愛していても表には出さない。段蘭泉(黎明)のもとへ去りゆく公主を見つめる瞳はどこまでも澄んでいる。
え~?これがドニー・イェンですか~。
ぜったい役者として一皮剥けたと思う。
(↑すごい失礼な感想)
燕国に脅威が迫ったとき、将軍は段に戦いを挑む。段が好敵手であることを認めた将軍は、段に公主を連れて逃げるよう教示する。
アクションは、さすがにチン・シウトン。戦争シーンでは死者が出そうな勢い。
ところが、ドニーのアクションはすばらしく美しいものの、野蛮さがひとかけらもない。
大人で冷徹で密かに優しい男で終わるつもりなのか、雪虎将軍よ~。
と思いきや、ラスト12分でまってましたの怒涛の展開。すごいカタルシス。しかし、いつもの肩に力入っているドニーさんじゃありません。何もかも捨てた(失った)雪虎なのです。雪虎は本来こういう熱い漢なのだ。
ドニーの映画で涙が出たのは初めて。
ケリー・チャンとレオン・ライの歌もすばらしかった。