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2008年01月06日 | Weblog
以下毎日新聞記事より

<防衛省>火災の「しらね」除籍 修理なら2年200億円
1月4日2時31分配信 毎日新聞


 防衛省は、昨年12月に火災を起こしたヘリ搭載護衛艦「しらね」(5200トン)の修理を断念し、一線を退かせる「除籍」とする方向で調整を始めた。しらねの耐用年数が残り約5年しかないのに、修理に2年程度、200億円以上かかるとの暫定的な見積もりが出たためだ。ほかに除籍予定のヘリ搭載護衛艦が2隻あり、配備計画(2隻)を上回る除籍で、防衛整備計画の見直しを迫られる事態にも発展しそうだ。

 しらねは昨年12月14日深夜、横須賀基地(神奈川県)に停泊中に出火。艦船の中枢部分である戦闘指揮所(CIC)が火元とみられており、事実上コンピューターを含む指揮通信系統をすべて交換する必要が生じた。修理費は300億円程度に膨らむ可能性もあるという。

 全国に四つある護衛隊群の旗艦には、4隻のヘリ搭載護衛艦があてられている。このうち、しらねは第1護衛隊群(横須賀)の旗艦で80年の就役。第3護衛隊群(舞鶴)の「はるな」(73年就役)と第4護衛隊群(呉)の「ひえい」(74年就役)は老朽化が激しく、「しらね」より先に除籍する予定だった。

 現行の防衛計画では、新型のヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」が09年3月に就役。その2年後に同型護衛艦がもう1隻就役する予定だった。これら2隻は、はるな、ひえいと交代することになっていたが、しらねが先に除籍すれば、後継艦が足りなくなる。はるな、ひえいの耐用年数を引き延ばすには改修が必要で、運用に支障が出るのは避けられない見通しだ。【古本陽荘】

最終更新:1月4日2時31分




あるブログ覗いてみたら、船火事は船乗りにとって最大の恥なのだという。
その通りなんだろう。もう使い物にならないもんね。直すにも2年もかかって費用は200億だって。

この船は電気系統の異常が原因らしい。
確か、F-2戦闘機の炎上事故も電気系統だったんじゃなかったかな。
あれは配線ミスか。

今、団塊の世代の退職で技術の伝承の危機が叫ばれているけど、自衛隊とか国防関連企業の仕事というか技術というか、その伝承は大丈夫なのかな。
これらの事故はそういったことが関係してないのか。
どんな仕事にも言えることだけど、ちょっとした作業にも経験とか勘が物を言うものだ。
本を読んだだけとか、マニュアルを見ただけでは分からないことが多々ある。

業種にもよるけど、多くの民間企業は今慢性的な人手不足で教育にまで手が回らないと聞く。
リストラやりすぎの反動か。

学校教育だけでなく、世の組織も教育体系の見直しが必要なのかもしれんね。

それにしても、このところ防衛関連の不祥事とか事故が多すぎる。
あの元事務次官が一番悪い。
真面目に任務をこなしている兵隊さんが気の毒だ。




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