先月、ふと思いついて茨城県南部と千葉の一部をぶらついてみた。
土浦から霞ヶ浦へ向かうとあたり一面にハス田が広がる。
何年か前にバイクで一度このあたりに来たことがあるが、強力なポンプを使って行うレンコンの収穫作業は大変そうだった。
実際、かなりの重労働なのだろう。
ツーリングでの楽しみの一つが各地にある直売所めぐり。
茨城県はサツマイモの名産地だけあって、干しイモとかイモそのものがたくさん置いてある。
落花生もそうか。地物を買ってみたけど、味は中国産とはダンチの差。まず香りが違う。土と太陽の匂いだ。
噛んでみればカリカリといい食感。多少高くてもやっぱ国産だな。
売り物として敷き藁が置いてあった。藁は温かい。
ガキの頃、近くの田んぼで藁を積み上げて隠れ家作って遊んだのを思い出した。今の子供らはそんな経験もできないか。
今は藁もワーッと細断しちゃうもんね。
潮来着。
この日はことのほか寒く、潮来名物のろ舟は一艘も出ていない様子。
ろ舟案内のおじさんも手持無沙汰のよう。まあ、この寒さじゃねぇ。
乗り場近くはアヤメがたくさん植えられていた。きっと春は綺麗な花が咲くのだろう。
駅前の食堂でサバ焼き定食を食す。
海が近いので物が違うのだろう。ふっくらしてこれまで食していたものとは別物の美味さであった。
マグロ漬け丼。
関東の東の方は、平地が多く、日本でも独特な場所なのかな。
特にこれといった見どころがないようで、でも、なんかいいものがあるような感じがします。
時間をかけてみると、じわじわと湧いてくるのかもしれません。
霞ヶ浦はさすが広いですね。海と間違えるほど。
たしかに平地が広がるばかりという印象もなきにしもあらずという印象ですが、開放感が違いますね。
水が大変豊かで、行く都度、水郷の町という感じを受けます。