Cのぶらぶら歩き

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読書

2007年07月01日 | Weblog
更新を休んでいる間、柄にもなく本を読んでいました。

アミターバ」(玄侑宗休著)。
基本的に小説は読まないのですが、デュエットさんのBlogで知ったこの本、読んでみるとなかなか面白い。
時間の捉え方とか、肉体と精神の関係、他にも物理や哲学的なことも絡んできて、いろいろ考えさせられました。
書評に「現代の死者の書」とあります。
チベットの「死者の書」の日本版という位置付けですね。


中身については、デュエットさんの4月30日の記事を参考までに。

読んだのは文庫本。380円で安いです。
文庫本といえば、気になるのは、一般に売られている文庫本がそう安くないこと。
普通500円とか高いのは700円程度というのが多いですよね。
ハードカバーを買った方がいいくらいと思うときがあります。

でもまあ、価格の競争原理が働いてはまずい世界というのも理解できます。
価格の高止まりというのも、ある程度やむを得ないことなんでしょうねぇ。


普段はこんなのをながめています。
あとは戦記物とか専門誌とか。

小中学生の頃は教師も戦争経験者がまだ残っていて、実際に行った人でしか分からない生の話をよく聞かされたものです。
「○○地方の部隊は、戦闘が始まった途端率先して逃げていった。」とか、「戦死者の遺骨を故国に送るのに、本人のではなく“そいつの指を切って送ってやれ。”と別の戦死者の遺骨を送った。」とか、いろんな話。
まさに「戦場の実相」そのもの。



活字ばかり追っていてもアタマが痛くなるので、たまにはマンガも。

でも、マンガとはいえストーリーもしっかりしているし、ヘタな小説より余程面白い。
世界に誇れる文化といって差し支えないでしょう。

かなり前に、電車の中でマンガを読みふけるサラリーマンの姿が批判されたものですけど、疲れた身に活字は重い。
今はマンガの代わりにケータイになっているのかな。

あれ? 前にも同じようこと書いたかな。

ネット、パソコン漬けの毎日、たまには読書生活というのもいいものです。

おわり。




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