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バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2015年9月定例デモ申し入れ書

2016-01-09 | 日記

             申 し 入 れ 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ジェームズ・パスカレット少将様

陸上自衛隊中央即応集団司令官           川又 弘道様

座間駐屯地司令                  伊崎 義彦様

  私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地と戦争に反対して,2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。

  沖縄の辺野古では,米軍普天間基地の替わりの新基地建設のため作業が,9月12日に再開され,翁長沖縄県知事は辺野古埋め立て承認を取り消す作業に入ったと報じられています。そして、ついに政府は安保法制を,強行採決してしまいました。どちらも連日,国会周辺や現地などで,多くの人たちが反対しています。

 私たちは,座間基地の強化に反対するだけでなく,日本のどこにも,基地はいらないと考えています。国家間の問題は、お互いの人権を尊重して,相互の意見をよく聞き,忍耐強い話し合い,外交によって解決していくべきだと考えます。基地は,他の国に対して,脅威を与え,攻撃の目標になるものだと考えます。武器などが,近代的になっているとはいえ,戦争は,国家による,人殺しであることは変わりありません。戦争で被害を受けた住民は,後まで,痛みと重荷を負い続けています。戦争を経験した兵士も,精神的なダメージを受けると聞いています。

 また,8月24日の米軍相模補給廠の施設の爆発火災でも明らかなように,米軍基地は日米地位協定により,「米軍がどこにどんな爆薬や物品を保管しているか詳細な情報はわからない。」という状況です。市街地の直ぐ傍の施設でありながら,爆発火災の際には保管物の詳細が分からないということで放水などの消火活動を見合わせたと聞いています。基地は近隣の住民の脅威でもあります。

 軍隊は戦争のための訓練が行われています。座間基地ではヘリコプターの離発着が行われ,厚木基地では,艦載機などによる,爆音を伴う訓練が行われています。墜落の危険もあります。

 住宅の密集している,狭い日本で,基地がなくなれば,別な利用ができます。どうぞ,座間基地を私たち市民に返してください。

 戦争による,悲惨な歴史を繰り返さないためにも,武力によらない、対等な粘り強い対話や、文化的な交流によって、平和な関係を作ることの必要性を、改めて感じます。

 「基地はいらない」「武力によらずに平和をつくりたい」というのは,私たちの願いです。それは,安保法制や,辺野古新基地建設に反対し,国会周辺のデモに参加する多くの人たちとも,共通の願いだと思います。この街を、少しでも平和な街に近づけて次の世代に渡したいと願っています。

 多くの人が軍事力や基地に頼らない平和を望んでいます。沖縄・普天間基地の代替地としての新基地は日本の中のどこにも、世界中のどこにもいりません。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる積極的な平和を強く望みます。共に知恵を出し合って、環境を守り、分かち合って、共に生きる方法を考えていきましょう。

 私たちは、これからも変わることなく、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。

2015年9月19日            バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同 

    申し入れ書を渡す間も基地の前で抗議を続ける

 


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