バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2017年6月定例デモと申し入れ書

2017-06-18 | 日記

  6月17日(第三土曜日)のバスストップから基地ストップの会の定例デモ。6月にしては真夏のような暑さの中を午後2時半に、小田急線相武台前駅出発。いつもは圧倒的に女性の多いデモだが今日は男性陣が18人中7人も!さらにうれしいことには、このブログを見たアメリカ留学中の韓国の女子大生が参加。基地問題を研究中とのことでグローバルな視点から現場を訪ね歩く姿は心強く、独学だという流ちょうな日本語にも感動。若い彼女と固い握手をした私たちは元気もいっぱい分けてもらいました。

アジサイの花咲き乱れる住宅街を歩きながら、ピースサイクルの今後の活動や、伊豆沖でのコンテナ船と米イージス艦の衝突事件、原発事故の責任を取らない東電株主総会への参加呼びかけ、数の暴力での共謀罪を強行採決し森友・加計学園問題も嘘とごまかしで逃げようとする安倍政権への怒り等々、マイクは次々と手渡されていく。

                         

 

       申し入れ書

在日米軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官    ジェームズ・パスカレット少将 様

陸上自衛隊中央即応司令官                        小林 茂 様

 座間駐屯地司令                             豊田 真 様

 武器の輸出で雇用創出は間違いです

5月21日リヤドでトランプ大統領とサウジアラビアのサルマン国王が会談。サウジアラビアが米国製の武器約1100億ドル、日本円で約12兆円分購入することで合意した。ホワイトハウスは「数万人の新たな雇用が生まれる」。これって死の商人ですね。軍産複合体が生き延びる事と引き換えに売られた武器が使われる。被害者はその何倍になるのでしょう。トランプ大統領の売った武器が世界の紛争の元になっている事をトランプ大統領は自覚してすぐに輸出をやめるようにして下さい。あなたこそ世界の危機を招いていますよ。武器では無い外交の手段で雇用を創出して下さい。

大田昌秀氏が訴えた軍隊は民間人を救わない

沖縄戦の惨禍を体験し戦後は沖縄県知事として沖縄の在日米軍基地問題に取り組んでいた大田昌秀さんが6月12日に92歳で亡くなりました。生前大田氏は鉄血勤皇隊に動員され米軍との戦闘や日本軍が民間人を決して救わなかった事を訴えていました。

戦後日本軍が自衛隊になり政府の広報イメージで国民の緊急時に助けてくれるような幻想を抱かせようとしていますが軍隊の本質は国益の保持です。民間人の窮地など捨て置かれます。戦前・戦中・戦後と沖縄は日本に蹂躙され続けてきました。ずっと憂いていた大田氏の無念はいつ晴らされるのでしょう。沖縄の基地強化など反対です。

 共謀罪を使って何をする気ですか

犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が15日朝の参院本会議で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。

奇しくも6月15日は1960年に日米安保同盟反対で国会で機動隊に虐殺された樺美智子さんの命日に当たる。共謀罪は60年安保のような激しい攻防戦が無くても計画段階で逮捕拘留出来るように改悪した法律である。それこそ非暴力で基地の前に集まり抗議しているだけでも恣意的に逮捕出来てしまう。沖縄辺野古基地反対運動の中心人物山城博治氏を微罪で5か月も拘留したように。

日本には憲法違反をずっと続ける安倍晋三首相とその閣僚が跋扈しています。彼等こそ獄につながなければなりません。反戦平和を求める市民が何の罪を犯したというのか?

 私達には生存権があります。それを脅かす者対して自らを守るために行動をします。法を破りたい為政者には煙たくて仕方が無いでしょう。私達は諦めずに抗議を続けます。

 

2017年6月17日           バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同

 

 

 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする