バスストップから基地ストップの会  

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2020年10月定例申し入れ行動

2020-10-22 | 日記
 17日第三土曜日3時半にキャンプ座間正門前に集合。いつも通り自衛隊からは当番の隊員が、米軍からは代理の日本人警備員が整列し私たちの代表が申入書を読み上げまず米軍側に渡そうとした。ところが突然米軍代理が申し入れ書の受け取りを拒否し、今後は南関東防衛局に郵送するようにとの米軍からの指示を一方的に文章を読み上げたのだ。
2006年から14年間ずっと在日米軍司令官宛に申し入れ書を手渡してきたのに、なぜ今回初めて受け取りを拒否され南関東防衛局に出せというのだろうか。納得ある説明など一切ない。3日前の水曜行動の際にも土曜の申し入れは伝えてあるのにその時は何も言われていない。警備隊の日本人は当直責任者と言うだけで名前も名乗らない。自衛隊にだけ渡してきたが、納得出来ない後退だ。変わったのはなぜか?
情報を集め今後の対応について検討中。このような動きは他のところでも起こっているのだろうか?


    


    申 入 書

               申 入 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官   ビエッド・ルオン少将 様
陸上総隊司令部日米共同部長                   斎藤 兼一 様
座間駐屯地司令                         小野 一也 様


 安倍政権が9月16日をもって終焉しました。その7年8か月で、武器輸出三原則を破棄し輸出を可能にし、憲法違反と言われた安全保障関連法を国民の反対の声を雑音と称し、強硬採決で集団的自衛権の行使を可能にしました。それだけではなくアメリカからの武器の爆買い、ついには先制攻撃論まで並べたて「戦争しない国」から「戦争する国」へと国の姿を大きく変え、平和憲法を邪魔にし戦争への道をひた走る政権でした。とても許せる政権ではありません。そして、菅新政権が誕生したが、「規制改革を進め国民のために働く内閣」と言いつつも、前政権の平和憲法をないがしろにし、戦争する国つくりの道を突き進む政策を引き継ぐと宣言していることから、とても安全て安心して暮らせる未来を創造することはできません。
私たちは、日本国憲法第九条の規定する戦争放棄・戦力不保持の平和主義を基調とする平和主義を実現するために、在日米軍や自衛隊員に「この街から戦場に行くな」、「武器で平和はつくれない」と呼びかけています。そして、国際間の紛争は、外交交渉によって解決すべきものであり、決して武力の行使によって解決されるものではないと考えています。武器の拡大・強化ではなく外交交渉に力を入れることを要請するとともに、日米が一体化して戦争準備をすることや、国民の生活破壊を招く戦闘の発令をすることのないよう強く求めます。
 また、過密な都市化がすすむ中で広大な敷地をほしいままにしている基地は、先ずは整理縮小して遊休施設を速やかに市民に返還することを求めます。


2020年10月17日
           バスストップから基地ストップの会・ デモ参加者一同  


   

コメント
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