バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2020年2月定例デモと申し入れ書

2020-02-18 | 日記

2月15日の土曜日は、バスストップから基地ストップの会の座間キャンプへの定例デモ。 
寒からず穏やかなデモ日和で15名の参加だった。お天気のせいか沿道でのチラシ(申し入れ書の後に文面あります)の受け取りがとても良く、ストップの会のことを知っている人から励まされたり、「頑張って」と声をかけられたり。避けていく人より受け取ってくれる人のほうが多く、40枚は早々と完売(?)。なんか心も軽くなる。
住宅街には、見事なミモザの花が満開。これからは、デモに良い季節だ。

今月は自衛隊が中東に派遣された。民の健康・安全を守ることには無策でひたすら軍事化を急ぐ安倍政権に対して、市民からの怒りの声はまだまだ小さい。少数なれども大きな声で元気にデモを行った。

    

 

申 し 入 れ 書


在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ビエット・ルオン少将様
陸上自衛隊座間駐屯地司令             尼子 将之様
陸上総隊司令部日米共同部長             野村 悟様

  私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して、2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い申し入れを続けてきました。
  2月2日護衛艦「たかなみ」が中東へ派遣されて行きました。今年初めから緊張が続いている中東へ防衛省設置法に基づく「調査・研究」目的で派遣されて行きました。自衛官は中東に自分の意志で行くのでしょうか?自衛官も自分の命を守るために行かないという選択があるのではないでしょうか。
  日本に憲法があり、憲法は、すべての人、自分らしく生きられるように、個人の権利自由が平等に保証されるために制定されています。異なる価値観を持つものが共存できる社会をつくることが目的とされています。これは国内だけでなく、ほかの国の人に対しても、同じだと思います。異なる価値観を持つものが共存できる世界、すべての人が、個人として尊重しあって生きることのできる世界が望まれると思います。
  そのためには、武力による戦いではなく、外交によって解決することが大切です。お互いに相手を尊重しながら、対等な立場で、率直に話し合う。相手の言葉によく耳を澄まして真摯に話し合う。結論を急がず、互いの違いを理解できるように、丁寧に時間をかけて、あきらめずに話し合う。何度、回数を重ね、労力を惜しまずに、話し合う。一致点を探して話し合う。そして共に生きるにはどうしたらよいかを、一緒に知恵を絞り、考える。その先に、平和の実現があるのではないでしょうか。
  戦争や武力、武器は、生命や環境を守ることはできないと考えます。国同士の問題の解決は、軍事力ではなく、丁寧な息の長い話し合いによって解決をめざすべきだと考えています。私たちは、この街を、少しでも平和な街に近づけて、次の世代に渡したいと願っています。いつか、基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。


2020年2月15日           
                                                                          バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同
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以下は沿道の人たちに配ったチラシの文章です。
 
  戦争のための基地はいりません!!
2005年、米陸軍第一軍団司令部が、キャンプ座間に移駐してくる事が、米軍再編計画で明らかになってから、組織に属さない女たちが座間キャンプゲート前に座り込みをはじめ、15年目に入りました。翌年4月からは毎月第3土曜日の午後、デモをして、キャンプ座間正門ゲート前で申し入れ書を読み上げて、申し入れ先は、在日米軍司令官、米陸軍第一軍団司令官(両司令官は兼任)その後拡大強さ
れた自衛隊の陸上総隊司令部日米共同部長、座間駐屯地司令宛です。
けれど皆さんご存知のように、戦争に突き進む安倍自公政権が、この国の立憲主義、基本的人権、平和主義を踏みにじり、基地は拡大強化されています。相模補給廠には昨年、迎撃ミサイル基地の司令部が、突然に作られてしまいました。基地は必ず攻撃の対象になることは歴史が証明しています。
また昨年末、安倍政権は、国会の審議も経ずに自衛隊の中東派兵を閣議決定し、今月ついに横須賀港から、海自護衛艦「たかなみ」の中東派遣が強行されました。
今、本土のマスコミが報道しない中で、世界で最も美しく重要な海域としてホープスポットに選ばれた辺野古大浦湾の、生物の宝庫が、軟弱地盤の絶対不可能な新基地建設に、嘘と隠ぺいで塗り固めて2兆5千億円税金を投入し、違法な工事で赤土で埋め立てられています。
また南西諸島の島々では自衛隊のミサイル基地化と万里の長城と言われる要塞化が、安倍政権によって強力に進められ、その半分以上が完成しています。沖縄を先の地上戦で、県民の家族の4人に一人の命を奪って、今またこんな犠牲を押し付けていられますか。知らなかったではすみません。原発と基地。どちらも人類と相容れません。どちらも金まみれ。どちらも生命を脅かす。
毎月私たちは声をあげます!
●偽造!ねつ造!安倍晋三! ●マスコミ牛耳る安倍晋三! ●検察牛耳る安倍晋三
●アベはやめろ!アベはやめろ!アベはやめろ!
〇政治を変えよう!  〇世の中変えよう!  〇金で買えない命を守ろう!

  

  

   辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会の2月版チラシより     

 

    

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