バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2020年11月定例申し入れ行動

2020-11-23 | 日記
21日3時に相武台前駅、3時半にキャンプ座間正門前集合。自衛隊員とアメリカ軍の日本人警備隊員がゲート前にでてきて、その前で申し入れ書を読み上げた。だが先月から米軍は受取拒否。15年間受け取ってきたのに、なんの説明もなく突然の受取拒否は到底受け入れられない。
デモでも申し入れの場でもいつもストップの会の旗を掲げていた仲間が亡くなった。21日はその告別式の直後の行動。友の遺志を力に、私達は今日を生きる。私たちは戦争を生み出す国の国民、戦争を生み出す町の市民になることなど絶対にごめんだ。

      


                申 入 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官   ビエッド・ルオン少将 様
陸上総隊司令部日米共同部長              斎藤 兼一 様
座間駐屯地司令                    小野 一也 様

 「バスストップから基地ストップの会」がどうやって始まったかご存知でしょうか。
2004年3月、米ワシントン州フォートルイスにある米陸軍第一軍団司令部のキャンプ座間への移転が報道された際、ラムズフェルド米国務長官が「本当に望まれているところに行きたい。歓迎されないところへは行きたくない」と表明したことから、「私たちは歓迎していません」という応答をするために、翌2005年の11月に一般市民によって始められた活動です。バスストップに座り込み、ときどき歩きながら、キャンプ座間内の人たちおよび、道を行く人たちに、「私たちは歓迎していません」ということを伝えるという行動を始めたのです。
 それから15年、毎週水曜日に雨の日も台風の日も、クリスマスも元日も、コロナによる非常事態宣言の中でも、私たちは「歓迎していない」ということを表明するために毎週座り続けています。また毎月第三土曜日には、このように申入書の提出も行ってきました。
 それは、単純に基地被害を減らしたいからではありません。基地があることで、戦争を生み出す加害者になるということに、もう耐えられないからです。日本が「戦争をする国」になろうとしている今日、沖縄だけでなく、座間を始めとする全国の米軍基地、自衛隊基地が「戦争をつくり出す施設」となるのです。私たちは、戦争を生み出す国の国民、戦争を生み出す町の市民であることを拒否します。被害者になるということについては「我慢する」という選択肢もあるかもしれませんが、加害者になることについては「我慢する」という選択肢はないからです。「だまっていたら、100年先も基地の町」そうなってはいけない。だから私たちは申入れをしているのです。
 国際間の紛争は、武力の行使によって解決はしません。外交交渉によって可能なのです。外交に力を入れることを要請するとともに、日米が一体化して戦争準備をすることのないよう強く求めます。

2020年11月21日
                   バスストップから基地ストップの会・ デモ参加者一同  


    
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