バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2020年6月定例申し入れ行動

2020-06-23 | 日記
今月も大事をとって定例デモはやめ、自衛隊への申し入れ行動を行いました。
梅雨の晴れ間の午後、相武台前駅から基地正門前まで横断幕やプラカードを持ってのピースウォークには11名が参加。
来月からは夏時間での行動になり、開始時間がかわります。行動は18日ですが、開始時間・集合場所などは10日までにはこのブログでもお知らせします。コロナ感染のリスクが減って参加者が増え、デモでより多くの人にアピールできるとよいのですが。

    
 


    


           申 入 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ビエット・ルオン少将様
陸上総隊司令部日米共同部長 斎藤兼一 様
座間駐屯地司令 小野一也 様

 コロナに対する対策に失敗したトランプ政権と安倍政権。自国民の健康すら守れない失策に早急な退陣をお勧めします。軍事よりも生命を大事にする政策を持った政権を望みます。

人種差別による殺害を許しません
5月25日、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官により黒人のジョージ・フロイド氏が殺害された事件で関与した4人の警官は懲戒免職になっただけで無罪放免されました。丸腰の黒人を警察官が殺害すると言う何の言い訳も出来ない所業は日常的に差別・抑圧されている黒人達の怒りを呼び全米的なデモへと発展しました。
トランプ大統領は各州の州知事に事態の沈静化を電話で指示しましたが一向に収まらず「弱腰」と非難、地元当局の行動が不十分な場合は軍を動かすと息巻きました。まさに軍の出動による「威嚇」でしかありません。問題の根本は人種差別です。そこを改めずに軍隊を出して黙らせようとする事で解決はしません。先ず行うべきは元警官4人を殺害による裁判を公平公正に実施した後に再発防止策を採る事です。
芸能人の「つるの剛士」なる人物が「普通の声で言おうよ」と抗議行動を揶揄していましたが普通に抗議した時にきちんと人種差別の撤廃について考え行動したのでしょうか?全く変わらないから抗議行動の声が大きくなっているのをトーンポリシングによって誤魔化す事は赦しません。人種差別を止める事を求めます。

パクスアメリカーナは要らない
トランプ大統領は2期目の再選を目指して「強い大統領」を演出しようと躍起になっていますがアメリカ国内はコロナによる死者が世界第一位のままです。最近は特に顕著ですがアメリカ一国の利害に走る政策が目立ちます。パクスアメリカーナを標榜するのは100年近く前の第一次世界大戦終了直後から変わりませんが世界でのパワーバランスがかなり変わってしまいました。今の時代に一国だけ都合良く繁栄しようとすればあからさまな不平等条約みたいなものを相手国に押し付け続けるしかありません。国際社会の平和のルールから完全に逸脱する訳です。経済だけで不平等条約は結べないから軍事と言う暴力を背景にするしかないのです。世界の紛争を紐解くと大国による世界支配の代理戦争です。金儲けのために人殺しをする。文句を言う人を黙らせるために軍隊を送り込む。そんな野蛮な「世界の警察官」なんてミネアポリスの警察みたいに解体です。「敵が攻めて来るから軍隊が必要だ」という屁理屈よりも軍隊による他国に対する蹂躙の方が大迷惑です。基地を置く事を容認などしません。
       
            2020年6月20日 バスストップから基地ストップの参加者一同

        
    


コメント
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