バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2021年12月定例申し入れ行動

2021-12-21 | 日記
 12月18日(土)、2021年最後の申し入れ行動を行いました。
毎週水曜の座り込みを始めたのが2005年11月、その翌年4月から始まった申し入れ行動も15年が過ぎました。最初の4人のうちのふたりもずっと参加しています。こんなに続いたのはみんなの「基地はいらない」という思いが強いから。私たちの思いとは裏腹に米軍基地も自衛隊の基地も存在し続け、拡張が続いています。悔しいけれど、声さえ上げられなくなったらどんな社会になっていくかは日本が歩んできた道を振り返れば明らかです。もう二度とあの道を歩まないためにも、来年も声をあげ続けます。
一緒に声をあげたい方、ぜひ行動にご参加ください。
  水曜行動    毎週水曜日14時~15時30分 「キャンプ座間バス停」前にて
          小田急線相武台前駅から約2km  バスの便数が少ない
  申し入れ行動  毎月第3土曜日
          15時小田急線相武台前駅北口バス停(階段を下りて直進すぐ)
          またはキャンプ座間正門前に15時半




申し入れ書

在日米陸軍司令官.米陸軍第一軍団司令部司令官    ジョエル・B・ヴァウル准将 様
陸上総隊日米共同部長                 垂水 達雄 様
座間駐屯地司令.第4施設群長            小野 一也 様
 
玉城沖縄県知事は辺野古埋め立て工事に対し、地盤の安定性に関わる最も重要な地点においての調査がない点や災害防止策の検討不足、絶滅危惧種のジュゴンへの影響が適切に予測されていないことなどを理由に、埋め立て工事の変更を不承認としました。私たちはこれを強く支持します。国は直ちに工事全体を中止するよう求めます。大浦湾の海底地盤には水深90mに及ぶ深い谷があり、そこに堆積した砂と粘土のやわらかな地層は多くの海の生物のゆりかごとなっています。この海底に杭を打ち込み美しい海と多くの税金を失おうとしている、しかもこの工事の技術はまだ日本にないのです。いったい誰のため、なんのために行われる工事なのでしょうか?国や司法は問題の本質をしっかり見て判断してください。
1月に就任したバイデン米大統領は他国との「協調」による政策の推進を打ち出す一方、中国・ロシアを名指しで排除する立場を明らかにしました。米軍とイギリス・オーストラリア・フランス・インド・日本らも参加する合同訓練が海上や陸上で繰り返され、日本国内の米軍基地や自衛隊基地もその訓練場となっています。私たち市民が気づかないうちに、着実に戦争準備は進められているのです。自衛隊の方々は「国を守るための訓練」と言われるでしょうが、軍備拡張の先に待ち受けているのは本物の戦争であり、がれきの山と多くの死傷者であることはこれまでの歴史を見れば明らかです。
奄美・沖縄本島・宮古・石垣へのミサイル部隊の配備をやめてください。
これ以上住民の不安を増やさないでください。
先月と同じ言葉を、今月も繰り返します。

日本を「戦争できる国」にしないでください。
日本を「戦争できる国」にするために沖縄を利用するのはやめてください。自衛隊・米軍共同の日本の軍事化に私たちは反対します。
宮古島をはじめ、沖縄の島々のミサイル配備をいますぐやめてください。
私たちは、「基地のあるところに戦争がやって来る」という先人の言葉に立って、基地のない島、基地のない日本を目指していきます。

2021年12月18日
           バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同




 座り込み行動の一日 
 玉城知事の辺野古埋め立て工事不承認を支持するオール沖縄会議の呼びかけに連帯して「不承認」のボードを掲げる
                              
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする