バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2017年1月定例デモと申し入れ書

2017-01-22 | 日記

1月21日(土曜日)は、新年初の座間キャンプへの定例デモ。青空がすみわたってはいたものの、強風のなかを相武台前駅出発。あとから走って来たなかまも追いついていつもを越える17名。

ところがキャンプ座間ゲートには、またしても申し入れ書を受けとるべき自衛隊員の姿はなく、米軍側の方の日本人の警備員のみ。事前に言ってあるのに、10分たっても15分たっても現れず。道路の反対側で待っているなかまたちも抗議して、交差点をデモ。ストップの会の旗ざおが折れるほどの寒風にさらされ、心底冷えて鼻水すするなか20分近く待たせて、やっときたと思えば、謝罪の言葉もなく名前もなのらず。「座間駐屯地当直司令」と繰り返すのみ。

制服に名前もついてない。余りにもバカにした態度で名前もわからない、本当に手わたしてよいのかわからず信頼性にかけるので、写真をとらせてもらいました。

さらにひどいことには、デモがついたとたんにゲートの左側の木立の影に隠れてデモ参加者の写真をまた(毎週の座り込みの時もこの場所から)とっており、激しく抗議するとさっと逃げる。この場所は、外側からは見えにくい特別なフェンスになっている。あまりにも卑怯な!隠れるようにして今も自衛隊は市民監視をしているのだ。抗議の声を大きくあげよう。

自衛隊員でも、ずいぶん態度が違う。真摯に聞く人もいたようだが、これは上官にとっては都合の悪いことなのだろう。だが、遅れたら謝り所属と名前をなのって責任をもって仕事をするのは国民への義務ではないのか。

要するに基地に反対する声はこの程度の扱いか。しかし一粒の麦、一匹の蟻、一人の市民は挫けない。

                                                                    

                                        申し入れ書

在日米軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官    ジェームズ・パスカレット少将様
陸上自衛隊中央即応司令官                       小林 茂 様
座間駐屯地司令                               豊田 真 様

君に軍靴が聞こえるか!
2017年が世界から戦争のない年になることを願って申し入れます。戦争(人殺し)のための高江ヘリパット基地の建設と辺野古新基地建設を直ちに中止し撤回すること。   
沖縄県民は県知事選・衆議院選・参議院選で新基地建設を強引に進める安倍政権に反対の意思を明確に示した。安倍は、「沖縄県民に寄り添う」と言っていました。あれは、どこへ行ったのですか?口からの出まかせですか?あなたは首相ですよね。公人たるあなたの人格を疑問に思わざるを得ません。自らの発言に責任をもって沖縄県民の民意に寄り添うべきだ。
 安倍政権の、秘密保護法・集団的自衛権の行使容認(戦争法)は戦争の為の法律を反対の声を踏み潰して強行に成立させた法律だ。作家の小林多喜二は戦前の治安維持法によって特高(天皇の警察)に逮捕・拘束され拷問され虐殺された。社会運動家、労働運動家、市民活動家、文化人等多くの人々が特高に逮捕・拘束されて拷問されありもしない事をでっち上げられ虐殺されたのだ。私たちは共謀罪の成立を絶対に許さない。
 私たちは、座間基地そして戦争の為の世界の基地の撤去・廃止を求めて毎週水曜日座間キャンプの座り込みと月1回のデモと申し入れ行動を行ってきました。しかし、座間基地内から私たちの行動をカメラで撮影・監視している者がいます。誰が何の為に行っているのか明らかにすると共に今後こうした行為をやめることを求めます。
 汝人を殺さず! 汝人に殺されず! 汝死にたもう事なかれ!

2017年1月21日                     バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同

          基地の内外を分けるフェンス

    

 

                                 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする