１０月２０日（土）午後２時座間駅集合２時半出発、バスストップから基地ストップ会の定例デモ。秋晴れの空には親子のジュゴンの雲が泳いでいる。
キャンプ座間に先回りしている人もいて、１８人の参加。今回は沿道の人に会の説明のビラ３０枚を配りながら歩く。中学生の男の子が３人、みんな受け取ってくれたり、「がんばってね」と励まされうれしかったあ！ハロウィーンの派手な帽子も目をひいてか完売。
歩きながら沖縄県知事選の応援に参加した仲間から圧倒的民意を受けて玉城デニー新知事を生み出した現地からの報告を聞く。またいきなり地元自治体に通告し今月１６日に相模補給廠に駐留してきた米陸軍第３８防空砲兵旅団司令部（申し入れ書参照）、横須賀の艦船の動き等の報告もあり。日米の再編計画は秘密裏に進むが、これから座間キャンプにも様々な動きがあるかもとのこと。
私たちは平和を望んでいるのに基地はどうやら強化の一途をたどっている。沖縄の「勝つまで決してあきらめない」闘いに学び、気持ちを引き締めて息長く、基地のなくなる日を求めていこう。
配布したわたしたちのビラ
申 し 入 れ 書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ビエット・ルオン少将様
陸上総隊司令部日米共同部長 野村 悟様
座間駐屯地司令 尼子 将之様
私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して，２００５年１１月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、２００６年４月から毎月第３土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。
9月末台風の中，うれしいニュースがありました。沖縄県知事選で，翁長雄志（おながたけし）前知事の遺志を継ぐ，玉城（たまき）デニーさんが当選したことです。これは，沖縄県民の新基地建設ＮＯ！の思い，平和への願いの強さの現れだと思います。第2次世界大戦で，地上戦のあった沖縄の各家庭では，家族，親戚をたどると，必ず戦争で被害を受けた方，悲しい思いをした方がいらっしゃると聞きます。
しかし，9/26に突然防衛省から相模原市に通告があり，10/16相模補給廠に，米陸軍第38防空砲兵旅団司令部が移駐してきました。これは青森県車力,京都府経ヶ岬のＸバンドレーダーを指揮する司令部で，基地の性格を大きく変え，恒久化につながるものです。強く抗議します。
以前，南風原（はえばる）陸軍病院のあった壕を，平和ガイドの方の案内で見学しました。戦争の末期に暗い壕の中に陸軍病院が置かれ，戦争で傷ついた兵士の治療がなされたそうです。懐中電灯を消すと，真っ暗闇になるような漆黒の闇でした。おそらく,当時はわずかな灯りのもと治療がなされていたのだと思います。そんな所にも，「慰安所」があり，チマチョゴリ姿の若い女性もいたという証言があるそうです。
戦争では,兵士は極限状態にあると思います。兵器が近代的になり，さまざまな機械の操作によって施設を攻撃するといっても，人を殺傷することに変わりはないのです。今すぐとはいいません。100年後に，基地のない平和な世界を作ることを一緒に考えてみませんか。平和をつくる戦いでは，あきらめなければ負けはないと言います。平和が実現すれば，誰でもが勝者になるからです。
平和をつくるにはどうすればよいでしょうか？
お互いに相手を尊重しながら，対等な立場で，率直に話し合う。相手の言葉によく耳を澄まして、真摯に話し合う。結論を急がず，互いの違いを理解できるように，丁寧に，時間をかけて，あきらめずに話し合う。何度も，回数を重ねて，労力を惜しまずに，話し合う。一致点を探して話し合う。
そして共に生きるにはどうしたらよいかを，一緒に知恵を絞り，考える。その先に，平和の実現があるのではないでしょうか。
戦争や武力，武器は，生命や環境を守ることはできないと考えます。国同士の問題の解決は，軍事力ではなく，丁寧な息の長い話し合いによって解決をめざすべきだと考えています。
何回も繰り返しますが，私たちは，この街を、少しでも平和な街に近づけて次の世代に渡したいと願っています。いつか，基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2018年10月20日
バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同
キャンプ座間に先回りしている人もいて、１８人の参加。今回は沿道の人に会の説明のビラ３０枚を配りながら歩く。中学生の男の子が３人、みんな受け取ってくれたり、「がんばってね」と励まされうれしかったあ！ハロウィーンの派手な帽子も目をひいてか完売。
歩きながら沖縄県知事選の応援に参加した仲間から圧倒的民意を受けて玉城デニー新知事を生み出した現地からの報告を聞く。またいきなり地元自治体に通告し今月１６日に相模補給廠に駐留してきた米陸軍第３８防空砲兵旅団司令部（申し入れ書参照）、横須賀の艦船の動き等の報告もあり。日米の再編計画は秘密裏に進むが、これから座間キャンプにも様々な動きがあるかもとのこと。
私たちは平和を望んでいるのに基地はどうやら強化の一途をたどっている。沖縄の「勝つまで決してあきらめない」闘いに学び、気持ちを引き締めて息長く、基地のなくなる日を求めていこう。
配布したわたしたちのビラ
申 し 入 れ 書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ビエット・ルオン少将様
陸上総隊司令部日米共同部長 野村 悟様
座間駐屯地司令 尼子 将之様
私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して，２００５年１１月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、２００６年４月から毎月第３土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。
9月末台風の中，うれしいニュースがありました。沖縄県知事選で，翁長雄志（おながたけし）前知事の遺志を継ぐ，玉城（たまき）デニーさんが当選したことです。これは，沖縄県民の新基地建設ＮＯ！の思い，平和への願いの強さの現れだと思います。第2次世界大戦で，地上戦のあった沖縄の各家庭では，家族，親戚をたどると，必ず戦争で被害を受けた方，悲しい思いをした方がいらっしゃると聞きます。
しかし，9/26に突然防衛省から相模原市に通告があり，10/16相模補給廠に，米陸軍第38防空砲兵旅団司令部が移駐してきました。これは青森県車力,京都府経ヶ岬のＸバンドレーダーを指揮する司令部で，基地の性格を大きく変え，恒久化につながるものです。強く抗議します。
以前，南風原（はえばる）陸軍病院のあった壕を，平和ガイドの方の案内で見学しました。戦争の末期に暗い壕の中に陸軍病院が置かれ，戦争で傷ついた兵士の治療がなされたそうです。懐中電灯を消すと，真っ暗闇になるような漆黒の闇でした。おそらく,当時はわずかな灯りのもと治療がなされていたのだと思います。そんな所にも，「慰安所」があり，チマチョゴリ姿の若い女性もいたという証言があるそうです。
戦争では,兵士は極限状態にあると思います。兵器が近代的になり，さまざまな機械の操作によって施設を攻撃するといっても，人を殺傷することに変わりはないのです。今すぐとはいいません。100年後に，基地のない平和な世界を作ることを一緒に考えてみませんか。平和をつくる戦いでは，あきらめなければ負けはないと言います。平和が実現すれば，誰でもが勝者になるからです。
平和をつくるにはどうすればよいでしょうか？
お互いに相手を尊重しながら，対等な立場で，率直に話し合う。相手の言葉によく耳を澄まして、真摯に話し合う。結論を急がず，互いの違いを理解できるように，丁寧に，時間をかけて，あきらめずに話し合う。何度も，回数を重ねて，労力を惜しまずに，話し合う。一致点を探して話し合う。
そして共に生きるにはどうしたらよいかを，一緒に知恵を絞り，考える。その先に，平和の実現があるのではないでしょうか。
戦争や武力，武器は，生命や環境を守ることはできないと考えます。国同士の問題の解決は，軍事力ではなく，丁寧な息の長い話し合いによって解決をめざすべきだと考えています。
何回も繰り返しますが，私たちは，この街を、少しでも平和な街に近づけて次の世代に渡したいと願っています。いつか，基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2018年10月20日
バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同
