バスストップから基地ストップの会  

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2023年2月定例申し入れ行動

2023-02-20 | 日記
 
 2月の定例申し入れ行動参加者、13名。連日の寒さに比べればほっとする陽だまりの中で、在日米陸軍・自衛隊への申し入れ行動を行いました。
 ウクライナでの戦争終結の見通しがたたないなか、バイデン大統領からの中国の気球撃ち落とし宣言、トルコ・シリアの大地震と不安をあおるようなニュースが続きます。日本でも東日本大震災後とめられていた原発の再稼働が進められています。もうすぐ3月11日、日本は大震災から何を学んだのでしょうか。
 
   
  

この絵本は申し入れ書に紹介されているものです。朝日新聞出版

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在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官   ジョエル・B・ヴァウル少将様
陸上総隊日米共同部長   豊田龍二様
座間駐屯地司令・第四施設群長   本田健二様

                  申 入 書

 「アジアに平和を、静かな空を!」というメッセージを掲げて、私たちの仲間は毎年大和市内で、ピースフェスティバルを開催しています。今年度は19回目になりますが、コロナ感染防止のため、ギャラリーでの屋内展示となりました。今回のテーマは「軍事力ではなく、対話こそ、平和につながる道」です。
展示企画では「絵画展・韓国、朝鮮、中国、日本のともだち展」が、多くの参加者の心を揺さぶりました。子どもたちの素朴な日常の絵が、戦争のない平和の大切さを教えてくれました。
今日紹介したい絵本があります。「自由と平和の為の京都大学有志の会の声明書」の子ども訳です。

  国と国のけんかを せんそう と言います。
  戦争は、人殺しの道具を売るお店をもうけさせます。
  戦争は、始まると、誰にも止められません。
  戦争は、始めるのは、かんたんだけど、終わるのはむずかしい。
  戦争は、兵隊さんも、お年寄りも、子どもも苦しめます。
  戦争は、手や足をちぎり、心も引きさきます。
  私の心は、私のもの。誰かにあやつられたくない。
  私の命は、私のもの。誰かの道具になりたくない。
  海が広いのは、人を殺す基地を造る為じゃない。
  空が高いのは、人を殺す飛行機がとぶ為じゃない。
  学校で学ぶのは、人殺しの道具を造るためでもなく、
  お金もうけのためでもなく、誰かの言いなりになる為でもない。
  自分やみんなの命を大事にして、いつも好きなことを考えたり、お話ししたりしたい!
  でも戦争は、それをじゃまするんだ!
  だから、戦争を始めようとする人たちに、私は大きな声で
                            “やめて” と 言うんだ!!

 次に、お伝えしたい事があります。
毎年、3月の第一金曜日は、キリスト教の世界祈祷日です。アメリカの女性たちにより始められた、抑圧された人達との和解と、平和を求める祈りの日です。今年の祈りのテーマ国は「台湾」です。
今まさに、大国間の抗争に巻き込まれ、孤立している台湾の為に、全世界のキリスト者が、心を合わせて祈る日です。天然資源に満ち溢れている台湾は、地球の財産です。台湾が、神の喜びとなる事を信じて、祈りを合わせます。
米軍、自衛隊の皆さんもこの祈りに加わって下さい。そうすれば、世界の平和が約束されるはずです。

2023年2月18日  バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同





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