バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2019年5月定例デモと申し入れ書

2019-05-20 | 日記
5月18日(土)は座間キャンプへ向けての定例デモ。
新緑と花々の咲き乱れるなか、14名で元気に歩きましたが、後半のなが~い登り坂にはばて気味に・・・北海道からの若手の女性の参加に、皆も元気をわけてもらいました。
デモのなかでの報告ふたつ。ひとつは天皇代替わりと改元で政権とマスコミの狂騒曲に躍らされる社会に対し、反天ウィーク行動に参加した仲間からのもの。もうひとつは、4月27日に朝鮮半島の38度線非武装地帯の民が手をつなぐ20万人のヒューマンチェーンに、沖縄の新基地反対の県民とともに参加した報告。アジアの平和を願い集まりました。
良い天気ででかけた人が多いのかデモの沿道の通行人が本当に少なく、配ったチラシが珍しく残ったのが残念。

来月のデモから夏時間に変わります。座間駅西口前に、集合は4時、出発は4時半です。(6,7,8,9月)お間違えありませんように。






申 し 入 れ 書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ビエット・ルオン少将様
陸上総隊司令部日米共同部長            野村 悟様
座間駐屯地司令                  尼子 将之様

私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して、2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。

今年2月に行なわれた名護市辺野古の米軍基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票において、投票総数の7割を超える沖縄県民が辺野古基地建設に反対の意志を表しました。さらには4月に行われた米軍普天間基地の名護市辺野古への移設の是非などを争点にした衆議院沖縄3区の補欠選挙において,沖縄に新しい米軍基地はいらないという県民の意志が示されました。沖縄県民の意志表明を日本政府は尊重し、辺野古土砂投入および辺野古への新基地建設を直ちに中止することを求めます。

また一方で,宮古島では,自衛隊の基地が増設されようとしています。宮古島は平坦な地形で,川はなく,生活用水,農業用水は地下水に頼っている島です。さらに、基地の建設予定地の地盤は石灰岩で、地下に空洞もあり、断層もあり、地震が起きれば弾薬庫・給油タンクなどの基地設備が壊れる可能性もあり、地下水汚染の心配があるそうです。宮古島の自然を破壊する基地は要りません。

基地建設や軍備にお金をかけるのでなく、基地をひとつずつ無くしていくことを考えませんか。基地や軍備は、他の国にとって脅威でしかありません。基地のない平和な世界を作ることを一緒に考えてみませんか。外交によって解決することを考えましょう。

お互いに相手を尊重しながら、対等な立場で、率直に話し合う。相手の言葉によく耳を澄まして真摯に話し合う。結論を急がず、互いの違いを理解できるように、丁寧に、時間をかけて、あきらめずに話し合う。何度も、回数を重ねて、労力を惜しまずに、話し合う。一致点を探して話し合う。
そして共に生きるにはどうしたらよいかを、一緒に知恵を絞り、考える。その先に、平和の実現があるのではないでしょうか。
戦争や武力、武器では、生命や環境を守ることはできないと考えます。国同士の問題の解決は、軍事力ではなく、丁寧な息の長い話し合いによって解決をめざすべきだと考えています。

何回も繰り返しますが、私たちはこの街を、少しでも平和な街に近づけて次の世代に渡したいと願っています。いつか、基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2019年5月19日           
                   バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同 


    

コメント
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