バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2020年1月定例デモと申し入れ書

2020-01-21 | 日記

1月18日(土)2020年最初の座間キャンプへの「バスストップから基地ストップの会」のデモはみぞれまじりの雨のなか。でも参加者14人のみんなの心は、戦争させないあつーい思いに溢れたデモでした。

公園で遊ぶ姿もなくチラシも配れない雨の日は本当にたいへんだけど、歩いている私たちを見ている方もいます。前回よりさらに工夫したコールにみんなも慣れてきて、終盤の相武台前駅近くでは大きくアピールできました

傘をかざして足早に急ぐ人たちにもっと関心をもってもらうには? これからの課題です。

       

       

     

     

             申 入 書

 

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官      ビエット・ルオン少将 様  

陸上総隊司令部日米共同部長                       野村 悟 様

座間駐屯地司令                             尼子將之 様

 

2020年はトランプ大統領とイランの動向に世界が注視する中で始まりました。イランの節度ある行動で戦闘の応酬は避けられましたが、極度の緊張状態の中で起こったウクライナ機誤爆事件はまた新しい火種ともなりそうで、平和な中東の春はまだ遠いようです。

この海域への自衛隊派遣を安倍内閣が閣議決定で決めたのは、12月27日のことでした。有志連合への参加は見送ったものの日本がどの立場にあるかは明らかであり、長い間イランを友好国と呼んできた安倍首相がとるべき態度ではありません。十分な説明も保証もなく派遣される隊員からは不安の声が大きいと聞いています。イラクや南スーダンでの事例も検証されていない中で海外派兵を急ぐ政府の姿勢は、「平和国家」とは全く逆の立場をめざすものとしか思えません。

 オーストラリアで森林火災被害が拡がり、すでに九州と四国を合わせた面積に近い500万ヘクタールの森が燃えています。オーストラリア政府の要請で米国・カナダなど各国からの支援隊が活動し、日本からも国際緊急援助隊として隊員を乗せた航空自衛隊の輸送機が飛び立ちました。

地球規模での気候変動が起こっています。平均気温が上昇し大規模な森林火災や洪水、海水面の上昇など、これまで考えられなかったような自然災害が急速に増えています。日本国内でも毎年信じられないようなニュースが続いています。

自衛隊の皆さんには今こそ国際救助隊となって活躍していただきたいと思います。そのためには十分な予算を計上し最新の知識を身につけていただきたいです。昨年度の消防庁の予算は151億円でした。秋田で断念されたイージスアショアは3000億円、この予算の一部を回せば国内外ですばらしい救助活動ができるのではないでしょうか。

 トランプ大統領が中東でイランに挑発行為を繰り返すのは大統領選を見据えてだ、と言われています。戦争の危機がないと武器輸出ができず、米国経済に影響するからと。米国経済が武器輸出で儲けることでなりたっているなら、そのほうがおかしいとは思いませんか。

私たちは今年も、戦争のない基地のない社会を求めます。

 

2020年1月18日                  バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同

     

        

 バスストップの会も参加している辺野古「辺野古の海を海土砂で埋めるな!首都圏連絡会」の2月行動予定

 みんなで辺野古の埋め立てを止めよう!

 

 

 

 

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今年もキャンプ座間への抗議を続けます

2020-01-03 | 日記

2020年1月1日は水曜日、元日にも抗議活動を行いました。おだやかな陽だまりのなかでにこやかに抗議のバナーを掲げる私たち。近くの座間神社に初詣に向かう人たちにも「NO! BASE」の声を聞いてもらうことができました。

       

        

12月21日沖縄県東村高江の北部訓練場N1ゲート付近で6名の市民が不当逮捕され、いったんは勾留の必要なしとされたにもかかわらず検察の準抗告で10日間の勾留が決定。これに抗議の声が高まり、裁判所は30日全員を釈放するという事態となりました。

12月31日 琉球新報 「米軍北部訓練場侵入の疑いで逮捕された6人を釈放」

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1050983.html

基地の近くにいただけで逮捕・拘束されるという恐ろしい時代に逆戻りさせてはならない。私たちは今年も軍事基地のない町をめざして行動を続けます。

 

 

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