バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2021年4月定例申し入れ行動

2021-04-19 | 日記
4月17日(土)は小雨の中、バスストップから基地ストップの会から座間キャンプへの定例の申し入れ行動。新しい友も加えて、11人の参加者でした。私たちの到着前に自衛隊・米軍側の二人が待機していました!

 コロナ感染拡大が続くなかでこの国の人々への責任を放り出し、相手からリモートでOKといわれてさえも税金と時間を浪費してわざわざバイデン米新政権へはせ参じる菅首相。対中政策の軍事強化の第一線に基地、自衛隊を差し出し平和を願う市民の命を差し出すこともいとわぬ菅自公政権の、無能さ浅ましさを、私達は許すわけにはいきません。一方では福島第一原発での汚染水を海に投棄し、放射能汚染を地球全体にばらまこうとさえしています。彼らの理想とする未来の地球・日本はどんな姿なのか、どんな裏付けがあるのか「丁寧に」科学的に教えていただきたい。





      申 し 入 れ 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ビエット・ルオン少将様
陸上総隊日米共同部長               垂水 達雄様
座間駐屯地司令                  小野 一也様
            
私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して,2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。コロナウイルスの感染拡大の影響で,2020年4月からはデモを中止し,5月から申し入れ書のみ届ける行動を続けています。座り込みも16年目に入り,デモ及び申し入れ行動も15年になります。

先日友人と話をしていて,私が,キャンプ座間の基地強化や辺野古の基地建設に反対し,基地がなくなることを願っていることを話したら,「基地がなくなったら,A国が攻めてきたらどうするの,B国から攻撃されるかもしれない。」と言われました。日頃,社会問題について共通認識があると思っていた友人の反応に,私自身が一番驚きました。

私もすぐに,日本や世界から基地がなくせるとは考えていません。しかし,私たちが座り込みを始めた頃の横断幕に「基地はどこにもいらない」とあるように,基地をどこかに押し付けるのではなく,基地がなくてすむ社会に変えて行きたいと願っています。デモの横断幕に,「黙っていたら100年先も基地の町」とあるように,誰かが声を上げる必要があると思い,今日も申し入れ行動を行っています。
コロナウイルスの感染拡大が言われるなかも,辺野古の埋め立て工事は続けられ,南西諸島はじめ様々な場所での基地強化は続いています。
まず大切なのは,一人一人の命だと思います。新基地を建設したり,軍備を拡充したりするために財源を使うのではなく,ともに協力し知恵を絞って,ウイルスに効く治療薬の開発や,また,弱く,困窮している人々への支援ではないでしょうか。共に生きるにはどうしたらよいかを考え,実現していくことだと思います。平和を作り出すにはどうしたらよいか一緒に考えましょう。
戦争や武力,武器は,生命や環境を守ることはできないと考えます。私たちは,この街を、少しでも平和な街に近づけて,次の世代に渡したいと願っています。いつか,基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2021年4月17日           
バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同 


コメント
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