バスストップから基地ストップの会  

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2022年3月定例申し入れ行動

2022-03-21 | 日記
 3月19日(土)3時半、バスストップから基地ストップの会より座間キャンプへの定例申し入れ行動。参加者9名。
 先月の申し入れから1ヶ月の間に、ロシアがウクライナへの侵略という、暴挙に踏み込み、悲惨な戦争が、始まってしまった。
 日々日本のテレビに映し出されるウクライナの惨状。一刻も早く戦争やめて!の訴えが大きくなる一方で、岸田自公政権は、プーチン憎しのマスコミを使って、この国の軍事化に弾みをつけたかのように軍備に突き進んでいる。安倍晋三の核のシェアまで露骨に出してきている。
 私達が望むことは、「軍事力、武器で平和は作れない」ということです。
 「憲法9条を盾に平和を訴える!」友人のことばです。ストップの会の仲間が発行している「エプロン通信」87号に載った友人の言葉で締めくくります。

「世界中がロシア(プーチン)のウクライナ侵攻に抗議の意を示しているこの時こそ、日本は『憲法9条』を盾に平和を訴えるべきだと思います。私達の勝利は世界中の国が武器を捨てた時です」




申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 ジョエル・B・ヴァウル准将 様
陸上総隊日米共同部長 豊田 龍二 様
座間駐屯地司令・第4施設群長 小野 一也 様

 ロシアによるウクライナへの侵攻は、あまりにも衝撃的な事でした。日々の映像を目の当たりにしながら、今の自分に何が出来るか考えました。ウクライナ国旗を作り、ウクライナの暖かい民話“てぶくろ”を表現したいと思いました。おじいさんの落とした片方の手袋を見つけた、ネズミ、ウサギ、キツネ、オオカミ、イノシシ、クマさんまでが、おしくらまんじゅうをしながら、手袋の中であったまったお話です。そんな素朴なお話の生まれたウクライナを悲しい目に合わせたくありません。一つの地球を誰が一番と奪い合うのではなく、たった一つの地球を皆で守りたいとおもうのです。
 座間、相模原、大和など厚木基地の近隣に住む者は、日々戦争訓練にさらされています。これが訓練でなく本物であったらと思うと恐怖がつのります。
 爆音裁判を起こした事で、岩国や硫黄島へ移転した部分がありますが、基地が増えただけで今迄より危険な訓練が増えています。米軍の言いなりの政府は、硫黄島は遠すぎ不便との事で、馬毛島に目を付けました。無人島である馬毛島は、かつて生活をした人達の故郷であり、馬毛鹿や動植物の宝庫でもあります。世界遺産としても大事な地域で、新基地建設は望まれません。
 しかし、国の思惑は他にありました。
 国は外交でまだ間に合うはずの対話をせず、「台湾有事」を想定した軍事対応をして、数々の琉球弧の島々をねらい、どんどん軍事基地化しつつあります。沖縄辺野古では何年にも渡り、アメとムチの政策を強行しています。地元の意見がどんなに堅かろうとも日本政府の思うままなのです。日本の憲法が守られていないのが、実情です。
 米軍に物が言えないのは、独立国として恥じだと思います。大国が小国にこびる思いやり予算ほど、恥ずかしい物はありません。
 くり返します。一つの地球を奪い合うのではなく、一つの地球を守ろうではありませんか!

 2022年3月19日(土)  バスストップから基地ストップの会参加者一同


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