バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2023年9月定例申し入れ行動

2023-09-20 | 日記
 9月16日(土)午後3時半、座間キャンプ正門ゲート前でバスストップから基地ストップの会の申し入れ行動をおこなった。9月になっても残暑といえない本格的な蒸し暑さのなか、13人の参加者は決して諦めないど根性の持ち主ばかりと自画自賛!
 でも、今日の受け取りに現れた人たちは、なーんにも聞いてくれてないなあ。が、落胆してはいられない。戦争を進める人たちはマスコミを使ってあの手この手で市民をだまそうとするが、私たちはだまされない。韓国の民衆がろうそく革命で歌った歌を一部替え歌として私たちの思いを伝えた。
①闇は光に勝てない
 嘘はまことに勝てない
 真実は沈まない
 私たちあきらめない
②原発は廃炉にしよう
 汚染水すぐ止めよう
 命の海を守ろう
 地球の命守ろう
③基地はどこにもいらない
 戦争はすぐやめよう
 命の海を守ろう
 地球の命守ろう




申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 
                デイブ・ウォーマック少将 様
陸上総隊日米共同部長             豊田 龍二 様
座間駐屯地司令兼第4施設群長         本多 健二 様

 2023年の8月9月を、私たちは、戦争について、命について、生死について、過去の歴史を振り返ること、そして、現在、未来について考えて過ごしてきた。
 1945年8月6日米国政府が広島に原爆投下、8月9日米国政府が長崎に原爆投下、8月15日、日本の敗戦、米国政府が核兵器を2度も投下し多くの市民を虐殺した戦争犯罪は今も謝罪されていない。 
 9月1日の関東大震災から100年目の今年、市民の追悼が行われた。しかし朝鮮を植民地とした日本政府が、朝鮮の人々の独立の闘いを弾圧し、土地や暮らしを奪ったため来日した人々や学生などに対し、軍と警察とが不逞鮮人としてデマを流し、国が戒厳令を発した。在郷軍人、自警団、民衆らが、朝鮮人を虐殺した植民地戦争の歴史を、政府は100年間責任をとらず、国家の犯罪を隠し、修正してきた。当時隣国の中国人も虐殺され、政府に抗う人々や労働運動家や一部の日本人も虐殺された。政府の責任を問う。
 9月に24日現日本政府の岸田首相は、福島原発汚染水を海に放出した。海と共に暮らす住民の思いを裏切って、世界につながる海に福島原発の危険な放射能の汚染水を流した。南の沖縄県では、命の海6000種類の生物の暮らす、珊瑚の海に、人殺しの新基地建設工事を強行。
 韓国のソウルを6月に出発し、1600㎞の「放射能汚染水放流中止韓日市民徒歩行進」をして、9月11日に日本の国会と内閣に書簡を届けた李元栄(イ・ウォニョン)前水原大学教授と、私も短い距離だが一緒に行進、お話を聞いた。マスコミこぞって処理水などと言っているが、この官民一体の嘘とごまかしは明らかだ。世界が中止を求めるこの核汚染水放出を止めるために、日本の私たちが、行動を迫られている。
 地震大国日本の大地震はいつ起こってもおかしくないのに、原発再稼働に舵を切った岸田政権は、12年前の大震災でオンボロ状態の東海第2老朽原発を再稼働させようとしており、地震で破壊されれば、100㎞圏内の首都圏を含む被害は想像を絶するものだ。原発を止めた元福井地裁裁判長の樋口さんは、50数基も海岸沿いに並べてある原発を脇に置いてする防衛議論は空理空論だと言っている。
 沖縄県民の民意、地元住民の反対を押し切って、辺野古の新基地建設を強行し、琉球弧の島々にミサイルの強行配備を進める防衛省は、今、うるま市の勝連分屯地に、地対空ミサイル部隊を配備している。さらに今年度中には、地対艦ミサイル部隊と地対艦ミサイル連隊本部200人を配備する計画だ。地上戦で多くの犠牲者を出させた沖縄を、再び戦場にさせてはならない。全国の基地で日米一体化が急速に進んでいる。さらに他の国々との共同訓練にも断固として反対する。戦争で儲けるのは巨大な軍需産業だ。
 武器で平和は作れない。基地は必ず狙われる。戦争ではなく地球全体の命を救う以外に道はない。
2023年9月16日       
       バスストップから基地ストップの会と参加者一同

コメント
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