バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2020年9月定例申し入れ行動

2020-09-20 | 日記
まだコロナ禍の不安が残る中、今月もデモなしの申し入れ行動のみとなりました。
彼岸に入ってだいぶ涼しくなった街中をバナーやプラカードを持ちながら三々五々歩いてゲート前に着くと、先に到着した仲間たちと合流。申入書を読み上げ手渡した後はその場で簡単な打ち合わせ2件。来月末から予定されている「辺野古・大浦湾 命を守る写真展」(下にチラシあり)の報告と、今行われている辺野古新基地建設工事の設計変更に対して沖縄県への意見書提出の件について確認しました。なぜかこの日は警備の機動隊員もいなくて、マスク越しながらの短い時間でもいろいろ話し合う場がもてました。
来月からは元の時間に戻して、申し入れ行動はキャンプ座間正門前で3時半から行います。時間に気をつけてお集まりください。
またお近くの方は10月30日から11月1日まで行われる「辺野古・大浦湾 命を守る写真展」にも足を運んでいただけるようお願いいたします。 

         



                  申 し 入 れ 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官   ビエット・ルオン少将様
陸上総隊日米共同部長                 斉藤 兼一様
座間駐屯地司令                    小野 一也様
            
私たちは、座間市、相模原市とその周辺の市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して、2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。
コロナウイルスの感染拡大の影響で,今年4月からはデモを中止し、5月から申し入れ書のみ届ける行動を続けています。市民が自らの生活を制限し、家で過ごすことが多くなった中でも、多くの戦闘機、ヘリコプターは厚木基地を自由に離発着していました。
日本では、今年の夏は、7月いっぱい梅雨が続き、8月になると猛暑でした。海水温が上昇し、マスコミも、「異常気象」という言葉を使わないくらい、豪雨、大型台風が頻発しています。ずいぶん前から、地球規模の環境悪化に対する警鐘は鳴らされ続けています。
コロナウイルスの影響は、戦争から逃れ難民として暮らしている方々、十分な距離を保って暮らしたくてもそれがかなわない住環境にいる方々、社会的に弱い立場にいる人たちに、大きく出ています。そして、今回のコロナウイルスのような、全世界的に流行する感染症は、これからも、起こりうると言われています。そのような中、台風の影響で一時中断されていましたが、辺野古の埋め立て工事は続けられています。
今、私たちは何をすべきなのでしょうか? 一人一人の命を守るために、なにをすべきでしょうか? 新基地を建設したり、軍備を拡充したりすることではなく、ともに協力し知恵を絞って、ウイルスに効くワクチンや治療薬の開発や、また、弱く困窮している人々への支援ではないでしょうか。共に生きるにはどうしたらよいかを、一緒に知恵を絞り考える。その先に、平和の実現があるのではないでしょうか。
戦争や武力、武器は、生命や環境を守ることはできないと考えます。私たちは、この街を、少しでも平和な街に近づけて、次の世代に渡したいと願っています。いつか、基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2020年9月19日           
                 バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同 

コメント
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