バスストップから基地ストップの会  

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2024年2月定例申し入れ行動

2024-03-11 | 日記
 2月17日の第三土曜日は、バスストップから基地ストップの会の定例の申し入れ。参加者13人でした。
今日は三線に合わせてゲート前で歌えば、厳しい状況下でも、しばしこころなごむひと時が流れました。
3時の相武台前駅集合時、茅ヶ崎から来られた方が、近くまで来たからとよってくださったのに、バタバタして申し入れ書のコピーもエプロン通信92号も渡しそこない、失礼しました。
毎週水曜日2時から3時過ぎまで座り込みもしています。(冬季時間 )
帰り道の座間消防署では、火災や災害に備え、消防士の皆さんがキビキビと訓練に励んでいました。




申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令官   デイブ・ウオーマック少将 様
陸上総隊 日米共同部長           弥頭 親善 様
座間駐屯地司令・第4施設群長        本多 健二 様

元日に起きた能登半島地震も一月半ばを過ぎても、一向に現地の人々の生活は放置されたままです。
一方で国際社会は戦禍のニュースばかりが目につき、2024年も閉塞感強の強い世相が日本にも漂っています。
1月28日、ヨルダン付近の対イラク・シリア国境地帯の米軍基地で起きたドローン攻撃では米兵3人が死亡し、2月2日にはその報復攻撃でシリアとイラクで合計39人の死者を出しています。米軍はイラン国内までの空爆はやってはいませんがイスラエル軍によるミサイル攻撃でイランの精鋭部隊、革命防衛隊の軍事顧問がイスラエル軍のミサイル攻撃によって死亡するなど、軍事的緊張は高まったままです。アメリカが親イスラエル政策を採り続ける限り中東の平和は遠のいていきます。アメリカはイスラエルをサポートせずに速やかにガザ地区で行っている、非人道的な攻撃を止めさせて下さい。

日米地位協定すら守らないのか
 2021年5月29日、アメリカ海軍所属のリッジ・アルコニス受刑者が運転する車が、蕎麦店の駐車場に突っ込み2人が死亡、1人が怪我を負いました。富士山登山後に高山病を発症したと主張していますが、登山中ならいざ知らず下山後なので信憑性が疑われます。日本では居眠り運転と判断され2022年7月に禁固3年が確定しました。
 日本では2019年4月に2人死亡させた高齢ドライバーが禁固5年の実刑を受けましたがそれでも刑が軽過ぎると厳罰を求める声が多く出ました。交通事故の量刑は個別案件ですがきちんと刑期を務め上げるしか罪は償えません。
ところがリッジ・アルコニス受刑者の刑期は、半分しか経っていない2023年12月にアメリカへ移送され2024年1月12日に釈放されました。日本国内で米兵が罪を犯した場合は日本の法律で裁かれるという日米地位協定の取り決めすら守らず、まるで不当逮捕のように報じたCNNのメディアもありました。
 自国の兵士が殺されたら報復だと大騒ぎするのに駐屯先の国民の生命は軽視しているように映ります。
 日本はアメリカの属国なのでしょうか?リッジ・アルコニス受刑者を日本に連れ戻して刑期を全うさせて下さい。

南アフリカによるイスラエルに対するジェノサイド訴訟
 1月26日、ハーグの国際司法裁判所(ICJ)のドノヒュー裁判長は26日、「ガザ地区の人道状況は破滅的であり、当裁判所が終局判決を下す前に一層悪化する深刻なリスクがある」との認識を示しました。ICJの判断は法的拘束力があり上訴不可能ですが、履行を強制する手段はありません。それでもイスラエルの蛮行が国際社会で糾弾されている事は覆りません。南アフリカは1994年、ネルソン・マンデラ大統領が、アパルトヘイト政策終結の際に「パレスチナが解放されなければアパルトヘイト終結は無意味」との声明をしてパレスチナ支持を表していました。それから30年経っても変わらない姿勢に共感します。

どれだけ圧倒的な暴力で支配しようとしても人々の心まで支配する事は出来ません。
中東で悪の枢軸は誰なのか。今後とも追及していきます。

2024年2月17日           バスストップから基地ストップの会と参加者一同

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