バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2019年4月定例デモと申し入れ書

2019-04-22 | 日記

 4月20日はバスストップから基地ストップの会の定例デモ。2006年4月から始めて、ちょうど14年目にはいりました。小さいけれどもコツコツと、米軍基地と自衛隊の基地である座間キャンプに異議申し立て続けてきました。この14年の間には、私たちの望む平和な街に近づくどころか戦争する国に向けてこの国を変えようとする安倍長期政権のもくろむ日米の基地の機能強化が進められてきていますが、私たちも沖縄県民の新基地建設を止める闘いをはじめ、全国からのさらには地球規模での米軍基地に反対する闘いと連帯することを学んできました。
「基地はどこにもいらない!」と高らかに叫び決してあきらめない沖縄県民の心とともに、座間でもがんばっています。
春爛漫の住宅地を歩いて目の保養もしながらの、総勢15名のデモ行進でした。

           
       


            申 し 入 れ 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官      ビエット・ルオン少将 様
陸上総隊司令部日米共同部長                 野村 悟       様
座間駐屯地司令                       尼子 将之      様

東京の声だけ聞くのですか?
羽田空港の新ルートで影響の出る渋谷区と品川区が全会一致で反対の決議。元をただせば米軍基地による制空権統制の影響ですが一言もニュースでは出ません。政府は沖縄の民意は無視しますが渋谷区・品川区の意向は尊重するようです。東京の声は聞いても沖縄の声は聞かない日本政府はどこの国の政府でしょうか?
沖縄戦が行われてから74年。いつまで沖縄に基地を押し付け続ける気でしょう。基地があって嫌なのはどこの地域でも一緒です。
東村高江 米軍が抗議テントなど撤去
 4月4日に高江の抗議テントが米軍によって撤去されました。日米地位協定に基いてとの事ですがそもそも高江にヘリパッド建設をする事自体の信を問うていません。日米の政府間で勝手に推し進めていますがその協議の中には国民の意思は考慮されていません。戦争のための設備を作る事は戦争を賛同するのと一緒です。戦争に反対する人の気持ちを踏みにじったのが今回の米軍による抗議テントの撤去です。暴力的に撤去する事で高江のヘリパッド建設反対の声を無くそうとしても無駄です。抗議の意思を消す事は出来ません。
沖縄において「銃剣とブルドーザー」で蹂躙してきた歴史をお忘れですか?私たちは覚えています。ヘリパッドなど無用の長物です。建設を中止して下さい。併せて辺野古の海を埋め立てて基地を建設しようとする愚行も止めて下さい。あそこに基地を作る必要性は無く無駄な税金を投入してコンクリートで埋め立て貴重な海洋資源も破壊する事になります。
天皇代替わりなど誰も祝いません
 5月1日に年号が平成から令和になるようです。昭和天皇は大日本帝国憲法第4条に「国の元首にして、統治権を総攬(そうらん)する」と明記してある時代に戦争の最高責任者として君臨しました。東京裁判では何故か戦争責任の追及をまぬがれましたが旧憲法下での戦争責任がありました。その子供の平成天皇は日本国憲法1条で「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、日本国民の至高の総意に基く。」と規定されています。俗に言う「象徴天皇」です。ところが象徴と言いながら昭和から平成への代替わりの際にはどうだったのか?
昭和の最後には自粛の強要を行いました。平成の最後には祝賀のでっち上げを行ってます。
何故そのように言い切るのかというとそこに国民の意思が無いからです。戦争を反対して健やかに生活したいという国民の意思など無視して軍事拡張にいそしむ安倍政権。平成と言う時代を振り返るなら軍隊の存在がより鮮明になった時代として記憶します。それは国民にとって戦争という悪夢がよみがえる悪い事象です。
 天皇制も軍隊も要りません。国民主権を遵守して世界の国々と平和に外交していけば済む話です。

2019年4月20日     バスストップから基地ストップの会と参加者一同



     
コメント
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