バスストップから基地ストップの会  

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22年9月定例申し入れ行動

2022-09-22 | 日記
 9月17日(土)3時半、座間キャンプ司令部への定例の申し入れ行動。大型台風が近づいて蒸し暑さも頂点に達する中、7人が参加。
 朝早くから、県外での自衛隊の訓練の監視行動に行ってきた人や、午前中の国葬反対行動に参加してきた人、市の人権啓発(LGBT)講座「100人いれば100とおりの性〜あなたの性は何色ですか?〜」(講師 平良愛香さん)に参加してきた人などで、命の大切さを訴えました。
 人の命、地球上の命が大事にされない政治は、誤りです。
 私たちは、命が一番大事にされる世界を作り出すことを、決して決してあきらめることはありません。

    


申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官   ジョエル・B・ヴァウル少将 様
陸上総隊日米共同部長               豊田 龍二 様
座間駐屯地司令・第4施設群長            本田 健二 様

 キャンプ座間は日本の敗戦により1945年9月2日に接収されその後77年間も米軍が居座り続け、現在は在日米軍司令部・米陸軍第1軍団司令部となっています。2007年12月には座間市との覚書にも違反して、陸上自衛隊中央即応集団司令部が朝霞駐屯地から移転し、陸上総隊司令部創設による再移転後は施設群とキャンプ座間を共同使用しています。(注)キャンプ座間は日本の米軍全体の司令部機能と情報収集なども担当するという重要な拠点として存在し、万が一の事態になると敵からの第一目標となりえ、世界の状況をみると危険は増し恐怖さえ感じます。
 私たちは2005年米軍再編に抗議し毎週水曜日の座り込みを始めて、もうすぐ17年がたとうとしています。米軍は朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争で出撃基地として日本の基地を使用してきました。自衛隊は「台湾有事」を名目として宮古島や石垣島で「ミサイル防衛」と云って各地の反対の声を押し切って、基地の造成を拡大させています。危険なオスプレイを多数、常駐させ全く見込みのない普天間基地の返還を口実とし、辺野古新基地建設を強行しようとしています。冷静にみて、住民を盾にして、ミサイルを「発射」してどんな「敵」と戦うというのでしょうか。
 隣接する綾瀬市、大和市にある厚木基地での連日の爆音被害も甚大です。自衛隊のP1やP3Cの訓練基地となっている現在は、岩国への艦載機移転後も市民生活には大きな被害が出ています。そして座間でも沖縄同様、キャスナー飛行場での消火訓練の結果とみられる化学物質(PFOS)による水質汚染が起こっています。このことで座間市の第三取水場は現在取水が中止されています。重大な危険を、米軍は調査しようともしていません。強く抗議したいと思います。
 米軍はただちに本国に帰り、自衛隊は災害救助隊となって軍事使用をやめて下さい。キャンプ座間は広大な市民のための公園としたいと思います。

2022年9月17日  
      バスストップから基地ストップの会 申入れ行動参加者一同
 

文中の(注)についての補足
陸上自衛隊中央即応集団は2018年3月陸上自衛隊内に創設された陸上総隊(編成地朝霞)へ移行。座間駐屯地には第4施設群本部がおかれる。一方座間キャンプは在日米軍の中枢部としてますます重要となっている。


      沖縄に咲くハイビスカス

コメント
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