バスストップから基地ストップの会  

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2024年3月定例申し入れ行動

2024-03-21 | 日記
3月16日、11名でキャンプ座間への申し入れ行動を行いました。
パレスチナでもウクライナでも戦闘中止への動きは見えず、毎日多くの人々の命が失われていきます。
二つの戦争に絶大な影響力を持つ米国政府と米軍に、私たちは強く訴えます。
私たちは小さな小さなグループですが、世界各地で思いを同じにする人たちはけっして少なくはありません。これからも声をあげて、訴え続けます。
殺すな!殺すな!ジェノサイドをやめろ。

 

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申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令官  デイブ・ウオーマック少将 様
陸上総隊 日米共同部長          弥頭 親善 様
座間駐屯地司令・第4施設群長       本多 健二 様

 昨年11月29日に屋久島沖で、米空軍横田基地のCV22オスプレイが墜落し乗員8人が全員死亡してから3ヶ月余り。部品の不具合が原因と言いながら、詳細な説明もなく、欠陥機の飛行再開を強行した米軍と日本政府に、ただちに飛行を止めるよう要求します。また我が国の武器輸出の解禁を認めるわけにはいきません。
 2024年の始まりは石川県を襲った能登半島大地震でした。被災地救援に行かれた自衛隊員の方、本当にお疲れ様です。大地動乱の時代の今、今回の地震では一瞬で4メートルも海岸が持ち上がったのです。日本アルプスの隆起など地球の歴史の中で、今回の地震が特別のものではないと知るべきです。今回は稼働中の原発の直下で起きなかっただけで、次の地震が、原発直下で起きるかもしれません。首都圏の直近の東海第2の老朽原発再稼働などしたら、次の地震で首都圏にどんな悲惨な被害をもたらすかと考えるだけでも怖いことです。
 77年前米国が広島、長崎に原爆を落とし、21万4千人の市民を町ごと殺し、生き残った市民に塗炭の苦しみを与え続け、また戦争のための軍拡競争の核実験でどれだけ多くの人々が被爆させられたでしょう。
 36年前にはチェルノブイリ事故、そして東電福島原発事故から13年目の今、この国も、東電も責任を取らないまま被害者は苦しみの中に闘っています。人間と共存できない恐ろしい核を生み出したのも戦争に勝つためと言う目的で、米国が多額の国家予算を使って開発し、それをこの国に使ったのです。
ウクライナ戦争は、テレビやメディアで連日映されていますが、米国は、南米やベトナム、イラン、イラク、アフガニスタンその他、メディアで取り上げることの少なかった戦争を世界各地でずっと続けてきました。今、イスラエルによるガザ市民へのジェノサイドが止められません。背景に米国の力や武器の供与があります。
 1945年の敗戦以降、曲がりなりにも戦争放棄の憲法を持つ国として来たが、安倍政権時の、安保法制の強行採決後、岸田政権でなりふり構わず、侵略できる国、軍事さらに「台湾有事」を煽り、安保3文書にもとづく大軍拡予算が組まれ、戦争国家に突き進んでいます。
 悲惨な沖縄戦を体験して二度と戦場にするなという県民の民意を踏みにじって琉球弧の島々を軍事化し、ミサイル基地、弾薬庫を作り、米国やその他の国々と同盟関係を強化し、海兵隊を改編し、住民を避難させる方法など全く考えない棄民政策。これは都市に供給する電力を地方の海岸沿いに原発を林立させ、東日本大震災による地震と津波で原発が壊れて大惨事になっても、住民を救わないで被害をごまかすやり方と全く同じです。
 今、県民の反対を押しつぶし、命の海に底なしの税金をつぎ込んで、軟弱地盤の大浦湾側に、決して完成できない辺野古新基地の工事を進めるこの国。大浦湾の海底の活断層がいつ動き出すか誰に予測できますか。
 この国の腐敗した政権与党の政治家と官僚達は、長年にわたって、金と権力と言う魔物に取りつかれ、魂を失った人たちだ。米国の大統領選でも、選ぶ人がいないと多くの人々が苦しんでいるそうだ。誤った指導者から政治を取り戻し、核と戦争のない世界へと変えるには、殺すな!今すぐ殺戮をやめろと、声をあげるしかない。沖縄の「命どぅ宝」こそ大切な言葉。私たちは諦めません。

2024年3月16日      バスストップから基地ストップの会と参加者一同


富士と桜は 軍隊ではなく平和な暮らしの象徴として眺めていたい
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