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バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2022年4月定例申し入れ行動

2022-04-19 | 日記
 4月17日はバスストップから基地ストップの会から座間キャンプへの定例申し入れ行動日。
 定時の3時半に申し入れ書を受け取りに来たのは、米軍の日本人従業員だけ。13日(水)の座り込みの際にゲート番の日本人従業員に伝え、自衛隊にも伝えますと言われたのに自衛隊員が15分も遅れた。市民との約束に遅れるのはいかにもないがしろにされているようで、腹立たしい。最近にないことである。
 申し入れ書を読み上げている間にも自衛隊の車両が帰ってきたり、まさにゲートの真上をオスプレイが飛ぶなど明らかに基地の機能強化を感じないではいられない。日々テレビに映し出される、ウクライナへの爆撃と市民の虐殺に対しても、「殺すな!」「武器で平和はつくれない!」と訴えて行動したい。
 申し入れのあと仲間から座間市の水道について以下の報告があった。地元の地下水を主体に水道事業を実施している座間市では水がおいしい。ところがこの水源1カ所で、沖縄でも問題になっている国の暫定目標値を超える有害な有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」が検出され、昨年11月から取水を一部停止しているという。さらに日米合同訓練の隠された拡大などの問題もゲート前で訴えられた。
    
    


申 し 入 れ 書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 ジョエル・B・ヴァウル准将 様
陸上総隊日米共同部長               豊田 龍二 様
座間駐屯地司令・第四施設群長           小野 一也 様

私たちは、座間市、相模原市とその周辺に住む市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して,2005年11月末より自主的に、主体的に、毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、2006年4月から毎月第3土曜日にはデモを行い、申し入れを続けてきました。コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年4月からはデモを中止し、5月から申し入れ書のみ届ける行動を続けています。
ロシアのウクライナ侵攻は2/24に始まり,今もウクライナでの戦闘は続いています。ウクライナでは多くの市民が傷つき,亡くなり,街は破壊され,原子力設備も攻撃されたと聞き,多くの方が避難しています。
第2次大戦のときに,日本は天皇制の下に戦争を行い,その結果沖縄では地上戦が行われ,日本だけでなく,いろいろな国に多くの犠牲者が出ました。日本はいまだ,十分な謝罪や補償を行えているとは言えません。今も多くの基地が,狭い沖縄に集中し,神奈川県は第2の基地県と言われています。
戦争は,軍事設備のみを攻撃目標とするといっても,多くの市民が巻き添えになります。また,市民だけでなく戦争に参加した兵士も,のちに精神を病むことが多いのはよく知られています。そして,戦争は一番の自然破壊です。今は温暖化を止めることが重要な課題です。今すぐ,戦闘行為をやめ,対話による解決を求めるべきであると考えます。
また,欧米諸国による,武器の供与,日本も含む経済制裁,日米合同軍事演習などの軍事力強化は,戦争を止めるのではなく,圧力をかけ,戦争を激化させます。これらの圧力をかけることもやめてください。
そして,なにより,ロシアとウクライナとの対等な立場での,対話による解決を求めます。忍耐と関心をもってそれぞれの主張を聞き,謙虚に対話し,自分の立場を相対化し,合意と一致を目指すことが大切だと思います。
国同士の話し合いは,一般の議論とレベルが違うかもしれません。しかし,戦争によって傷つくのは一番弱い立場にいる人です。犠牲となる人を減らすために,今すぐ戦闘をやめて,お互いの主張を聞き,互いに信頼し,具体的な事柄について,1つずつ,時間をかけて,丁寧に,合意点を探っていく努力することを求めます。
まず大切なのは、一人一人の命だと思います。新基地を建設したり、軍備を拡充したりするために財源を使うのではなく、共に生きるにはどうしたらよいかを考え、実現していくことだと思います。平和を作り出すにはどうしたらよいか一緒に考えましょう。戦争や武力、武器は、生命や環境を守ることはできないと考えます。私たちは、この街を、少しでも平和な街に近づけて、次の世代に渡したいと願っています。いつか、基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和を強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。米軍再編に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。
2022年4月16日          
             バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同

    

2022年3月定例申し入れ行動

2022-03-21 | 日記
 3月19日(土)3時半、バスストップから基地ストップの会より座間キャンプへの定例申し入れ行動。参加者9名。
 先月の申し入れから1ヶ月の間に、ロシアがウクライナへの侵略という、暴挙に踏み込み、悲惨な戦争が、始まってしまった。
 日々日本のテレビに映し出されるウクライナの惨状。一刻も早く戦争やめて!の訴えが大きくなる一方で、岸田自公政権は、プーチン憎しのマスコミを使って、この国の軍事化に弾みをつけたかのように軍備に突き進んでいる。安倍晋三の核のシェアまで露骨に出してきている。
 私達が望むことは、「軍事力、武器で平和は作れない」ということです。
 「憲法9条を盾に平和を訴える!」友人のことばです。ストップの会の仲間が発行している「エプロン通信」87号に載った友人の言葉で締めくくります。

「世界中がロシア(プーチン)のウクライナ侵攻に抗議の意を示しているこの時こそ、日本は『憲法9条』を盾に平和を訴えるべきだと思います。私達の勝利は世界中の国が武器を捨てた時です」




申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 ジョエル・B・ヴァウル准将 様
陸上総隊日米共同部長 豊田 龍二 様
座間駐屯地司令・第4施設群長 小野 一也 様

 ロシアによるウクライナへの侵攻は、あまりにも衝撃的な事でした。日々の映像を目の当たりにしながら、今の自分に何が出来るか考えました。ウクライナ国旗を作り、ウクライナの暖かい民話“てぶくろ”を表現したいと思いました。おじいさんの落とした片方の手袋を見つけた、ネズミ、ウサギ、キツネ、オオカミ、イノシシ、クマさんまでが、おしくらまんじゅうをしながら、手袋の中であったまったお話です。そんな素朴なお話の生まれたウクライナを悲しい目に合わせたくありません。一つの地球を誰が一番と奪い合うのではなく、たった一つの地球を皆で守りたいとおもうのです。
 座間、相模原、大和など厚木基地の近隣に住む者は、日々戦争訓練にさらされています。これが訓練でなく本物であったらと思うと恐怖がつのります。
 爆音裁判を起こした事で、岩国や硫黄島へ移転した部分がありますが、基地が増えただけで今迄より危険な訓練が増えています。米軍の言いなりの政府は、硫黄島は遠すぎ不便との事で、馬毛島に目を付けました。無人島である馬毛島は、かつて生活をした人達の故郷であり、馬毛鹿や動植物の宝庫でもあります。世界遺産としても大事な地域で、新基地建設は望まれません。
 しかし、国の思惑は他にありました。
 国は外交でまだ間に合うはずの対話をせず、「台湾有事」を想定した軍事対応をして、数々の琉球弧の島々をねらい、どんどん軍事基地化しつつあります。沖縄辺野古では何年にも渡り、アメとムチの政策を強行しています。地元の意見がどんなに堅かろうとも日本政府の思うままなのです。日本の憲法が守られていないのが、実情です。
 米軍に物が言えないのは、独立国として恥じだと思います。大国が小国にこびる思いやり予算ほど、恥ずかしい物はありません。
 くり返します。一つの地球を奪い合うのではなく、一つの地球を守ろうではありませんか!

 2022年3月19日(土)  バスストップから基地ストップの会参加者一同



2022年2月定例申し入れ行動

2022-02-20 | 日記
2月19日(土曜日)、バスストップから基地ストップの会から座間キャンプに向けての、月一回の申し入れ行動。新しい参加者も加わり、9名の元気なもと若者たちが集合。
 他所の世直し行動に参加したり、事情で来れない忙しい彼らの思いも背中にしょって、基地がなくなるまで諦めない私達。コロナ前は、座間駅から座間キャンプ、相武台駅までハードなロングand ワインディングロードをデモしたが、今は相武台前駅南口バス4番乗り場付近に3時集合、歩道をバナーやプラカをもって静かにピースウオーク。足腰不調の方は2時55分発のバスもあります。思い立ったら気軽に参加してくだされば大歓迎です。
   
    


申し入れ書


在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 
                 ジョエル・B・ヴァウル准将 様
陸上総隊日米共同部長       豊田 龍二 様
座間駐屯地司令・第4施設群長    小野 一也 様

今年2022年の1月7日、日米の外交防衛担当閣僚による「日米安全保障協議委員会」(2+2)が開かれ、その共同発表で「台湾海峡の平和と安定の重要性」等に言及、日米の「共同作戦計画」を想定し、「南西諸島を含めた地域における自衛隊の態勢強化を含め、日米の施設の共同使用を増加させる」というものである。安倍政権下で南西諸島における自衛隊増強が進められ、昨年11月、岸田政権下でも、反対する住民を排除してミサイルを含む弾薬が宮古に強行搬入された。

 この自公政権は、護衛艦の空母化、自衛隊版海兵隊水陸機動団、オスプレイ配備と、多額な予算を使って自衛隊配備強化を九州にも広げている。

 過去の戦争への反省から生まれた現在の憲法下にもかかわらず、2月17日の新聞紙上には、岸信夫(諸外国では極右と言われる安倍晋三の弟)防衛大臣が16日の衆院予算委員会で、検討中の敵基地攻撃能力を巡り、相手国領空で爆撃も排除せずと明言したと報じられたことは看過できません。防衛力強化を加速する岸田自公政権の防衛費の予算は、約7700億円の補正予算と合わせると、過去最大の6兆1744億円となっている。

 今、マスコミは新型コロナウィルス第6波の蔓延と北京オリンピックに独占されているが、岸田自公政権は、市民の命より経済優先の棄民政策で、市民は先の見えない不安の中に投げ出され、生活と生命を脅かされている。本土の市民の目を覆い隠すマスコミ操作の中で、急激に進められている沖縄琉球弧の島々の自衛隊配備、ミサイル基地建設と辺野古新基地建設を止めて下さい。

住民の暮らす島を、戦場に絶対してはなりません。

 今回の第6波オミクロン株のクラスター発生は、米軍基地から検疫なしでフリーに入国してきた米軍兵士や関係者から大規模感染が進み、日米地位協定のあまりに不平等な実態と、伝染病は軍隊が蔓延させるという過去の歴史がくりかえされたことを、私達はまのあたりにしました。何度でも言います。

 日本を「戦争のできる国」にするために沖縄を利用するのはやめて下さい。

 宮古島を始め、沖縄・南西諸島の島々のミサイル配備を今すぐやめて下さい。

 自衛隊・米軍の軍事一体化に反対します。米国は、自国に都合のよい自公政権を利用し、住民の人権、生存権を奪う、日米地位協定を撤廃して下さい。

 防衛省は、辺野古埋め立て工事の変更を不承認とした玉城県知事の決定に従い、工事を直ちにやめて下さい。

2022年2月19日

バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同


  1月29日 「不承認支持!工事を止めろ!1・29新宿デモ」の様子
  辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏キャンペーンのブログより転載

2022年1月定例申し入れ行動

2022-01-16 | 日記
 1月15日土曜日は今年最初の「バスストップから基地ストップの会」から座間キャンプへの申し入れ行動でした。
 米軍関係者内での新型コロナ感染者が、沖縄はじめ国内の各基地でも増大し5000人超えという事態です。神奈川県内も横須賀基地で238、厚木基地で182と発表されています(1/15朝刊)。座間キャンプも12日までに68人の感染があり、座間・相模原の市長からも日本人従業員を含む感染防止策の強化を申し入れました。休戦中の在韓米軍でさえ一般の海外入国者と同じ検査や管理が求められているのに、日本政府は全く及び腰の態度です。日米地位協定の不平等さがこれほどはっきり示されているのに、このごにおよんでさえ見直しを求めない岸田政権のアメリカ隷従ぶりに怒り心頭です。
10人の参加者で、元気に申し入れを行いました。
申し入れの中での、米兵・自衛隊員・基地従業員への心からの呼びかけが、受け取る人の心にひびきますように。


 



申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 ジョエル・B・ヴァウル推将 様

陸上総隊日米共同部長 豊田 龍二 様

座間駐屯地司令・第4施設群長 小野 一也 様



12月24日の新聞を見て驚きました。共同通信配信の記事で、「台湾有事で共同作戦計画-南西諸島米軍臨時拠点に」という見出しが躍っていました。

「(米軍臨時拠点には)陸自がミサイル部隊を配備している奄美大島、宮古島や配備予定の石垣島も含まれる。米軍は中台紛争への軍事介入を視野に、対艦攻撃ができる海兵隊の高機動ロケット砲システム「ハイマース」を拠点に配置、自衛隊に輸送や弾薬の提供、燃料補給など後方支援を担わせ、空母が展開できるよう中国艦艇の排除に当たる」とありました。これを「遠征前方基地作戦(EABO)」と呼ぶそうです。

これは米海兵隊の新たな作戦構想で、「敵の長距離精密兵器の射程内において統合された海軍部隊の一部を形成する。これにより敵軍が対処しなければならない多くの分散した標的を作り出し、敵軍に多軸の脅威を生み出す」(海上自衛隊)と整理されています。しかし、ここでいう「分散した標的」とは、多くの人々が住んでいる琉球弧-南西諸島の島々なのです。こんな戦略が採用されれば、島民は否応なく戦争に巻き込まれることになります。

米陸軍も2021年3月に発表した参謀総長文書「マルチドメイン変革」において、「敵対者の接近阻止・領域拒否の階層内で機動可能な部隊を提供する」と明記しています。わかりやすく言えば、中国軍の陸海空軍とミサイル部隊、サイバー部隊の攻撃をかいくぐって部隊を前進させるということです。

アメリカ陸軍の兵士のみなさん、陸上自衛隊のみなさん、そして、基地で働くすべてのみなさん、私たちは、いま重要な岐路に立たされています。みなさんの、命にかかわることです。昨年秋、日米英豪などの空母・イージス艦等による挑発的な軍事演習が繰り返され、中国・ロシアも対抗措置をとり始めました。このままいけば緊張は高まるばかりです。

 防衛省は昨年12月、2022年度の防衛予算案を決定しました。約7700億円の補正予算と合わせると6兆1744億円という過去最高の予算です。

 その中で、鹿児島県の馬毛島に滑走路と桟橋を作り、米空母艦載機のFCLP(陸上空母離発着訓練)とステルス戦闘機F-35Bの年間100日に及ぶ訓練などを行うため、3183億円という巨費を投じようとしています。陸上自衛隊の予算には、12(ひとに)式地対艦誘導弾能力向上型の開発費393億円が計上されました。地対艦誘導弾とは、地上から海上にいる艦艇を攻撃するミサイルのことです。「能力向上」とは、現在約120キロメートルの射程を、1000キロメートルに延ばそうとするものです。これが実現すると、台湾海峡と中国浙江省にある中国東海艦隊の基地、そして上海までもが射程圏内に入ります。このまま行くと自衛隊は「敵基地攻撃能力」をもつことになります。一方で、ハラスメント防止施策の推進には、わずか2000万円の予算しか、付いていません。これでは自衛隊内の人権侵害事件はなくなりません。

年が明けて1月6日には「日豪円滑化協定」が締結されました。昨年1月から座間駐屯地にはオーストラリア軍の連絡将校が配属されていますが、今度は「協力活動」の名目で、武器・弾薬の日本国内への搬入を認め、長期駐留を認める内容です。軍事協力強化へ流れが加速しています。

玉城・沖縄県知事は1月7日、「沖縄が攻撃目標となるような事態は絶対にあってはならない」として自衛隊施設の日米共同使用に反対を表明しました。私たちもこうした動きに反対します。私たちは「いまこそ、平和外交を」の声をあげ続けます。

2022年1月15日 バスストップから基地ストップの会と申入れ行動参加者一同


2021年12月定例申し入れ行動

2021-12-21 | 日記
 12月18日(土)、2021年最後の申し入れ行動を行いました。
毎週水曜の座り込みを始めたのが2005年11月、その翌年4月から始まった申し入れ行動も15年が過ぎました。最初の4人のうちのふたりもずっと参加しています。こんなに続いたのはみんなの「基地はいらない」という思いが強いから。私たちの思いとは裏腹に米軍基地も自衛隊の基地も存在し続け、拡張が続いています。悔しいけれど、声さえ上げられなくなったらどんな社会になっていくかは日本が歩んできた道を振り返れば明らかです。もう二度とあの道を歩まないためにも、来年も声をあげ続けます。
一緒に声をあげたい方、ぜひ行動にご参加ください。
  水曜行動    毎週水曜日14時~15時30分 「キャンプ座間バス停」前にて
          小田急線相武台前駅から約2km  バスの便数が少ない
  申し入れ行動  毎月第3土曜日
          15時小田急線相武台前駅北口バス停(階段を下りて直進すぐ)
          またはキャンプ座間正門前に15時半




申し入れ書

在日米陸軍司令官.米陸軍第一軍団司令部司令官    ジョエル・B・ヴァウル准将 様
陸上総隊日米共同部長                 垂水 達雄 様
座間駐屯地司令.第4施設群長            小野 一也 様
 
玉城沖縄県知事は辺野古埋め立て工事に対し、地盤の安定性に関わる最も重要な地点においての調査がない点や災害防止策の検討不足、絶滅危惧種のジュゴンへの影響が適切に予測されていないことなどを理由に、埋め立て工事の変更を不承認としました。私たちはこれを強く支持します。国は直ちに工事全体を中止するよう求めます。大浦湾の海底地盤には水深90mに及ぶ深い谷があり、そこに堆積した砂と粘土のやわらかな地層は多くの海の生物のゆりかごとなっています。この海底に杭を打ち込み美しい海と多くの税金を失おうとしている、しかもこの工事の技術はまだ日本にないのです。いったい誰のため、なんのために行われる工事なのでしょうか?国や司法は問題の本質をしっかり見て判断してください。
1月に就任したバイデン米大統領は他国との「協調」による政策の推進を打ち出す一方、中国・ロシアを名指しで排除する立場を明らかにしました。米軍とイギリス・オーストラリア・フランス・インド・日本らも参加する合同訓練が海上や陸上で繰り返され、日本国内の米軍基地や自衛隊基地もその訓練場となっています。私たち市民が気づかないうちに、着実に戦争準備は進められているのです。自衛隊の方々は「国を守るための訓練」と言われるでしょうが、軍備拡張の先に待ち受けているのは本物の戦争であり、がれきの山と多くの死傷者であることはこれまでの歴史を見れば明らかです。
奄美・沖縄本島・宮古・石垣へのミサイル部隊の配備をやめてください。
これ以上住民の不安を増やさないでください。
先月と同じ言葉を、今月も繰り返します。

日本を「戦争できる国」にしないでください。
日本を「戦争できる国」にするために沖縄を利用するのはやめてください。自衛隊・米軍共同の日本の軍事化に私たちは反対します。
宮古島をはじめ、沖縄の島々のミサイル配備をいますぐやめてください。
私たちは、「基地のあるところに戦争がやって来る」という先人の言葉に立って、基地のない島、基地のない日本を目指していきます。

2021年12月18日
           バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者一同




 座り込み行動の一日 
 玉城知事の辺野古埋め立て工事不承認を支持するオール沖縄会議の呼びかけに連帯して「不承認」のボードを掲げる