今週は授業で
A区で長い間ケースワーカーをされているBさん(私の高校の先輩)に
セーフティーネット(主に生活保護)のお話を伺いました。
学生たちは母国のセーフティーネットと日本の状況を調べて、比較し、
とてもいい刺激になったと思います。
実はもっと長くBさんのお話を聞きたかったと、たくさんの感想をもらいました。
ところで、セーフティーネットのサポートを受けるところまではいかなくても
ある語学の先生たちは、けっこうぎりぎりの生活を送っています。
英語の翻訳、日本語教師などは代表的な低賃金の仕事と言えるかもしれません。
友人は時給は4000円ですが、授業は週に6コマ=24000円
24000円×4週は96000円。
子どもを保育園に入れている保育料が5万円近く。
夏休み、春休みはほとんど収入なしで、苦しい生活が続いています。
結局、空いている時間は近くのコンビニでアルバイト、、、。
ということになります。
激戦の英語の翻訳。翻訳者の数が多過ぎます。
ですから、もちろん賃金は値崩れ。
A4サイズ1枚を訳しても1000円から2000円。
いつも仕事があるわけではありません。
また、私も関わっている団体のカウンセラーは年間3000人ずつ増えているのですが、
それに見合った仕事というものはほとんどありません。
カウンセラーは人の心の問題、あるいは将来の仕事について、アドバイスしたりサポートしたり。
やりがいのある仕事ですが、なかなか常勤の仕事は見つからない、、、。
時給は1200円から10000円ぐらいまで、だそうです。
やる気があって、社会も必要としているのに、、、
社会貢献できるいい仕事なのに、、、それをしていると生活できないなんて。
本当に世の中、うまくいかないものですよね。