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buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

明けましておめでとうの向こう側

2010年01月02日 | 授業
明けましておめでとうございます。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

とうとう新しい一年がやってきましたね。

毎年、新年には『今年はもっとまじめに勉強したい』とか『健康第一』とか
目標を立てるのですが、目標は目標でなかなか達成できたことがありません。
そういえば、私は小学生のとき、『将来はアフリカに行って自然保護の仕事をしたい』みたいなことを
作文に書いたようですが、、、、未だアフリカに行ったことはなく、我が家のリクガメを育てることで
その夢の代用をしています。

人生は計画通りに行かない、、、

20代のアメリカに留学したいと計画していました。
ところが、ある事情でアメリカ留学は夢のまた夢、はかなく散りました。
もし、、、なんてことはないのですが、アメリカに留学していれば、今とは違った人生や仕事の
選択があったのでしょうね~。
そして、その後はアメリカや英語とは遠く離れて、
なぜか仕事でもプライベートでも中国と深く関わることになりました。

人生には『予期せぬ出来事がいっぱい』です。

アメリカのスタンフォード大学のクルンボルツはキャリア論の中で、この『予期せぬ偶然の出来事を活かすスキル』
について述べ、「計画された偶然論理(Planned Happenstance Theory)」を主張しています。
クルンボルツは数百人のビジネスパーソンのキャリアを分析して、偶然の出来事がその人のキャリアに大きな
影響を与え、その偶然をうまく取り込み活かすことがキャリアの大きな転機になる、と考えたようです。

私は20代後半に日本語教師の道に入りました。
アメリカ人の友人にたまたま『日本語教えてくれない?』と言われたのがきっかけです。
日本語学校で仕事をしていましたが、
その後、自動車関係の会社、金融、証券などのビジネスマンに日本語を教えました。
そこから様々な関わりが生まれ、現在の仕事でも、時として彼らのサポートに頼ることがあります。
確かに
自分なりの考え方を持ち、他人のアドバイスに耳を傾けながら、挑戦していく姿勢を
持って行動するとき、いつもは気がつかない偶然の中のチャンスを取り込む、、ことができるのかもしれませんね。

クルンボルツ先生は下記のようなスキルの必要性を説いています。

好奇心、、、
好奇心は人を、学び、探求するように方向づけます。
好奇心を大切にし、何が自分の好奇心をかきたてるのか、
どんなことが自分を興奮させるのかを確認しましょう。

持続性、、、
失敗したとしても続けなさい

柔軟性、、、
ものごとを固定的に捉えず、姿勢を変えたり、状況を変えたりしなさい。

楽観性、、、
新しいチャンスは必ずやってきて、それを活かすことが出来ると考えなさい。

冒険性、、、
結果がどうなるか見通せない場合でも、行動を起こしなさい。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ヒルティ)
2010-01-02 16:11:05
あけましておめでとうございます
今年もこのブログの記事を楽しみにしています♪

予期せぬ出来事といえば、僕は学生時代は「国際的な仕事」を目指していたのですが、実際には地方公務員となり、現在は極めて「ローカルな仕事」をしています。
昨年の12月24日に永年勤続(30年)表彰をしていただきました。定年まで7年余ですが、「天職」として「ケースワーカー」の仕事を全うしたいと思っています。
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あけましておめでとうございます (buribrineko)
2010-01-04 10:35:55
ヒルティさん。
同じ職場で永年勤続30年とはすばらしいですね。私も大学時代、ケースワーカーを一時目指したことがあります。ニュースやあちこちから聞こえてくるうわさでも、ケースワーカーの働く場が大変厳しく複雑だとわかります。その仕事を『天職』と考えるヒルティさんを応援しています。
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