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buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

詰めが甘くても、、

2010年11月21日 | 本・映画・音楽・美術のページ


WOWWOWで映像化された高村薫原作の『マークスの山』
警察小説の傑作と呼ばれ、直木賞を受賞した作品です。

5回連続のドラマで、5回目の途中までは本当にドキドキの連続でした。
原作の方は、捜査を進める刑事と殺人を犯す“マークス”の二人の視点から書かれています。
その書き方が効果を上げているのでしょうか、
捜査をする側の組織的な問題、刑事の葛藤と
犯人のマークスの心の問題がぶつかり合い、読み手を追いつめていくような気がします。

ただ、ドラマの方は残念な事に終わりがあっけない、、、。
5時間枠にしてもドラマは原作とは肩を並べられなかったような気がします。

でも、名作はやはり名作です。
原作とドラマを比べるのにはお薦めの一冊です。




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写真はマークスの山ならぬ、富士山









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